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二軒目へ移行します。結局今日もこの店の暖簾をくぐりました。やはりおでんというのが二軒目に最適です。繰り返しますが、過去に何故だか未訪問だったことが不思議でそして悔まれます。時間帯が良かったのか、昨日に続いて広い店内はかなり空いています。舟を囲むカウンターも長く、川に面した壁に沿っても長いカウンターがあり、この店ならではの造りと言えます。しかしかなりの席数があるこのカウンターですが、特等席はごく一部だということが分かってきました。
一般的に言えば舟を囲むコの字カウンターが特等席です。が、ここでは大橋川の眺めも重視しなければなりません。コの字カウンターで且つ川と正対するのは五席ほどで、そこに三人の先客がありました。かなり空いているというのにまさかその間に無理に座るのもおかしな話です。そこでやや不本意ながらコの字カウンターを捨てて川沿いの壁に面した席に陣取りました。大橋川の眺めは最高ですが、舟を覗き込んだり店の人とやり取りする楽しみはありません。この難しさもここでは楽しみといったところでしょうか。

昨日良い感じを抱かなかった若女将から、連日ありがとうございますと声が掛かりました。このあたりは流石に老舗の物腰です。昨日は気付かなかったのですが、品書きにはお陰様で七十年目とありました。次に松江に来る機会があったなら、きっとまたこの店の暖簾をくぐるでしょう。その時は特等席に着くことが出来るでしょうか。

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松江の飲み屋街は新大橋を南北の軸として展開しています。松江駅にも近い大橋川の南岸はやや賑やかな佇まい。北岸は味わいある建物も多い古い町並みです。気持ちの良い夕風に吹かれながら新大橋を北詰に向かって渡るところまでは昨日と一緒です。「やまいち」を右に見てさらに進み、こちらも教祖の古いおすすめである「よびこ」を訪ねました。ところが残念ながら今日は休みでした。ここで途方に暮れないのが松江の層の厚さです。すぐ近くにある表題の店の暖簾をくぐりました。
自力で探し当てたわけではありません。耳寄りな情報を目にするとすぐさま記録し、その場で都道府県別、分野別に整理する癖がついて久しいです。ここも同好の旧友か旅仲間だったかが褒めていたと記憶していました。

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大橋川の川べりにこの佇まいです。これだけでも雰囲気は抜群、期待を抱きつつ入ると、果たして見た目に負けない実力店でした。力が漲る気鋭の店と言えばいいでしょうか。まだ若い、三十年配の男性二人が厨房に立ちます。どうやらより若く見える方が主人のようです。笑顔や慇懃さは全くありませんが、悪い感じはしません。その鋭さこそがこの店を支えている気配がしっかりと感じられるからです。
魚介を中心とした肴が品書きにずらりと並び、酒も地元のものを中心にかなりの揃えです。値段は大衆店に比べれば一回り高いですが、内容を考えれば十分に健全で良心的と言えるものです。そしてここも窓から大橋川が見えます。「おでん庄助」に比べればささやかなもので、九席あるカウンターのうちそれを楽しめるのは一方の端から四つ目くらいまでです。明かりが少ない所なのも惜しいですが、それを言うのは贅沢というものでしょう。川の気配が店内から感じられるだけでも松江の旅情を高めてくれます。

居心地も抜群です。建物自体はかなり古いもので、必要に応じて改装を施した。素人目にもこれは明らかでしたが、その改装の仕方が的を射ていてセンスが良いのです。去り際に聞いたところ、まだ開店して一年だと聞いて驚きました。やまいちによびこ、おでん庄助、それにこの橙まで加わって、大橋川の畔に名店が軒を連ねる松江の夜のなんと素晴らしいことでしょうか。

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二軒目へ移行します。こちらも教祖の古い推奨店であり有名な店なのですが、何故だかこれまで未訪問でした。自分でもどうしてかよく分かりません。ともかく満を持しての初訪問となりました。「やまいち」へ向かう際、南側から新大橋を渡って行きました。その際に遠くからでもよく見えていた看板の灯が落ちています。しまった早仕舞いかと心配しつつ足早に向かうと、ちゃんと営業していました。胸を撫で下ろしつつ暖簾をくぐると、私が勝手に予想していた店とかなり違いました。小ぢんまりとして静かなおでん屋を想像していたのですが、実際にはかなりの大店で、明るく、おでん以外にもあらゆる料理が品書きにずらずらと並びます。

