昨日は出発前の準備の中で最大の山場である箱の取り付け作業をやりました。これまで載せていた古いホムセン箱を降ろして、この旅のために満を持して購入した新しいバイク便用の箱を載せました。
ただ箱を載せ替えるだけなら簡単なのですが、前述の通りサイドバッグのベルトの取り回し、バッテリーからの電源取り出しと併せて、三つの作業を同時進行で行わなければならなかったので大変でした。途中で足りない物をホームセンターに買いに行ったりもしたので、丸半日がかりの作業になりました。

まずはバッテリーから端子を外します。何故この作業から入るのかというと、これまで載せていた古い箱も、バッテリーから電源を取った配線が中に引き込んであったからです。その配線を外さなければ箱も降ろせないというわけです。
この古い箱の配線、私のカブ旅の師匠であり大恩あるkoh1さんがわざわざ付けて下さったものです。しかし、後に電気が通らなくなってしまいました。ヒューズは飛んでいないのに通電していないとなると、素人の私には原因を特定することも修理することも出来ません。そこで、たいへん心苦しいのですが今回切断して廃棄させていただきました。この場を借りてkoh1師匠にお詫び致します。


箱と荷台を固定していた金具を外して箱を降ろします。久し振りに後ろに何も積んでいない姿が露わになりました。

荷台を雑巾できれいに拭きます。
さあここからが新しい箱の取り付け作業ですが、まず最初にサイドバッグのベルトの取り回しをやります。


これまでは位置が低くて右側サイドバッグがマフラーに触れる恐れがあったのですが、理想的な位置に移すことが出来ました。この位置にベルトを取り回すのは箱を降ろしている時にしか出来ない作業なので、同時に行うことが必須だったのです。

サイドバッグのベルトについては簡単に終わりました。いよいよここからが本番です。まずは荷台に箱を置いて、ぴったりど真ん中に乗るように慎重に位置を調整します。


まずは箱の右前部にバッテリーからの配線を引き込むための穴を開けます。8mmの鉄鋼ドリル刃で穴を開けていくのですが、一番緊張する作業です。

さてここで、作業を中断してホームセンターへ行きました。ドリルだけでなくヤスリも使わないときれいに穴を開け切れないことが分かったのですが、棒ヤスリが手元になかったのです。

それからもう一つ、箱と荷台を固定するためのステーは使い回しで十分だろうと考えていたのですが、何故だか四本のうち一本だけが歪んでしまっていたのです。
急いでホームセンターまでひとっ走り…といきたいところですが、バッテリーを戻さないとカブは動きません(笑)
さらには、箱もまだ固定していないわけですから、二階の家の中に戻さなければなりません。それらの面倒よりは早歩きで片道二十分かけて行く方を選びました。

ヤスリ、ステーの他にゴムワッシャーと追加のナットを購入して戻って来ました。ステーは全く同じ物が入手出来たことを喜ぶべきでしょう。

一旦家に戻ったついでに簡単に昼食を済ませて、それから作業を再開します。配線を引き込む穴に続いて、ボルトを通すための穴を四つ開けます。バイクの下に潜り込んでステーを荷台の底部に当てて、慎重に位置を決めます。


絶対に失敗したくない、必ず一発で成功させて余分な穴を開けるようなことはしないという強い思いから、何度も位置を確認しては慎重に慎重を重ねて穴の位置を決めていきました。だから四つの穴を開けるのにはかなりの時間をかけました。

無事に全ての穴を開け終えました。買ってきたばかりの棒ヤスリが大活躍してくれました。
さあここで、箱を荷台に固定する前に、バッテリーからの配線取り出し作業をやります。箱は穴さえ正確な位置に開けてしまえばあとはボルトで固定するだけで簡単なものです。それよりもこちらの方が大変で、むしろこの日の主たる作業でした。

使うのは先日購入しておいた市販のキットです。

切断した古い配線から、配線を保護するぐるぐる巻く黒いやつ(名前が分からない)を移していきます。

箱の右前部に開けた穴から配線を外に引っ張り出します。

外に引き出す部分と箱の中に残す部分それぞれの長さを決めたところで、8mmのゴムワッシャーで蓋をします。我ながら良い仕上がりです。

次に、シート下のこの位置にあるトリムクリップを外します。そうすると外装を少し浮かせることが出来ます。

そして外装とフレームの隙間から配線を落とし込んでいきます。これで雨の日も心配は要りません。

配線の先がバッテリー側に顔を出したところで、共締めしながらまずプラス端子を取り付けます。

次いでマイナス端子も共締めします。いよいよ作業も大詰めです。

正常に通電しました。しかし緊張するのはここからです。
箱の中の12Vソケットにインバーターを差し込みます。

通電しました!インバーターの青いランプが点灯しています。

インバーターの100Vコンセントに充電器を差してスマートフォンを繋ぎます。きちんと充電が始まりました。無事に一発で作業成功です。
配線を箱の中に取り込んだので、雨の日でも気にせず様々な物を充電することが出来ます。またヒューズも箱の中に来ているので、万一の時のヒューズ交換も簡単です。

さあ一発成功に浮かれていてはいけません。最後にもう一度箱の位置を確認し、荷台と箱を固定する四本のボルトを本締めすれば作業終了です。こんな風に書いていくと簡単そうに思えるかも知れませんが、全て終わったのは夕方四時でした。

ちなみにホームセンターで追加のナットを買ったのは、このように念のため四箇所全てをダブルナットにするためでした。



日本一周に使うのに小さ過ぎず大き過ぎず絶妙な寸法だと先に述べましたが、こうして実際に装着してみて改めて確信しました。
さあこれで最大の山場を越え、その気になればいつでも出発出来ます。あとは全ての持ち物を確認して最終的な積み方を決めるだけです。
と思いきや…バッテリーカバーを戻すのを忘れていたので後でやります(笑)

