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図らずも店を探して彷徨うことになりました。久茂地二丁目を歩き、やはり佇まいに惹かれる店が散見するものの、決め手に欠ける店が建ち並んでいるとも言えます。そこで少々ばかばかしいながらも、宿のすぐ近くまで戻って来ました。一つ目当ての店があったからです。それがこの花咲でした。

ここまで那覇の居酒屋の先発は、一貫して行きつけに出来る店という目線で見てきました。なかむら家や久茂地二丁目の店も良いのですが、本当はすぐ近くにあるからこそ行きつけにするというのが自然体です。けらまの目と鼻の先に新しい居酒屋が開店しました。しかも地酒と地産料理の店を謳い、贅沢な建材は使っていないものの品が良く且つ店の広さの割には長いカウンターがあり、さらにはそのカウンターの様子が外からよく見えると、ここまで条件が揃えば大いに気になるところであります。

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難点もあります。張りぼての岩壁のような外見はどうも好きになれません。そして店の目の前に電柱と電線があり、景観を損なっています。これについては店主も無念とするところでしょう。内容については予想通りでした。可もなく不可もなし、欠点は見当たらない一方で、感動して称賛するような部分もありませんでした。言ってしまえば何処にでもあるような居酒屋です。しかし、この店にはこれらの評価とは別の注目すべき点が一つあったのです。

開店を祝う言葉が書かれた色紙が壁に貼られ、また馴染みと思しき客と店主のやり取り、店主の物腰や目つき、年の頃からして、店主はこれまでにも別の居酒屋で働いていて、この度新たにこの店の構えたのだということを、店に入ってすぐさま理解しました。長年の居酒屋巡りでこの辺りの事情を一瞬で察せられるようになってきたのです。
このあたりことを訊いてみたところ果たしてその通りでした。つい先日まで他の店の厨房で働いていて、晴れて独立して自分の店を持ったのだそうです。開店直後の今は無休で頑張っているが、落ち着いてきたら来月あたりから定休日を設けるつもりだという話も聞きました。そして今日は偶然定休日とする予定の水曜日だったのです。その結果、いつもは給仕をしているアルバイトの若者の代わりに奥様が立っていました。その奥様からこれらの話を聞けたのですから、たまたま良い時に訊ねたものです。
そしてこれが大事なのですが、店主が自分と同年代だということです。こうなると細かい条件について評価するよりも、通って応援したいという気持ちが湧いてきました。けらまのすぐ近くというのも何かの縁です。近いうちにまた暖簾をくぐりましょう。

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積極的な理由で居酒屋にやって来たわけではない上に、今夜は雨が降っているという事情もあります。そこで久茂地二丁目へ行くことはせずに、とにかく宿から近い店を訪ねました。とはいっても間に合わせの店選びをするつもりは毛頭ありません。居酒屋探訪はいつだって真剣勝負です。

久茂地二丁目が自身大好きな博多の一部と雰囲気が似ていると言いました。しかし実は、久茂地二丁目だけではないのです。居酒屋の分布という観点で言うなら、那覇の町が全体的に福岡の町と似ています。その最大の特徴であり共通点は、飲み屋街が一箇所に固まっておらず広範囲にわたって居酒屋が散在していることです。
けらまの周辺、前島にも小さな居酒屋がぽつぽつと明かりを灯しています。そんな中から今日は華風の暖簾をくぐりました。

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派手な外見とは裏腹に、居酒屋と呼ぶにはちょっと上等な料理屋でした。カウンターの端には見事な蘭が飾られ、着物姿の女将から一杯目は酌が付きます。そしてこの手の店にありがちなのですが、生ビールを置いていなくてビールは瓶のみ。そしてオリオンビールが一本700円と、いつも行っている居酒屋より一回り高いです。
料理は素晴らしいです。材料も調理も文句のつけようがない、本物の沖縄の料理が味わえます。酒はやや高いですが、料理は一皿400円から700円程度の居酒屋価格です。残念ながら私が求めているものはここにはないものの、また一つ名店を見付けました。裏路地にひっそりとあって混雑や喧騒と無縁なのも美点です。酒を余り多く飲まず食べる方が中心という人は、沖縄へ来たらまず訪ねる店として大いにおすすめ出来ます。