若女将と思しき女性のあしらいに感心しませんでした。おでんのばい貝を所望したところ、ないとの返答。それも目を合わさずに言うのです。しかも声が小さいものだからこちらから聞き返す始末です。さらに言うなら、今日はもう品切れだとか言いようがあると思うのですが。また、金色に光る腕時計をつけて厨房に立つのも全く感心しません。
しかしそれにさえ目をつぶれば噂通りの名店です。大橋川を一望する眺めは予想以上のもので、川に背を向ける席を除けば何処に座ってもそれを楽しめます。おでんはどのネタも大ぶりで美味。カウンター席が長いから独酌でも気兼ねがないし、何よりおでんというのが二軒目に最高です。ここまで未訪問だったことが今更ながらに悔まれました。

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豊かな水を湛える大橋川に沿って歩き、やがて橋の向こうに目指す看板が見えてくる。これだけでも松江の旅情を感じるに十分ですが、そこに待つのがとびきりの名店となれば尚のことです。教祖の古い推奨店であるやまいちから始めます。八時ちょうどに暖簾をくぐると、カウンターは手前の三席のみが空き、小上がりの三卓も埋まっています。平日ながら流石の盛況です。威勢の良いおばちゃん二人によるあしらいは初めはやや乱暴にも感じられますが、細かいところまで見逃さず世話を焼いてくれるのが段々心地好くなってきます。
生ビールはエビスでたいへん美味。刺盛りを待つ間に何かつまむかと勧められ、見ればカウンターの上には大皿が三つ。筍の煮物とおひたし、亀の手です。折角だから余所ではなかなか食べられないものを頼む一手です。その名の通りのやや不気味な外見からは想像できない美味でした。刺身にも満足したのですが、この後失敗をしてしまいました。肉豆腐を注文したところ、想像とはまるで違ったものが出てきたのです。
私の思い描いていた肉豆腐とは、東京の居酒屋によくある、煮込みに豆腐が少々入った小鉢です。ところがここやまいちの肉豆腐は、ありとあらゆる具材が入ったすき焼きのようなものだったのです。そこまではいいのですが、とにかく量が多過ぎました。これを朝食のおかずにするなら五日分は取れそうです。味付けも濃いめの甘辛で、これでもう打ち止め。真打ちのしじみ汁まで辿り着けませんでした。

これは少々残念でしたが、ここで思わぬ出会いがありました。つい最近福岡に転居したばかりだという若者が私の後に独酌で入って来て、隣りに座ったのです。福岡のおすすめの居酒屋を二、三紹介するとたいへん喜んでくれて、もっと何軒でも教えてくれと言います。松江の夜の居酒屋のカウンターで懐かしい福岡の話ができるとは、こちらにとっても不思議でありながら嬉しい時間でした。この場を借りて御礼を申し上げます。

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昨日に続いて「青柳」を再訪するのも全く悪くない、そう思うと気が楽でした。昨晩は一つ1,300円という値段に注文を躊躇ってしまった岩ガキを迷わず食べられるし、あともう一つくらい刺身を今度は単品で、というのも悪くありません。しかし一方で、もう二度とないかも知れないこの機会に他の店も試してみたいという気持ちも強いです。幸い昨日と違って天気も良いし時間もある。そこで西郷港の近くの繁華街を歩き回りました。その結果店構えに惹かれて暖簾をくぐったのがここです。
殆ど住宅のような建物で、しかも今時の安っぽい建材が使われているので建物に味わいはありません。しかし暖簾も袖看板も居酒屋の字と屋号だけを書いた簡潔明瞭なもので、これが良かったのです。

中は厨房に面したカウンター四席と、それと対になって反対側の壁に面してもカウンターが四席。居酒屋としては珍しい造りです。残念ながら厨房側のカウンターは先客で埋まっていて反対側の席に着きました。厨房に対して背を向ける形です。建物はごく新しく明るいですが、外面と同様安い造りで味わいはありません。しかし直後に建物のことはどうでもよくなりました。
お通しの巻き貝が言葉を失う美味さです。こうも鮮烈な磯の香りをこれまで味わったことがあるだろうか、と思える程でした。刺盛りに何故か鮭が乗っていたのはご愛嬌。続いて揚げ出し豆腐と鯖の刺身を注文しましたが、一切の誤魔化しが利かないこれらの品も、どちらも素晴らしい美味です。目立たない路地裏にひっそりと佇んでいますが、実力は一流でした。二晩続けて本物の居酒屋に出会えて、隠岐の夜は最高の戦績でした。