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ただ箱を載せ替えるだけなら簡単なのですが、前述の通りサイドバッグのベルトの取り回し、バッテリーからの電源取り出しと併せて、三つの作業を同時進行で行わなければならなかったので大変でした。途中で足りない物をホームセンターに買いに行ったりもしたので、丸半日がかりの作業になりました。

まずはバッテリーから端子を外します。何故この作業から入るのかというと、これまで載せていた古い箱も、バッテリーから電源を取った配線が中に引き込んであったからです。その配線を外さなければ箱も降ろせないというわけです。
この古い箱の配線、私のカブ旅の師匠であり大恩あるkoh1さんがわざわざ付けて下さったものです。しかし、後に電気が通らなくなってしまいました。ヒューズは飛んでいないのに通電していないとなると、素人の私には原因を特定することも修理することも出来ません。そこで、たいへん心苦しいのですが今回切断して廃棄させていただきました。この場を借りてkoh1師匠にお詫び致します。


箱と荷台を固定していた金具を外して箱を降ろします。久し振りに後ろに何も積んでいない姿が露わになりました。

荷台を雑巾できれいに拭きます。
さあここからが新しい箱の取り付け作業ですが、まず最初にサイドバッグのベルトの取り回しをやります。


これまでは位置が低くて右側サイドバッグがマフラーに触れる恐れがあったのですが、理想的な位置に移すことが出来ました。この位置にベルトを取り回すのは箱を降ろしている時にしか出来ない作業なので、同時に行うことが必須だったのです。

サイドバッグのベルトについては簡単に終わりました。いよいよここからが本番です。まずは荷台に箱を置いて、ぴったりど真ん中に乗るように慎重に位置を調整します。


まずは箱の右前部にバッテリーからの配線を引き込むための穴を開けます。8mmの鉄鋼ドリル刃で穴を開けていくのですが、一番緊張する作業です。

さてここで、作業を中断してホームセンターへ行きました。ドリルだけでなくヤスリも使わないときれいに穴を開け切れないことが分かったのですが、棒ヤスリが手元になかったのです。

それからもう一つ、箱と荷台を固定するためのステーは使い回しで十分だろうと考えていたのですが、何故だか四本のうち一本だけが歪んでしまっていたのです。
急いでホームセンターまでひとっ走り…といきたいところですが、バッテリーを戻さないとカブは動きません(笑)
さらには、箱もまだ固定していないわけですから、二階の家の中に戻さなければなりません。それらの面倒よりは早歩きで片道二十分かけて行く方を選びました。

ヤスリ、ステーの他にゴムワッシャーと追加のナットを購入して戻って来ました。ステーは全く同じ物が入手出来たことを喜ぶべきでしょう。

一旦家に戻ったついでに簡単に昼食を済ませて、それから作業を再開します。配線を引き込む穴に続いて、ボルトを通すための穴を四つ開けます。バイクの下に潜り込んでステーを荷台の底部に当てて、慎重に位置を決めます。


絶対に失敗したくない、必ず一発で成功させて余分な穴を開けるようなことはしないという強い思いから、何度も位置を確認しては慎重に慎重を重ねて穴の位置を決めていきました。だから四つの穴を開けるのにはかなりの時間をかけました。

無事に全ての穴を開け終えました。買ってきたばかりの棒ヤスリが大活躍してくれました。
さあここで、箱を荷台に固定する前に、バッテリーからの配線取り出し作業をやります。箱は穴さえ正確な位置に開けてしまえばあとはボルトで固定するだけで簡単なものです。それよりもこちらの方が大変で、むしろこの日の主たる作業でした。

使うのは先日購入しておいた市販のキットです。

切断した古い配線から、配線を保護するぐるぐる巻く黒いやつ(名前が分からない)を移していきます。

箱の右前部に開けた穴から配線を外に引っ張り出します。

外に引き出す部分と箱の中に残す部分それぞれの長さを決めたところで、8mmのゴムワッシャーで蓋をします。我ながら良い仕上がりです。

次に、シート下のこの位置にあるトリムクリップを外します。そうすると外装を少し浮かせることが出来ます。

そして外装とフレームの隙間から配線を落とし込んでいきます。これで雨の日も心配は要りません。

配線の先がバッテリー側に顔を出したところで、共締めしながらまずプラス端子を取り付けます。

次いでマイナス端子も共締めします。いよいよ作業も大詰めです。

正常に通電しました。しかし緊張するのはここからです。
箱の中の12Vソケットにインバーターを差し込みます。

通電しました!インバーターの青いランプが点灯しています。

インバーターの100Vコンセントに充電器を差してスマートフォンを繋ぎます。きちんと充電が始まりました。無事に一発で作業成功です。
配線を箱の中に取り込んだので、雨の日でも気にせず様々な物を充電することが出来ます。またヒューズも箱の中に来ているので、万一の時のヒューズ交換も簡単です。

さあ一発成功に浮かれていてはいけません。最後にもう一度箱の位置を確認し、荷台と箱を固定する四本のボルトを本締めすれば作業終了です。こんな風に書いていくと簡単そうに思えるかも知れませんが、全て終わったのは夕方四時でした。

ちなみにホームセンターで追加のナットを買ったのは、このように念のため四箇所全てをダブルナットにするためでした。



日本一周に使うのに小さ過ぎず大き過ぎず絶妙な寸法だと先に述べましたが、こうして実際に装着してみて改めて確信しました。
さあこれで最大の山場を越え、その気になればいつでも出発出来ます。あとは全ての持ち物を確認して最終的な積み方を決めるだけです。
と思いきや…バッテリーカバーを戻すのを忘れていたので後でやります(笑)

