即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継
お知らせ
●2019年10月27日、955日目で日本一周完結しました。
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コメントについてのおことわり

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いよいよ関門トンネルの入口が目の前です。越冬期間中、日帰りの汽車旅で下関まで足を延ばし、短時間だけ滞在したことがありました。しかしあれは特殊な例外として、本州に渡るのは去年の十月以来のことです。ただしその時は免許の更新というやむない仕事のために新幹線で東京まで往復したのです。カブで走って本州の地を踏むのは実に一昨年の十月以来、一年半振りのことになります。感慨深い旅の節目です。

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さらに淡々と移動してきました。国道199号を快走し、門司港まで来ました。残念ながら今日はじっくりと見ていく時間はありませんが、それでも門司港駅を素通りはあり得ません。先だって晴れて復原開業成ったわけですが、一つ気になることがあります。スターバックスコーヒーが中に入る一方で、あのうどん屋が姿を消したことです。手放しで絶賛するわけにはいかないようです。

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淡々と移動を続けて北九州は若松まで来ました。途中まではひたすら海沿いを走ってきました。まず博多港の工業地帯を抜けて和白から国道495号へ。福間までは流れが悪く疲れましたが、そこを我慢した甲斐あってそこから先はずっと快走路でした。中でも県道300号は交通量もなく景色も良く秀逸でした。

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さて、若松ではモスの若松店を定点観測していきます。角地に建って二面に看板を掲げたが故に奇跡的に生き残った赤看板が現存しています。極めて貴重なもので、もしかしたら今や全国にこの一枚だけの可能性も高いです。
看板だけでなく、持ち帰り用の小窓が残っていたり、商店街の他の店と共用のテントに店名が入っていたりと、古き良きモスの良さを随所に残しています。惜しむらくは今回も中で食べていくのに時間帯が噛み合わなかったことです。しかしこの店は赤看板抜きにしても大いに価値があります。いつか必ずまた再訪しましょう。

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博多港に上陸し、九州本土へ戻って来ました。右に玄界島、左に志賀島、正面に能古島、その向こうにヤフオクドーム、福岡タワーそして福岡の町並みが迫ってくるのは絶景でした。壱岐に渡る時は敢えて唐津から船に乗ったわけですが、景色の良さなら博多港の圧勝です。そして博多港を初めて利用したわけですが、間違いなく全国でも屈指の出入港の眺めがよい港の一つです。

さて、福岡に戻って来た微かな懐かしさがあります。周辺は見慣れた景色であり、市街地を抜けるまで地図なしで行けます。しかし福岡の町を振り返らず一路東へ向かいます。そして今日中に九州を出て本州に渡る予定です。
今は早く九州を出たいという心境なのです。むろん前向きな意味でです。九州北部は越冬生活の間、日帰りの活動範囲内でした。ここで密に活動しながら進むと、半年もの越冬生活を終えて移動を再開した実感が再び希薄になってしまうのです。そして福岡に戻って来たところでこの日本一周を終えるのが目標だと言いました。この辺りはまたその後で旅すればいいのです。今日はこれより真っ直ぐ東へ走り、少しでも早く関門海峡を越えます。

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博多港に午後一時半の到着となれば、船内で昼食を済ませてしまう一手です。朝に続いてこちらも昨日のうちにスーパーで半額で買っておいたもの。パンを二ついただきます。

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フェリーが芦辺港に入りました。僅か四日前の事だというのに壱岐の風景が早くも懐かしく感じられました。時刻表によれば寄港時間はたったの十分、貨物の積み下ろしは殆どないのでしょう。十五人程が下船し、その三倍くらいの人が乗船してきました。壱岐から本土へ、というのは分かるのですが、対馬から壱岐へ、それも高速船でなくフェリーで移動する人は何がその理由なのでしょうか。大型バスで両島を巡る団体旅行者くらいしか思い浮かばないのですが。「豊月」の大将の、対馬には一度も行ったことがないという印象的な一言を思い出しました。

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遅くなってしまいましたが、船内での暇に飽かして対馬の居酒屋について振り返ってみたいと思います。
初めて上陸した対馬、そして最初で最後の可能性が高いとなれば、ここでも居酒屋を訪ねないわけにはいきませんでした。しかも宿は厳原の町のど真ん中です。むしろ初日から続けて宿飲みをしたのが気の迷いだったとしか思えません。一昨日と昨日は居酒屋に出向き、二日間で何軒かを訪ねました。しかし戦果は乏しかったです。初日はまあ悪くはないといった程度、二日目に至っては外れ続きでした。残念ですorz

従って今回は探訪記はありません。書くに及ばなかったということです。実は宿にも店が併設されていました。初日に宿泊の手続きをする際この店の中に入りました。生ビールはエビスで、硝子ケースの中に並んだ魚もいかにも美味そうです。ところがラストオーダーが九時という営業時間の短さに驚きました。これを聞いた瞬間に察したのは、店の側としては飲み屋というよりは食事処の体なのだろうということです。この事を裏付ける光景も見ました。翌日、小さな子供含む大家族が賑やかに店内に吸い込まれていったのです。
こちらが求めるのはあくまで居酒屋で、静かに酒を少しずつやりながら時折刺身に箸を伸ばすというものです。この手の店でいかにも居酒屋らしい過ごし方をしようとすると、とかく居心地がよろしくないものです。結局は敬遠しました。しかしまったくの結果論ですが、折角の縁も大事にしてここに入っておけば結果は悪くなかったかも知れません。対馬は後方の海上に離れつつあります。死んだ子の年を数えても仕方ないのですが、それはまあそれとして…

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本日世話になるのはフェリーちくしです。かなり年季の入った船です。唐津~印通寺航路と郷ノ浦~厳原航路が新しくぴかぴかの船で、より需要が大きいと思われる厳原~芦辺~博多航路が古い船というのが皮肉なところです。乗客の数もこちらが明らかに多いです。しかし船は十分に大きく不足はありません。上部甲板にこそ上がれませんが、後部甲板が開放感のある造りで景色を楽しめるのは好印象です。

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対馬で四泊世話になったのが表題の宿でした。ここを選んだ理由は単純明快、少なくともネットで調べた限りでは、ここが一番安かったからです。素泊まりで一泊2,900円でした。この料金ですから、古くくたびれた建物も覚悟していました。ところが比較的新しく清潔で、快適性は申し分なしでした。シャワーとトイレは共用ですが、シャワーは24時間使えます。そして立地が最高です。厳原の町のど真ん中にあり、スーパーまで歩いて三分、コンビニは目と鼻の先です。周辺は古い飲み屋街で、何不自由ありませんでした。

ただし、安さ故に割り切りが必要な部分もあります。まず隣室との間は壁というよりは簡単な仕切りのようなもので、防音性は皆無です。隣室がテレビのチャンネルを替えた瞬間にそれと分かる程です。あとは細かい点で人によっては不満を持つかも知れないのが、部屋にゴミ箱やティッシュがなかったり、トイレに石鹸がなかったりすることでしょうか。
しかし対馬で一番良いとも言える場所にこの安さで清潔な宿がある、この事自体に感謝すべきでしょう。この先再び対馬を訪れる可能性は非常に低いですが、もしそんな機会があったなら宿はまたここしか考えられません。

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フェリー乗り場にやって来ました。博多港まで旅客二等が3,660円、二輪125cc以下の航送料金が3,090円、合計で6,750円とかなりの出費です。途中壱岐の芦辺港に寄港して所要時間は4時間35分です。これに対して高速船ジェットフォイルは同じく芦辺寄港で半分の2時間15分。驚くべき速さです。

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