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港は目の前です。上機嫌で店を出ると、明朝乗る予定でいるフェリーが既に停泊していて、静かに出港の時を待っていました。島旅の夜を実感する印象的な情景に彩られて、隠岐の夜が更けていきます。

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人生初の隠岐での居酒屋探訪は、初めに目当てにしていた店に満席で断られるという最悪の滑り出しでした。しかも傘を差しても歩くのが大変な強い雨の中です。気が滅入りそうになりましたが、結局は良い店と巡り合えました。

刺場をぐるりと囲むコの字のカウンター十二席と、あとは小上がりが一つだけという程よい広さに好感が持てます。その真ん中に立つのは胡麻塩頭の初老のご主人。ご主人の前にはたいへん見事な俎板。鮪も捌けるのではないかという大きさで、厚さも凄いです。銀杏の木だそうで、島には銀杏が沢山あるからタダみたいなものだとご主人は言います。そう聞かされると明日島を走る時に銀杏の巨木が現れれば見落とすことはないでしょう。これぞ旅の酒の楽しみです。
その俎板の上には何本かの包丁がきれいに揃えて並べられており、期待が高まります。果たして刺身はどれも絶品で、鮮度、味の乗り、仕事全てが文句なしです。価格も健全な居酒屋価格。初めにこの店に出会えたことで隠岐を思いを込めて旅することが出来ます。

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旅の節目を噛み締め、海峡を渡る夕風に吹かれながら居酒屋を訪ねるのは至福のひとときです。が、一筋縄ではいかないのが下関の居酒屋でもあります。教祖のおすすめであり人気店の「三枡」を余り好まないこと、とても良い店ながら「あらかぶ」「おかもと鮮魚店」が独酌に不向きなこと。これらの理由は以前に述べた通りです。今日は新規開拓に良い機会だろうと思っていました。しかし結局はおかもと鮮魚店を先発としました。昨日対馬の一軒目で美味くないビールと刺身を出されたことがとても残念で、着実な結果をもってその憂さを晴らしたかったのです。

カウンターはなくテーブルのみで、混んでくれば当然のように相席。店内は良く言えば活気、悪く言えば喧騒に包まれていて、落ち着いて酒肴と向き合うことは出来ません。そうでありながら何人もの独酌の先客がいることがこの店の実力を物語っています。筆頭は何といっても一皿千円の刺身の盛り合わせで、どのネタも鮮度抜群でたいへんに美味、量も気前が良く、倍の二千円と言われても十分に納得がいくものです。酒の扱いも丁寧で生ビールも美味。実を取るならば下関でこれ以上の店はないと言い切れます。

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キャンプ場から歩いて四分の距離でした。こうなると何故こう辺鄙なところにあるのか、と思えます。辺鄙とはいっても周囲は住宅が建ち並び、港も近いです。しかし町の賑わいとは程遠く、このように歩いて行けるごく近所の人か、車で運んでもらわない限りは足を運べません。恐らく昔からここに土地を持っていたから、ということなのでしょう。創業は昭和49年で45年目ということでした。

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この店を一言で評するなら、とにかく豪快だということです。まずはこの店構えです。そして中はこの外見を超えていました。中に入るとまず目に飛び込んで来るのが船です。船大工に造らせたという本物の船が、空中に据え付けられています。その船には神棚、熊手、七福神などなど。簡潔で殺風景なくらいを好む自分には合いませんが、ここまでやればむしろ天晴れです。海に感謝して大漁に感謝する、これが島の人々の生き方の表れなのでしょう。生け簀に無数の魚が泳ぎますが、この生け簀もよくある水槽のようなものとは規模が違います。店の中に池がある、と形容すればいいでしょうか。その巨大な生け簀には鮫、エイ、うつぼ、伊勢海老までもがいます。これを眺めているだけで飲めそうです。
料理も豪快です。刺身も揚げ物も、一つ一つが厚く大きく、盛りも多い。たとえば刺身などは大きく厚く切れば美味いかというとそんなことはないわけですが、やはり島のご馳走、漁師のご馳走がこうなのでしょう。ここではこれが正義と思えばむしろ美味に贅沢に感じられます。
美味さについては言わずもがな。まずお通しの海鼠酢が絶品です。こうも鮮度の良い海鼠は初めて食べたかも知れません。刺身、すり身揚げ、天麩羅、最後に味噌汁をいただいたのですが、どれも思わず唸ってしまう程の味わいでした。すり身は何と鯵のもので、香りに陶然となります。