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※関連記事:持ち物の紹介(調理・飲食編)
持ち物の紹介(生活用品編)
日本一周に持っていく全ての持ち物を紹介していきます。第一弾は野営編ですが、その前に得意の(?)前口上を。
私は前回の日本一周と、それ以外にも無数の旅の経験があります。バイクにテントを積んで、という形の旅も、これまでに何十回やってきたか数え切れません。だから、持ち物の選定には絶対の自信があります。
手前味噌、自己満足もいいところで、こんな事を自分で言うのは野暮の極みというものでしょう。しかし、これから紹介していく旅の持ち物は、持っていったはいいが使わなくて無用の長物になるような物は一つも無いし、持っていかなかったがために不便な思いをするという不足も一つもありません。
(むろん緊急のための工具や薬など、使わないに越したことはない物は別です)
もし今後日本一周を目指す方の参考になるようなことがあるならば、望外の幸せであります。
さあ前置きはこのくらいにして参りましょう。野営道具を紹介していきます。
テント(モンベル・クロノスドーム2型)
テント下用ドカシー
銀シート
寝袋(モンベル・バロウバッグ#5)
寝袋(予備)
エアマット(スノーピーク・インフレータブルマット マウンテンL)
ランタン(ジェントス・SOL144-S)
★椅子
★ストーブ(スノーピーク・ギガパワーデルタポッド)
★ユニフレームの風防
★飯盒と食器類
ガスカートリッジ
(★印は前回の日本一周から引き続き使う同じ物)
具体的な商品名を書いたり書かなかったりという一貫性の無さ(笑)

まずはテントです。モンベルのクロノスドーム2型。この超有名、超人気テント、所有していなくとも知っているという方も多いでしょう。素晴らしいテントなのですが、この人気ぶりが唯一にして最大の欠点だとも言えます。たとえば夏の北海道など、旅人が多く集まる所へ行けばこのテントを二つ三つと見かけることも珍しくありません。私のように天の邪鬼で大勢嫌いの人間にとって、これは欠点でしかないのです。
特に私の使っている初期型の水色は本当に数が多く、困ったものです。
だから、購入にあたってはかなり迷いました。しかし、他に使っている人が多くいるのを承知でこれに決めた決定的な美点があったのです。

それがこちら。このテントは背面が非常に大きく開くのです。ここまで大きく開くテントは珍しいです。入り口側もあわせて、殆どをメッシュ状に出来ます。無類の暑がりの私にとってはこれが本当に有り難いのです。背面の開口部がごく小さいテントも結構あるのですが、私にはそういうのはとても無理ですね。
てらいの無い十字フレームのドームテントで、インナーは吊り下げ式。慣れれば三分で設営出来ます。

中央のソケットのお陰で二本のフレームが強制的に直角に交わるように出来ています。これによってフレームが外側に張り出すような形に、良い意味で歪みます。そしてテントの壁面が垂直に近い形になるので、中は寸法以上に広く感じられます。

独特のずんぐりした姿がこれをよく表しています。複雑な機構や高価な部品を使わずに、ソケット一つでこれを実現した発想は素晴らしいです。モンベル製品の基本的な造りの良さ、品質の高さは言わずもがな。それでいて二万円台前半という安さなのですから、大人気も当然、仕方のないことでしょう。

テントの中にはこんな物が吊り下げてあります。麻の紐と、その先に小さなS字フックです。

対角線上の位置にこうして引っ掛けます。

すると、タオルが干せるというわけです。

続いてお馴染みの青いドカシーです。テント専用のグラウンドシートも売られているのですが、私はドカシー派です。
それなりに嵩張りますが、その代わりにこれをテント下に敷けば寝心地はかなり良くなります。多少の凹凸や小石がある所でも気にならないし、何よりテントの底面が傷付くのを防いでテントの寿命を延ばしてくれます。また、地面からの冷気や湿気も遮断してくれます。

そしてこれはテント下に敷くだけではありません。このようにテントを巻いてバイクに積むのです。こうすれば雨の中を走ってもテントが濡れることはありません。まさに一石二鳥です。

このように予めテント底面の形に合わせて切ってあります。

続いて銀シートです。百均で売られている、ぺらぺらに薄いものです。これをどう使うかというと…

このようにテントの足の側に敷くのです。この部分が冷えたり湿っぽくなってしまうのはドーム型テントの構造的な弱点なのです。テントの底面全体を覆う大きさのものを用意するのも一つの手ですが、そこまで大きな物はなかなか売られていないし、嵩張ってきます。このように足の部分にだけ敷ければ十分です。
また、長旅ではテントの中に籠って飲食するという場面が必ずあります。その際にはこれを食卓の下に敷いて、悲しい事故が起こるのを未然に防ぎます。

寝袋とエアマットですが、これらについては先日の記事で詳しく書いたのでここでは省略します。

今回は三月中と出発が早いので、旅の序盤に限って念のために予備の寝袋を持っていきます。マミー型寝袋二枚重ねとなれば、よもや寒さに凍えることはないでしょう。一回くらいは出番があるでしょうか。暖かくなってきたら実家に送ってしまいます。

ランタンについてもここでは省きます。よろしければこちらの記事を参照して下さい。


次に椅子です。前回の日本一周でも持っていった物です。キャンプ用の椅子としてはありふれた物です。

背面にポケットが付いていて、座っている間は収納袋をこうして入れておけるのが気に入っています。

ストーブです。これも前回の日本一周の時と同じ物を引き続き持っていきます。ガスカートリッジの上部にそのまま固定する物よりも、私はこういう分離型の方が好きです。安定感がまるで違います。そしてカニ型ロボットのような外見が最高です(笑)

お馴染みのユニフレームの風防です。これも長いこと使っているので油まみれです。
余談ですが、この手の風防を風がある時だけ使っている方を見かけますが、これは常に使った方がいいです。効率が良くなり、ガスの消費量を抑えられます。

飯盒と食器類は前回の日本一周どころか、二十年選手です。相当に使い込んでいて表面の凹凸も目立ちますが、まだ十分に使えます。
食器は深皿二枚と薄い皿が一枚。私はこれで十分に事足ります。薄い皿は、むしろ深皿で湯を沸かす時の蓋として使うことが殆どです。