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全国一千万の居酒屋ファンの皆様、はいさい(笑)
沖縄に上陸したばかりの頃、那覇の居酒屋を訪ね歩くにあたって三つの課題があると言いました。教祖おすすめの店に行くこと、先発向きと二軒目以降向き、それぞれの行きつけとなり得る店を見付けることです。しかしこれは対象である店のみを基準にした観点であり、自身がどう行動するかという観点で言えば、もう一つやるべき大切な事があります。それが言わずもがな、通りすがりで自分の直感に響いた店に飛び込むことです。

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目下那覇で注目している地域があります。それが久茂地二丁目です。58号線とゆいレールの間のこの地域には、個人経営の小さな、それでいて品の良い店がぽつぽつと散在しているのです。その雰囲気が好ましく、自身大好きな博多の川端や土居町辺りに似ています。ぶらぶら歩いて居酒屋を開拓するなら、暫くこの地域に絞って攻略してみたいと思うのです。

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その中から今晩はじぇいやを訪ねます。ここを選んだのには一つ大きな決め手がありました。豆腐が美味いことを掲げているのです。花見の旅準備編の時に少し語ったのですが、一番の好物は豆腐です。居酒屋に入っても、宿で静かに晩酌する時でも、肴の先発はほぼ毎日豆腐です。そんな私にとって、豆腐を主とした居酒屋は一つの理想でもあります。

結果は、感動する程ではありませんでしたが上々でした。豆腐を使った料理が七種類もあり、その中から豆腐そのものを味わえる出汁豆腐と厚揚げを所望。果たして余計な味付けをしない簡潔な調理はまさに求めていたもので、美味でした。
一方で店内の雰囲気は余り自分の好みではなく、落ち着けるものではありませんでした。カウンターは八席もあり、大きくて肉厚の椅子が用意されていて、そこに深々と腰掛けます。隣りとの間隔も十分で、背後の通路も広い。快適でいいではないかと思われるかも知れませんが、そうもいかないのが居酒屋の難しいところです。広いと言えば聞こえはいいですが、がらんとしていて寒々しいとも言えます。居酒屋は適度な緊密さがあった方が良く、深々とふんぞり返って座るよりは止まり木にやや猫背で腰掛ける方が良い。
まったく広ければ広いで文句を言うのだから酒呑みというやつは面倒ですが、少なくとも生ビールに豆腐料理ならばその方が似合っていると思うのです。

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二軒目へ移行します。前回の流れをそのまま踏襲して「まんつき」の串焼きを試してみるというのが当初の方針だったのですが、流石にそれではややつまらないので、通り掛かりの店に吸い込まれました。バーのような屋号ですが純然たる焼き鳥屋です。ご主人が一人で営むごく小さな店で、カウンター五席と卓が一つしかありません。しかしその事が良い方向に反映されています。一本一本を非常に丁寧に焼いてくれた焼き鳥を楽しむことが出来ます。

串は一本150円ないし160円で、大衆店に比べればやや高いですが、このように焼き方が丁寧な上にネタが実に良いので大いに満足しました。腹を空かせて行く一軒目にはどうかと思いますが、二軒目以降に入るのに良い店を見付けました。

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全国一千万の居酒屋ファンの皆様、あけましておめでとうございます(笑)
年末年始と週末の巡りがよろしくなく、二週間ぶりの居酒屋巡り再開となりました。早いところ一度は行くべき店、試してみたい店が多過ぎて依然として課題を溜め込んでいる気分であり、また新年一発目には新規開拓こそが相応しいと思うものの、今日は居酒屋の開拓よりも試しに泊まっている新しいゲストハウスの観察に全ての力を注ぎたい気分なのです。こうなればむしろなかむら家を再訪する好機と言えるでしょう。

引き続き最も気になるのは客入りとカウンターの空席状況です。入店したのは19時15分頃、果たしてカウンターには三つの空席があり、すんなりと座れました。私が飲み始めるとすぐに独酌と二人連れが退店して空席は四つに。程なくして一番奥に出来たその二連の空席にまた二人連れが入りました。やはり今日も実に適度な客入りです。初回訪問時、その翌日の二度の覗き見、そして今日と計三日間の様子からして、平日はいつもほぼこのような状況だと見て間違いないでしょう。文句なしです。
本日注文した肴はワタガラス豆腐、スヌイ、てびちです。どれも絶品で、熟練の仕事が見て取れます。今日は生ビールの後に泡盛を一合しか飲まなかったので、会計は2,900円でした。この満足度で3,000円を切るとは、やはりこの店は秀逸です。隣りの独酌の先輩は一目でそれと分かる地元の常連で、名前の書かれた泡盛の一升瓶を抱きかかえるようにして静かに楽しんでおられました。依然としてこの店が行きつけにする最有力候補です。