店内はカウンターが六席、分厚い白木の素晴らしいものです。それから仕切りを設けられた半個室のような感じの四人掛けが二つ、小上がりが一つ、あとは奥の大座敷です。印象的な出来事が一つありまして、客は座敷の大人数の宴会の他は私だけでした。四人掛けも小上がりも、沢山の席が空いているというのに、飛び込みの二人組が即答で断られていたのです。ここは空席状況ではなく仕事量と手数の按配で客数を調整しているのでしょう。恐らく全ての席が埋まるのは節目の日や祭りの日、予め手伝いをかなり増備するのでしょう。一人、二人であろうと予約が必須ということです。
いつもとは違ってこの一軒限り、そして恐らく人生で最初で最後の壱岐の居酒屋です。心ゆくまで飲み食いしました。上記の料理に加えて、酒もかなり飲みました。会計は恐らく七千円を超え、一万円に届いてもおかしくない…こう予想していたのですが、六千円を僅かに超えただけでした。内容と量を考えれば良心的だと言い切れます。この店にとって立地など些細なことなのでしょう。超然としたその佇まいに、壱岐の心意気に触れられた気がしました。島での最後の夜に貴重な経験が出来たことに感謝します。

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二軒目へ移行します。実はこの店、過去に二回唐津に来てその佇まいが気になっていたのですが、何れも一杯で入れませんでした。今日は先客の姿はなく、迷わず暖簾をくぐりました。串カツを主とした店で、唐津らしさは味わえないものの、全ての料理が素晴らしい美味でした。カウンターのみで、ぎりぎりまで詰めても六人、余裕を持って座るなら四人で一杯というごく小さな店です。
まずお通しに出されたささがきを使った金平に唸りました。味、食感、風味全てが完璧なのです。これはきちんとした料理修行をした人でなければ到底作れないものではないのか。真偽は不明ながら、とにかく完璧な味です。串カツでまずは蓮根を。蓮根自体がとても良いもので、これもたいへんな美味です。そして品書きの一番上に書かれた串カツの豚、これまでに食べた串カツの中で最高の味でした。思わずもう二本追加してしまいました。惜しむらくは、屋号の元になったであろう当店自慢の味噌汁まで辿り着けなかったことです。

これならば人気も当然。繰り返しますが、海鮮をいただいて唐津らしさを実感するというのは叶いません。しかし二軒目ならばここしかないと思えます。一軒目に「大八車」、二軒目にここが空いていたなら最高でしょう。やはりいつか唐津は再訪しなければいけないようです。

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閉まっていたのは「大八車」だけではありませんでした。前回訪ねた「旬風」や、こちらも教祖おすすめの「山茂」など軒並み休みなのです。居酒屋は平日に営業して休日に休むという固定観念に捉われていて、大型連休明け最初の平日を甘く見ていたようですorz
ともかく開いている店の中から何とかして良店を発見しなければなりません。店構えの良さと提灯に書かれた「唐津産地産地消の店」の謳い文句に惹かれて暖簾をくぐったのがこの店です。ところが外見と中身は大きくかけ離れていました。

入ってまず目に飛び込んできたのが大きな下駄箱でした。靴を脱いでそこに入れ、二階に上がってくれと言われました。カウンターはないのかと問うと、ないとの返答です。この時点で辞去しようかと思ったのですが、丸顔で愛想の良い主人にどうぞどうぞと言われてそうもいかなくなり、促されるままに二階へ。暖簾で区切られた半個室といった雰囲気の座敷が幾つもあり、そのうちの一つに通されました。そこからは店員の姿は見えず、ボタンを押して呼びつけて注文をします。品書きはてかてかと光った大判のもので、全ての料理が写真付きで紹介されています。何から何まで興醒めです。
内容は悪くありませんでした。刺身のネタも上々、烏賊しゅうまいや魚ロッケなど、当地の名物を少量安価で出すのは良心的で、価格も健全なものです。二人以上で来るならあながち悪くなさそうです。独酌でまた訪ねたいとは絶対に思いませんが、複数人ならば評価が大きく変わってくる店の典型と言えるでしょう。

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