これらは飯盒の中にこのようにきれいに収まります。ここには写っていませんが、あとはスプーンがここに加わります。

あとはガスカートリッジです。

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持ち物の紹介(生活用品編)
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私は前回の日本一周と、それ以外にも無数の旅の経験があります。バイクにテントを積んで、という形の旅も、これまでに何十回やってきたか数え切れません。だから、持ち物の選定には絶対の自信があります。
手前味噌、自己満足もいいところで、こんな事を自分で言うのは野暮の極みというものでしょう。しかし、これから紹介していく旅の持ち物は、持っていったはいいが使わなくて無用の長物になるような物は一つも無いし、持っていかなかったがために不便な思いをするという不足も一つもありません。
(むろん緊急のための工具や薬など、使わないに越したことはない物は別です)
もし今後日本一周を目指す方の参考になるようなことがあるならば、望外の幸せであります。
さあ前置きはこのくらいにして参りましょう。野営道具を紹介していきます。
テント(モンベル・クロノスドーム2型)
テント下用ドカシー
銀シート
寝袋(モンベル・バロウバッグ#5)
寝袋(予備)
エアマット(スノーピーク・インフレータブルマット マウンテンL)
ランタン(ジェントス・SOL144-S)
★椅子
★ストーブ(スノーピーク・ギガパワーデルタポッド)
★ユニフレームの風防
★飯盒と食器類
ガスカートリッジ
(★印は前回の日本一周から引き続き使う同じ物)
具体的な商品名を書いたり書かなかったりという一貫性の無さ(笑)

まずはテントです。モンベルのクロノスドーム2型。この超有名、超人気テント、所有していなくとも知っているという方も多いでしょう。素晴らしいテントなのですが、この人気ぶりが唯一にして最大の欠点だとも言えます。たとえば夏の北海道など、旅人が多く集まる所へ行けばこのテントを二つ三つと見かけることも珍しくありません。私のように天の邪鬼で大勢嫌いの人間にとって、これは欠点でしかないのです。
特に私の使っている初期型の水色は本当に数が多く、困ったものです。
だから、購入にあたってはかなり迷いました。しかし、他に使っている人が多くいるのを承知でこれに決めた決定的な美点があったのです。

それがこちら。このテントは背面が非常に大きく開くのです。ここまで大きく開くテントは珍しいです。入り口側もあわせて、殆どをメッシュ状に出来ます。無類の暑がりの私にとってはこれが本当に有り難いのです。背面の開口部がごく小さいテントも結構あるのですが、私にはそういうのはとても無理ですね。
てらいの無い十字フレームのドームテントで、インナーは吊り下げ式。慣れれば三分で設営出来ます。

中央のソケットのお陰で二本のフレームが強制的に直角に交わるように出来ています。これによってフレームが外側に張り出すような形に、良い意味で歪みます。そしてテントの壁面が垂直に近い形になるので、中は寸法以上に広く感じられます。

独特のずんぐりした姿がこれをよく表しています。複雑な機構や高価な部品を使わずに、ソケット一つでこれを実現した発想は素晴らしいです。モンベル製品の基本的な造りの良さ、品質の高さは言わずもがな。それでいて二万円台前半という安さなのですから、大人気も当然、仕方のないことでしょう。

テントの中にはこんな物が吊り下げてあります。麻の紐と、その先に小さなS字フックです。

対角線上の位置にこうして引っ掛けます。

すると、タオルが干せるというわけです。

続いてお馴染みの青いドカシーです。テント専用のグラウンドシートも売られているのですが、私はドカシー派です。
それなりに嵩張りますが、その代わりにこれをテント下に敷けば寝心地はかなり良くなります。多少の凹凸や小石がある所でも気にならないし、何よりテントの底面が傷付くのを防いでテントの寿命を延ばしてくれます。また、地面からの冷気や湿気も遮断してくれます。

そしてこれはテント下に敷くだけではありません。このようにテントを巻いてバイクに積むのです。こうすれば雨の中を走ってもテントが濡れることはありません。まさに一石二鳥です。

このように予めテント底面の形に合わせて切ってあります。

続いて銀シートです。百均で売られている、ぺらぺらに薄いものです。これをどう使うかというと…

このようにテントの足の側に敷くのです。この部分が冷えたり湿っぽくなってしまうのはドーム型テントの構造的な弱点なのです。テントの底面全体を覆う大きさのものを用意するのも一つの手ですが、そこまで大きな物はなかなか売られていないし、嵩張ってきます。このように足の部分にだけ敷ければ十分です。
また、長旅ではテントの中に籠って飲食するという場面が必ずあります。その際にはこれを食卓の下に敷いて、悲しい事故が起こるのを未然に防ぎます。

寝袋とエアマットですが、これらについては先日の記事で詳しく書いたのでここでは省略します。

今回は三月中と出発が早いので、旅の序盤に限って念のために予備の寝袋を持っていきます。マミー型寝袋二枚重ねとなれば、よもや寒さに凍えることはないでしょう。一回くらいは出番があるでしょうか。暖かくなってきたら実家に送ってしまいます。

ランタンについてもここでは省きます。よろしければこちらの記事を参照して下さい。


次に椅子です。前回の日本一周でも持っていった物です。キャンプ用の椅子としてはありふれた物です。

背面にポケットが付いていて、座っている間は収納袋をこうして入れておけるのが気に入っています。

ストーブです。これも前回の日本一周の時と同じ物を引き続き持っていきます。ガスカートリッジの上部にそのまま固定する物よりも、私はこういう分離型の方が好きです。安定感がまるで違います。そしてカニ型ロボットのような外見が最高です(笑)

お馴染みのユニフレームの風防です。これも長いこと使っているので油まみれです。
余談ですが、この手の風防を風がある時だけ使っている方を見かけますが、これは常に使った方がいいです。効率が良くなり、ガスの消費量を抑えられます。

飯盒と食器類は前回の日本一周どころか、二十年選手です。相当に使い込んでいて表面の凹凸も目立ちますが、まだ十分に使えます。
食器は深皿二枚と薄い皿が一枚。私はこれで十分に事足ります。薄い皿は、むしろ深皿で湯を沸かす時の蓋として使うことが殆どです。