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二軒目向きの条件を全て満たす良店を早くも宿の近くに見付けた。先日こんな事を書きましたが、それがこの串房’sという店です。宿のすぐ近くにあり、遅くまでやっていて、健全な価格で、焼き鳥が美味い店です。しかし、他の店も幾つか回り、ここも三回目の訪問となって色々と欠点も見えてきました。

一軒目と同様、何度も繰り返し通いたいと思える店ならばおいおい泡盛のボトルをキープしたいのですが、ここはボトルキープが出来ないのです。方針というよりは、恐らく店が狭いので瓶を置く場所がないというのが理由と思われます。そしてこの店の狭さがもう一つの弊害を生んでいることに今日は気付いてしまいました。煙草を吸う輩が一人でもいると途端に飲み食いを台無しにされてしまうのです。十分に広く、換気もしっかりしている店ならばこんなことは起らないのですが、残念なことです。
昨日「まんつき」の牛スジ煮込みの量が多過ぎて串焼きまで辿り着けなかったと言いました。まんつきはこの串房’sよりは遠いですが、十分に宿から近いと言える場所にあります。まんつきの串ものの味と値段が気になるところです。

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当たり前の事ですが、毎日居酒屋で飲むわけにはいきません。昨日は居酒屋で飲み、それも良い収穫があったとなれば、今日は宿でつつましく飲むべきところです。しかし明日から一人酒には何かと不便の多い週末です。単なる週末でなく、そのまま年末年始に突入します。営業状況も掴めず、予想外の混雑に見舞われる可能性も高い年末年始に居酒屋を訪ねる気はさらさらなく、そうなると向こう一週間は宿飲みが続くことになります。今日は年内最後の普通の平日ということで、昨日に続いて居酒屋の暖簾をくぐりました。

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本日訪ねたのはまんじゅまいです。結論から言いますと、とても良いのですが一人酒には使えません。先日訪ねた「むとう」と同じ結果です。とにかくカウンターがないのですからどうしようもありません。それだけでなく、全体的な雰囲気があくまで食堂であり、その延長として夜も飲めるという店なのです。
酒場の雰囲気はありませんが、しかしこれはこれで全く悪くありません。畳敷きの小上がりに使い古された小さな卓はむしろ居心地が好く、壁には三線が掛けられています。三線の脇の棚には大きな容器がずらりと並んでいます。恐らく泡盛に漬けられているであろうこれらはハブを筆頭に、島とうがらしやうっちん、その他様々な、たぶん薬草と思われるものです。濃い茶色になったものが多く、一体何年ものなのでしょうか。となると卓上にあるコーレーグースはこの店の手製のものということになります。

お通しに出てきたクーブイリチーはそれだけでも十分に美味ですが、このコーレーグースをひとたらしするとまさに絶品。他にジーマミー豆腐、ミミクラゲ、ラフテーを注文しましたが、どちらも素晴らしい味わいです。これに生ビール一杯と泡盛一合で2,900円でした。健全な価格です。
同じ小上がりで七十年配のオジィ衆が模合の報告会を兼ねた宴会をしていました。働くのはおばちゃん衆で、その緩い接客が沖縄らしいのんびりした雰囲気を醸し出します。この中で泡盛をちびちびやるのは何ともいえない時間ですが、しかしやはりカウンター席が無いのは致命的です。二人以上で連れ立って来るならば最高の一軒です。それよりむしろ、昼に定食を食べに必ずまた来たいと思いました。午前11時からの通し営業のようです。

ところで全くの余談ですが、この店は「なかむら家」のすぐ近くです。となれば一つ欠かせない仕事があります。カウンターの空席状況を確かめることです。まずはまんじゅまいへの行き掛け、19時20分に覗いてみました。何とカウンター席の過半数が空いていました。これは昨夜退店したのとそう変わらない時刻ですが、開店から飲んでいる年配の常連衆が席を立つ時間帯なのでしょう。これは狙い目です。
そしてまんじゅまいで飲んだ後、この約一時間後に再び中を覗くと、先程よりは混んでいましたが少なくとも四つの空席があるようでした。本当に嬉しい結果です。日々この調子ならば一升瓶のボトルキープも遠くなさそうです。

