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「本当は自転車で日本一周したかったんだけど、金が無いから諦めてカブにしました」
これは私がかつて北海道のキャンプ場で出会った旅人から聞かされた言葉です。非常に強く印象に残っている一言なのですが、スーパーカブの何たるかをよく表していると思います。

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スーパーカブは本来、配達のために開発されたバイクです。そんなカブを長旅の足に選ぶというのは逆転の発想のようにも思えますが、これをやっている人はかなり沢山いるのです。
旅の足としてのスーパーカブの魅力、これについてはもう語り尽くされた感がありますが、十数年も乗り継いでいる熱心なカブ愛好者でありカブ乗りを自任する者としては、旅立ちに先立って改めて自分の言葉でこれについて書かないわけにはいきません。

簡単に言うなら、積載性、耐久性、燃費性能が極めて優れているからです。それも、どれをとってもあらゆる二輪車の中で最強ではないかという程に秀でています。こう言われて、それならば旅の足に向いているのは当然じゃないか、と思われた方もいらっしゃるでしょう。そうなのです、当然も当然なのです。しかしそれではここで話が終わってしまうので(笑)もう少し詳しく続けましょう。

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積載性については語るまでもないでしょう。新聞配達や市場内での運搬などが良い例ですが、二輪車にこんなにも沢山の物が積めるのかと驚かされます。日本国内の使われ方などまだ大人しい方で、「スーパーカブ 過積載」で検索すると海外のこのような画像が幾らでも見付かります。
家族七人が一台のカブに乗っている写真などもありました。もはや曲芸の域ですが、それをやる人間もさることながら、その状態で平然と走ってしまうカブの積載性と耐久性にもまた驚くべきでしょう。

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カブの燃費性能はつとに有名です。私自身の場合でも、短距離の町乗りの繰り返しでもリッターあたり50kmを割ることはありません。北海道などに行くと軽くリッター60km台に乗り、日によっては70km台に届こうかという時もあります。
ここで冒頭の言葉を思い返して下さい。スーパーカブはこの地上で最も経済的な移動方法だと言われているのです。一定以上の距離を移動しようとした時、徒歩よりも、自転車よりも、車よりも、ラクダよりも金がかからないのです。

こんなところでしょうか。つまるところ「速く移動したい、高速道路にも乗りたい」という場合を除いて、長旅の足としての欠点が見当たりません。少なくとも私にとって、日本一周の相方はスーパーカブしか考えられないのです。
でも、これらの事は言わば後追いの理屈付けのようなものです。根っこにあるのは、スーパーカブが大好きだからという思いに他なりません。
スーパーカブには独自の世界、鮮やかな個性、圧倒的な存在感があります。そしてそれは奇をてらったものではなく、合理一辺倒で虚飾なき道具としての質を磨いてきたが故の産物であるところが素晴らしいのです。そんなスーパーカブが私は大好きなのです。信頼と愛情を寄せられる相方と日本一周に旅立てることを幸せに思います。

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