これらは飯盒の中にこのようにきれいに収まります。ここには写っていませんが、あとはスプーンがここに加わります。

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今日は旅の経路と期間についての話をします。
それでは早速、旅の経路を発表しません!(笑)
事前に経路を予告してしまうより、伏せておいた方が楽しいと思うのです。少なくとも私が読者だったらそういうブログの方がより楽しめます。どうか次に何処へ向かうのか予想しながら楽しんでいただければ幸いです。
それでも少しだけ予告をするならば、今回必ず行ってみたい場所が一つあります。それが佐渡島です。あれだけ面積の大きい島でありながら、どういうわけかこれまで一度も行ったことがないのです。同様の理由で、隠岐と対馬にも出来れば行きたいと考えています。

次に、旅の期間についてです。
若い旅人、特に大学生など、様々な理由で旅の終わりの時期を定めて出発する方が多いかと思います。「来年の四月に就職するから三月までには必ず帰宅する」といった具合です。しかし今回の私の場合は、これとは事情が全く逆です。
私にとって日本一周とは、何処と何処へ行きたいとか、四端を必ず訪ねたいとか、そういうものではありません。そういった事は結果としてついて来るに過ぎません。私にとっては長く旅を続ける日々そのものが目的なのです。だから、一日でも長く旅を続けるのが夢であり、目標であり、そのために努力をします。
しかし、一つの区切りというか単位のようなものはあります。それこそが前回の日本一周です。即ち、旅で夏を二度過ごして、一年半後の来年の秋に帰還するというものです。
何故二夏越すのかというと、北海道と先島諸島は真夏に訪ねたいからです。
北海道は真夏に、というのは説明の必要もないでしょう。一方の先島諸島ですが、最南端の島々である宮古、八重山を訪ねるのはこれも真夏の盛りが一番良い。これは断言できます。先の旅で確信したことです。暑いところは暑い時が良いのです。
このように、ひと夏は北、もうひと夏は南で過ごし、やがて本州に移動してきて秋を迎える。これが一つの単位であると考えています。前回の日本一周では父の体調のことや運転免許の更新など、外的要因も加わってこのように一年半で旅は閉じました。今回はどうなるでしょうか。それよりも長く続けられればよいのですが…

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今日は「温泉博士」の発売日だったので、早速買ってきました。これを買うのは一体何年ぶりか、たいへん懐かしいです。何処の温泉が掲載されているのか見ないまま買いましたが、まあ二湯も入れば元が取れてしまいますから、一か月のうちにそのくらいの機会はあると思います。

そして温泉本といえばもう一つ、大切なのがこの「まっとうな温泉」です。購入して以来一度も使う機会がなかったのですが、満を持してここで登場します。温存というのはこのためにある言葉でしょう。それなりに厚く重さもあるので荷物になるのは否めませんが、この旅で使わずしていつ使う、という感じです。
北海道ではここにさらに「HO」も加わります。これらを駆使して道中で一体何湯で無料で入浴出来るでしょうか、楽しみです。

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※関連記事:持ち物の紹介(野営編)
持ち物の紹介(生活用品編)
旅に持っていく全ての持ち物を紹介していく記事の第二弾は調理・飲食編です。
包丁
携帯俎板
コップ
網
ライター
★フライパン
フライパン洗い用ブラシ
★ビール用大型マグカップ
★保冷袋
食器洗い用スポンジ
食器用洗剤
調味料各種
爪楊枝
ラップ
クリップ
梅干し
インスタント味噌汁
割り箸
2リットルペットボトル入れ
500mmlペットボトル
(★印は前回の日本一周から引き続き使う同じ物)

包丁ですが、小さな果物ナイフのような物でも普通の包丁でも荷物の量としては大して変わらないので、家で使っていた包丁をそのまま持っていくことにしました。
しかしここで問題となるのが、勿論ですが包丁をそのまま持っていくわけにはいかない事です。革かプラスチックなどで出来ている包丁入れ、そんな物は百均かホームセンターあたりで簡単に手に入るだろうと思っていたのですが、意外と全く無かったのです。ネットで探してみても、一本だけを収める包丁入れというのは、そういう物自体が出回っていないんですね。まあ合羽橋に行けばあるのかも知れませんが…

しかしこんな物は簡単に自作出来ます。ティッシュの空き箱とガムテープを使って包丁入れの出来上がりです。材料費は無料、製作時間は二分でした。見てくれはどうしようもないですが、それはまあそれとして…

お馴染み、百均で売られている携帯俎板です。

ありふれたキャンプ用品のコップです。茶などを飲むための物です。

この網も百均の物です。

ライターもそう。

小さめのフライパンです。それからこれも百均で買ったフライパン洗い用のブラシです。家でずっと使っていた物なので大分汚いですが。
さて、こんな具合に調理編は小物ばかりで、同じ持ち物紹介の記事でも野営編などと比べると華がありません(笑)
しかしここでとんでもない大物が二つも登場します。

まずはこれです。ビール用の大型マグカップです。分かり易いように隣に缶ビールを並べてみましたが、キャンプ用のマグとしてはかなり大きな物です。
私にとって、夕餉のビールを美味く飲むことは生きていく上で極めて重要なことです。人生の情熱の大半をここに懸けていると言っても過言ではありません。そしてそれは勿論旅に出ても一切変わりません。
この大型マグを使ってビールを飲むことによって三つの利が生まれます。一つは、泡を作って飲むことが出来るので缶のまま飲むよりも格段に美味いということ(というか、缶のまま飲むというのがそもそもあり得ない)。このマグに350mmlを注ぐと泡も含めてちょうどぎりぎり収まります。二つ目に、マグに保冷機能があるので最後まで冷たいまま飲めること。そして三つ目の利点は、蓋が出来るので泡が飛ぶのを抑えるとともに、野外で飲む際に虫が飛び込むのも防いでくれます。
どうですか、こいつは数ある旅の携行品の中でももっとも大切な物なのです。

二つ目の大物はこちら。ビール用の保冷バッグです。ビール用マグとともに、前回の日本一周はもとより、かなり以前から大事に使っています。最大で350mmlの缶が六本入ります。