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今夜は絶好調です。二軒目に訪ねたまんつきも、実に二軒目向きの良店でした。二軒目向きの店に求める条件についても先日述べたわけですが、一軒目に求めるものとは大分違います。まず必ずしも沖縄料理でなくとも構いません。それより大事なのは宿から遠くないこと、安いこと、濃いめの味付けの肴を少量ずつ食べられることです。乱暴な言い方をしてしまえば、二軒目以降というのは「安直に飲み直せればそれでいい」のです。

このまんつきは一人酒に向いているのがまず美点です。コの字の長大なカウンターは20席近くもあり、且つ外からその様子がよく見えます。日本酒の一升瓶が置かれたり桝が積み上げられている様は内地の居酒屋のようです。入口近くのカウンターの端近くに陣取ったのですが、たまたま目の前に大鍋がありました。ここで煮込まれているものは何かと訊ねたところ、当店名物の牛スジ煮込みだというのですぐさまそれを注文。他の料理も串ものが中心、酒も泡盛も勿論ありますが酎ハイやハイボールなどの注文が多く、そして特筆すべき点はホッピーを置いていることです。
これらの品揃えから、東京の居酒屋のような雰囲気です。自身にとって飲み慣れた酒場の雰囲気を偲ぶのも悪くないです。先発の店に求めるのはひたすら沖縄らしさであり、これも二軒目ならではと言えます。唯一残念だったのは、この牛スジ煮込み、550円で量が多過ぎて、これだけで腹一杯になってしまって串焼きが楽しめませんでした。半分の量で300円だったなら絶賛していたでしょう。東京の居酒屋だったらこの要点をまずおさえているものなのですが。

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ちなみにホッピーは同じ値段で白と黒があり、白を所望したところ何故だか赤ホッピーが出てきました。ジョッキはやはりオリオンビールのものでした。やはりここは東京ではなく、間違いなく沖縄です(笑)

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探し求めていた名店を遂に見付けました。先日の記事で、先発の行きつけとしたい店に求める条件について述べました。宿から遠くても駄目だし、高くても駄目、不味くても駄目、予約満席が常態化している人気店でも駄目、沖縄料理を主とする店がいいと、全てを満たす店など果たしてあるのかと思う程の難関です。が、このなかむら家はこれらの我儘をことごとく叶える素晴らしいものでした。

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店構えは雰囲気が抜群、店内は名刺やら著名人の色紙がべたべたと貼られた様は興醒めながらも、照明が暗めで琉球民謡が控えめな音量で流れるなど居心地は上々です。最近は店内を煌々と明るくし過ぎる飲み屋が多いので、これは好感が持てます。
複雑に折れ曲がったカウンターの奥側に通されたのですが、目の前はそのカウンターの形に合わせてわざわざ作られたステンレス製の巨大な舟です。大量の氷を抱いていて、そこに絞められた魚が突っ込まれています。グルクンの唐揚げの注文が入りました。すると若い店員が氷の中に手を突っ込み、身の張りも十分のグルクンを引っ張り出したと思ったら傍らの計りの上に乗せました。そして注文した客に向かってグルクンを見せ、「この大きさで〇〇円、いいですか」と確認したのです。この光景を見て、ここは健全で良心的な商売をする店だと確信しました。

注文したのは刺身盛り合わせ、うっちゃん豆腐、アーサの天麩羅です。品書きの一番頭を飾る刺盛りは700円という安さで、看板となる奉仕品かと思ったのですが、他のどの料理も安くて盛りも多く、味も上々です。
この内容に加えて立地も良いのだからかなりの人気店ではないかと思われるところですが、その通りです。そうなると気になるのは予約必須なのではないか、一人で入りにくいのではないかという点ですが、それがそうではないのです。まず、この店は予約は18時半までしか取らないのです。カウンターは13席と十分に長く、さらに主人が二人連れ以上はなるべく座敷に通しているのです。二人連れだとカウンターを希望する人も少なくないのですが、これを断って座敷に通している。この事からも、一人客も大事にするという店側の明確な方針が見て取れます。これは非常にありがたいことです。
実際のところ、18時過ぎに入ったのですが、カウンターには二つの空席があってそこに着き、次の一人客がやって来たのは約40分後です。その前に一人出て行ったので空席は一つに保たれ、程なくして私が退店して空席が二つになりました。埋まりそうで埋まらない絶妙の按排です。去り際に店の人に訊いたのですが、一人の方は何時に来ても何とかなると心強い言葉が返ってきました。そして会計は生ビール一杯に泡盛二合、刺盛り、うっちゃん豆腐、アーサ天麩羅で3,500円でした。秀逸です。