使わない時はこうして薄く折り畳むことが出来ます。
スーパーでビールを買い、この保冷バッグに無料でもらえる氷とともに入れておきます。そうすれば、たとえば買い物をしてから風呂に入り、キャンプ場に移動してテントを張って…という段取りであっても、ビールは冷たいままです。ご存知の方も多いと思いますが、冷え過ぎた缶ビールを適温に戻すのはごく簡単で、一瞬で出来ます。両手で缶をしっかり握って、くるくると回せばいいのです。これに対して、バイクで移動してテント泊という旅において、ぬるくなってしまった缶ビールを再び冷やすのは不可能である場合が殆どでしょう。保冷用の氷を数時間入れておいたくらいではビールが凍ったりはしません。凍らない範囲ならばなるべく冷やしておいた方がいいのです。
だから、これもビール用マグと並んで私にとっては旅の持ち物の中で最重要品目なのです。
どうですか、調理飲食編も少しは派手になりましたか(笑)
そしてビールを美味く飲むために懸けているといえば、もう一つあります。

それが、食器洗い用のスポンジを二つ持っていくことです。私は酒器は他の食器類と同じスポンジでは絶対洗いません。酒器の内側に脂が付いてしまって、ビールのきれいな泡が出来なくなるからです。自宅でやってきた習慣を、旅でも変わらずに続けます。

私のビール偏愛を分かってもらったところで先へ進みましょう。食器洗い用の洗剤は、小容量のペットボトルに移して持っていきます。ネジ式キャップの容器に入れないと悲しい事故の元になります。


調味料、爪楊枝などは、家で使い途中の物をそのまま持っていきます。

これも家で使い途中のラップと、あとクリップです。食べかけの食材の保存に重宝します。

梅干しもまだ残っているのでそのまま旅に持っていきます。

インスタント味噌汁です。前の日にスーパーで半額弁当を買っておき、それを朝に食べるのが最強だと先に述べました。しかしこのやり方には、朝食に温かいものが食べられないという致命的な弱点があります。そこで救世主となるのがインスタント味噌汁なのです。湯を沸かすだけならどんな所でテント泊をしていたとしても簡単に出来ますからね。

箸は持っていかず、割り箸を使います。このように最初に何膳か持って、なくなったらその都度スーパーやコンビニで貰えばいいでしょう。

2リットルのペットボトルを入れる袋です。これも前回の日本一周でも使っていた物で、外見は大分くたびれていますが、とても丈夫な素材で出来ているので全然劣化していません。

紐の部分をこのように輪っかにして、カブのレッグシールドの内側のフックに掛けるとぴったりと収まるのです。
我が日本の国土の何と恵まれていることか、あちこちにそのまま飲める水が湧いています。道中そんな湧き水を見付けたら、ペットボトルに満たして持っていきます。2リットルの水があれば一晩過ごすには十分過ぎる程で、飲んでも煮炊きに使ってもお釣りがきます。

飲む分は500mmlのペットボトルに移します。これならばテントの中で枕元に置いても邪魔になりません。

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持ち物の紹介(生活用品編)
旅に持っていく全ての持ち物を紹介していく記事の第二弾は調理・飲食編です。
包丁
携帯俎板
コップ
網
ライター
★フライパン
フライパン洗い用ブラシ
★ビール用大型マグカップ
★保冷袋
食器洗い用スポンジ
食器用洗剤
調味料各種
爪楊枝
ラップ
クリップ
梅干し
インスタント味噌汁
割り箸
2リットルペットボトル入れ
500mmlペットボトル
(★印は前回の日本一周から引き続き使う同じ物)

包丁ですが、小さな果物ナイフのような物でも普通の包丁でも荷物の量としては大して変わらないので、家で使っていた包丁をそのまま持っていくことにしました。
しかしここで問題となるのが、勿論ですが包丁をそのまま持っていくわけにはいかない事です。革かプラスチックなどで出来ている包丁入れ、そんな物は百均かホームセンターあたりで簡単に手に入るだろうと思っていたのですが、意外と全く無かったのです。ネットで探してみても、一本だけを収める包丁入れというのは、そういう物自体が出回っていないんですね。まあ合羽橋に行けばあるのかも知れませんが…

しかしこんな物は簡単に自作出来ます。ティッシュの空き箱とガムテープを使って包丁入れの出来上がりです。材料費は無料、製作時間は二分でした。見てくれはどうしようもないですが、それはまあそれとして…

お馴染み、百均で売られている携帯俎板です。

ありふれたキャンプ用品のコップです。茶などを飲むための物です。

この網も百均の物です。

ライターもそう。

小さめのフライパンです。それからこれも百均で買ったフライパン洗い用のブラシです。家でずっと使っていた物なので大分汚いですが。
さて、こんな具合に調理編は小物ばかりで、同じ持ち物紹介の記事でも野営編などと比べると華がありません(笑)
しかしここでとんでもない大物が二つも登場します。

まずはこれです。ビール用の大型マグカップです。分かり易いように隣に缶ビールを並べてみましたが、キャンプ用のマグとしてはかなり大きな物です。
私にとって、夕餉のビールを美味く飲むことは生きていく上で極めて重要なことです。人生の情熱の大半をここに懸けていると言っても過言ではありません。そしてそれは勿論旅に出ても一切変わりません。
この大型マグを使ってビールを飲むことによって三つの利が生まれます。一つは、泡を作って飲むことが出来るので缶のまま飲むよりも格段に美味いということ(というか、缶のまま飲むというのがそもそもあり得ない)。このマグに350mmlを注ぐと泡も含めてちょうどぎりぎり収まります。二つ目に、マグに保冷機能があるので最後まで冷たいまま飲めること。そして三つ目の利点は、蓋が出来るので泡が飛ぶのを抑えるとともに、野外で飲む際に虫が飛び込むのも防いでくれます。
どうですか、こいつは数ある旅の携行品の中でももっとも大切な物なのです。

二つ目の大物はこちら。ビール用の保冷バッグです。ビール用マグとともに、前回の日本一周はもとより、かなり以前から大事に使っています。最大で350mmlの缶が六本入ります。

使わない時はこうして薄く折り畳むことが出来ます。
スーパーでビールを買い、この保冷バッグに無料でもらえる氷とともに入れておきます。そうすれば、たとえば買い物をしてから風呂に入り、キャンプ場に移動してテントを張って…という段取りであっても、ビールは冷たいままです。ご存知の方も多いと思いますが、冷え過ぎた缶ビールを適温に戻すのはごく簡単で、一瞬で出来ます。両手で缶をしっかり握って、くるくると回せばいいのです。これに対して、バイクで移動してテント泊という旅において、ぬるくなってしまった缶ビールを再び冷やすのは不可能である場合が殆どでしょう。保冷用の氷を数時間入れておいたくらいではビールが凍ったりはしません。凍らない範囲ならばなるべく冷やしておいた方がいいのです。
だから、これもビール用マグと並んで私にとっては旅の持ち物の中で最重要品目なのです。
どうですか、調理飲食編も少しは派手になりましたか(笑)
そしてビールを美味く飲むために懸けているといえば、もう一つあります。

それが、食器洗い用のスポンジを二つ持っていくことです。私は酒器は他の食器類と同じスポンジでは絶対洗いません。酒器の内側に脂が付いてしまって、ビールのきれいな泡が出来なくなるからです。自宅でやってきた習慣を、旅でも変わらずに続けます。

私のビール偏愛を分かってもらったところで先へ進みましょう。食器洗い用の洗剤は、小容量のペットボトルに移して持っていきます。ネジ式キャップの容器に入れないと悲しい事故の元になります。


調味料、爪楊枝などは、家で使い途中の物をそのまま持っていきます。

これも家で使い途中のラップと、あとクリップです。食べかけの食材の保存に重宝します。

梅干しもまだ残っているのでそのまま旅に持っていきます。

インスタント味噌汁です。前の日にスーパーで半額弁当を買っておき、それを朝に食べるのが最強だと先に述べました。しかしこのやり方には、朝食に温かいものが食べられないという致命的な弱点があります。そこで救世主となるのがインスタント味噌汁なのです。湯を沸かすだけならどんな所でテント泊をしていたとしても簡単に出来ますからね。

箸は持っていかず、割り箸を使います。このように最初に何膳か持って、なくなったらその都度スーパーやコンビニで貰えばいいでしょう。

2リットルのペットボトルを入れる袋です。これも前回の日本一周でも使っていた物で、外見は大分くたびれていますが、とても丈夫な素材で出来ているので全然劣化していません。

紐の部分をこのように輪っかにして、カブのレッグシールドの内側のフックに掛けるとぴったりと収まるのです。
我が日本の国土の何と恵まれていることか、あちこちにそのまま飲める水が湧いています。道中そんな湧き水を見付けたら、ペットボトルに満たして持っていきます。2リットルの水があれば一晩過ごすには十分過ぎる程で、飲んでも煮炊きに使ってもお釣りがきます。

飲む分は500mmlのペットボトルに移します。これならばテントの中で枕元に置いても邪魔になりません。

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2017年版のツーリングマップルが発売される直前に、誤って旧版を買ってしまった。しかし一冊1,800円もするツーリングマップルをまさか買い直すわけにもいかないし、そういう行いも好きでないから仕方なくそのまま出発することにした…
ここまでは先に報告した通りです。しかし、前言を撤回します。旧版を買ってしまった「東北」「関東」「中部」「中国・四国」の四冊のうち、「中部」と「中国・四国」の二冊だけ新しい2017年版を買いました。
理由は、やはりどうしても納得が出来ず、受け入れ難かったからです。一年前の地図なんて内容に殆ど変わりはない、それは勿論分かっています。しかし、六年間悩み続けた上で決断し、人生の集大成だと思っているこの旅において、絶対に万全を期したい、完璧な準備をして出発したいという思いがとても強いのです。執念と言ってもいいくらいです。
むろん、実際に旅に出れば思い通りにならないこと、上手くいかないことなど幾らでも起こるでしょう。しかし自宅で腰を据えて出発の準備に専念している今、こんなケチがつくのが許せないという思いを拭えませんでした。

もう一つ理由はあります。2017年版はそれぞれの収録範囲が増えたのですが、これが一通りの地図を揃える日本一周人にとってはむしろ良くないことだと言いました。ところが、「関西」を買わないことを前提としている者にとっては話が変わってきます。「関西」の両隣である「中部」と「中国・四国」に関して言えば、収録範囲の拡大は朗報なのです。
四冊全てを買い直すのは金銭的な負担も大き過ぎるし、行いの虚しさ、ばかばかしさも際立ってきます。しかし四冊のうち二冊だけ買い直すというのは折衷案としても頃合いでした。
結論を言いますと、「東北」と「関東」は旧版の2016年版を持っていき、「中部」と「中国・四国」は新たに買った2017年版を持っていきます。
買ったばかりで一度も使っていない地図を二冊も放棄することになってしまいました。自分の金で買った物をどうしようが勝手という考え方は嫌いです。社会に対して不義理を働いてしまったと思っています。この地図を制作した方、印刷した方、輸送した方、販売した方…私の手元に来るまでに携わった全ての方達にこの場を借りてお詫び申し上げます。

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ここまでは先に報告した通りです。しかし、前言を撤回します。旧版を買ってしまった「東北」「関東」「中部」「中国・四国」の四冊のうち、「中部」と「中国・四国」の二冊だけ新しい2017年版を買いました。
理由は、やはりどうしても納得が出来ず、受け入れ難かったからです。一年前の地図なんて内容に殆ど変わりはない、それは勿論分かっています。しかし、六年間悩み続けた上で決断し、人生の集大成だと思っているこの旅において、絶対に万全を期したい、完璧な準備をして出発したいという思いがとても強いのです。執念と言ってもいいくらいです。
むろん、実際に旅に出れば思い通りにならないこと、上手くいかないことなど幾らでも起こるでしょう。しかし自宅で腰を据えて出発の準備に専念している今、こんなケチがつくのが許せないという思いを拭えませんでした。