そしてもう一つ大事な事があります。それは、次にまた来たいという気持ちを抱いたことです。一人酒の場合はあれこれ沢山の料理を注文することが出来ません。今日食べられなかったてびちを是非食べてみたいのをはじめ、次回来た際に試してみたい組み立てが早くも頭の中に出来上がって、既に楽しみです。こういう気持ちを抱かせるという事実こそが名店たる証でしょう。
カウンターには独酌の先客が数人いました。私の隣りの先輩は一目でそれと分かる地元の常連で、泡盛のキープボトルは何と一升瓶でした。次にもう一度訪ねてみて、やはり着席の心配がないようなら私も泡盛一升を入れる可能性が高いです。

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月曜日を迎えたところで居酒屋探訪を再開します。行きたい店、調査したい店が多過ぎて宿題を溜め込んでいる気分ですが、これは嬉しい悩みというものでしょう。淡々と進めていきます。

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引き続き目下の店選びの方針は、行きつけとなり得る良店を探すことです。そしてやって来たのは宿からすぐ近くにあるむとうです。結論から先ず言いますと、実質本位のとても良い店なのですが一人酒で使うには問題があり過ぎて、少なくとも一人で来ることは今後ないです。問題とは何かというと明快で、三つあります。予約必須の人気店であること、カウンター席がごく狭いこと、料理の一つ一つの分量が多いことです。

本日は開店の18時に合わせて出向き、明かりが点くのと同時に中に入りました。ところがカウンターが四席しかありません。しかも僅かに私より先に二人連れが入った上、何故だか開店前から始めていると思しき独酌の常連がいて、既に一つしか席が空いていないのです。これは窮屈、どうしたものかと思案するまでもありませんでした。カウンターは予約が入っていて18時半までしか使えないからと、テーブル席に通されたのです。経験のある方なら分かると思いますが、一人でテーブル席に通されるというのは実に落ち着かないものです。少なくとも居酒屋ではそうです。
しかし初見ですし、どういう店か見定めるためにも今日のところはそこは我慢してテーブルに着きました。注文したのは刺身の盛り合わせ、ニガナという島野菜の白和え、それからこれも県産だというピーマンの天麩羅です。料理はどれも素晴らしく、刺身のネタは鮮度抜群のものばかり、天麩羅は瑞々しい極上のピーマンに、油も揚げ方も文句なしです。刺盛りは四種のネタが三切れずつで1,380円、白和え400円、天麩羅350円という安さで、分量もたっぷりです。なるほど予約必須の大人気なのも当然でしょう。

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料理の種類が膨大なのも特徴です。この黒板の他に手元に当日のおすすめ、それから常設の品書きまであります。これも一つの正義だとは思いますが、個人的には余りこういうのは好きではありません。子供を喜ばせるファミリーレストランではあるまいし、これではいかにも無粋です。居酒屋の料理というのはむしろ品数を絞って、それぞれの質を深く掘り下げるべきものです。そのような店ではたとえ十品に満たなくとも、どれもが甲乙つけがたいと決めかねるものです。それこそが本当の意味で「選ぶのに迷う」ということだと思うのですが。

席の話に戻りまして、カウンター席が四つしかないと言いました。四つといっても間隔が十分に取ってあって前後の長さもあればいいのですが、そのどちらでもなく、一つ一つが狭い四席なのです。予約満席の人気店とはいっても、客が一回りする20時以降になるとすんなり入れることも多いのですが、このカウンター席ではそれも期待出来ません。ここは何人かで連れ立って、予約をして来るのが相応しい店だと言えます。そういった使い方をするならば大いに満足するでしょう。そのような機会があるかどうかは分かりませんが、友人が沖縄を訪ねてきて一緒に飲むことがあるならば、このむとうは有力候補の一つです。

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