もう一つ理由はあります。2017年版はそれぞれの収録範囲が増えたのですが、これが一通りの地図を揃える日本一周人にとってはむしろ良くないことだと言いました。ところが、「関西」を買わないことを前提としている者にとっては話が変わってきます。「関西」の両隣である「中部」と「中国・四国」に関して言えば、収録範囲の拡大は朗報なのです。
四冊全てを買い直すのは金銭的な負担も大き過ぎるし、行いの虚しさ、ばかばかしさも際立ってきます。しかし四冊のうち二冊だけ買い直すというのは折衷案としても頃合いでした。
結論を言いますと、「東北」と「関東」は旧版の2016年版を持っていき、「中部」と「中国・四国」は新たに買った2017年版を持っていきます。
買ったばかりで一度も使っていない地図を二冊も放棄することになってしまいました。自分の金で買った物をどうしようが勝手という考え方は嫌いです。社会に対して不義理を働いてしまったと思っています。この地図を制作した方、印刷した方、輸送した方、販売した方…私の手元に来るまでに携わった全ての方達にこの場を借りてお詫び申し上げます。

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私は単に酒好きというだけでなく、大の居酒屋好きでもあります。日常ブログで書き続けてきた居酒屋探訪記は二百件を超えました。そして日本一周の道中でも、各地で居酒屋を訪ね歩きます。

テント泊を前提とした節約旅行では、居酒屋で呑むなどと言うととんでもない贅沢にも思えますが、私にとっては居酒屋の暖簾をくぐることも旅において欠かせない大切な要素なのです。何故なら、居酒屋こそは土地の文化を映す鑑だからです。
自分の生まれ育った所ではまずお目にかかれないような食材や食べ方、魚の呼び方がまるで違うなんていうのも面白いです。また居酒屋は走りを出すから、行く先々での産物や季節の移ろいをより鮮やかに感じることが出来ます。そして楽しみはなにも高価な山海の幸ばかりではありません。ちょっとした煮物や惣菜、漬け物などにその土地ならではの食文化が反映されています。出汁の取り方、味付けの濃さ、砂糖の使い方などなど…旅とともに醤油の味が変わっていくのを感じるのなどたまりません。
そして旅先の居酒屋の魅力は食べ物の他にもあります。その土地の言葉や話題に触れられるし、似たような料理であっても地元の人と自分とでは食べ方が違うなんていう場面に出会うこともあるのです。まさに五感をもってその土地にいることを強く実感出来ます。そしてそれは旅の精髄であると言っても過言ではありません。
少々極端な物言いではありますが、私から言わせてもらえば折角の日本一周なのに居酒屋を訪ね歩かないなんて、これ以上勿体ないことはありません。

居酒屋は玉石混淆です。これは全国何処へ行っても変わりありません。自分の勘だけを頼りに良店を見極めて飛び込めれば格好いいのですが、現実はそうとばかりもいきません。まして遠隔地になる程失敗したくないという思いは強くなります。そこである程度の事前情報はやはり不可欠となります。それも、信用のおけないネットの情報よりもやはり書籍です。
これまでに無数の「居酒屋本」を買い求めてきましたが、筆頭は何といってもこれでしょう。

居酒屋研究の第一人者、太田和彦氏の著作でその名も「太田和彦の居酒屋味酒覧」です。この本に掲載されている教祖お薦めの店の中で、まだ訪ねていない店で呑むことが大きな目的の一つです。むろん他にも行きたい店は沢山あるし、自分の勘に響いた店に飛び込むこともあるでしょう。しかしこの本が一つの大きな柱になります。
ちなみに教祖というのは私の仲間内で面白おかしく氏をこのように勝手に呼んでいるのです。以後本ブログで教祖という言葉が出てきたら、それは太田和彦氏のことを指しています。

先日この居酒屋味酒覧の中から、過去に訪ねていて知っている店と、東京都心の店など旅中に行く可能性がない店を除いて、日本一周中に行く可能性がある71軒の頁を携帯で写真に撮る作業をしていました。
さて居酒屋巡りについてはこんな具合なのですが、各地の居酒屋を訪ね歩くにあたって一つ大きな問題があります。
それは、居酒屋というのはその殆どが都市の繁華街にあるということです。これが何を意味するかというと、テント泊との両立が難しいということです。居酒屋で呑みたいと思ったら、店から徒歩圏内でビジネスホテルなり宿に宿泊しなければならない。これが現実でしょう。
しかし、もとより一定の頻度でビジネスホテル泊をするつもりではいます。他の方の日本一周ブログを拝読していると、特に若い旅人などは、何がなんでもとにかく毎日テント泊、雨が降ろうが日が暮れようがテントを張れる場所を探して彷徨う、といった記述をよく見ます。しかし、もともと体力がある方ではない上に四十代も半ばに入った私にはそんな事は到底無理です。疲れが溜まってきたら格安の宿を探して、迷わず入ります。それが雨の日と重ねれば一石二鳥、さらには居酒屋の名店がある土地だったなら一石三鳥なのですが、そんな場面が何度かはあるでしょうか。

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自分の生まれ育った所ではまずお目にかかれないような食材や食べ方、魚の呼び方がまるで違うなんていうのも面白いです。また居酒屋は走りを出すから、行く先々での産物や季節の移ろいをより鮮やかに感じることが出来ます。そして楽しみはなにも高価な山海の幸ばかりではありません。ちょっとした煮物や惣菜、漬け物などにその土地ならではの食文化が反映されています。出汁の取り方、味付けの濃さ、砂糖の使い方などなど…旅とともに醤油の味が変わっていくのを感じるのなどたまりません。
そして旅先の居酒屋の魅力は食べ物の他にもあります。その土地の言葉や話題に触れられるし、似たような料理であっても地元の人と自分とでは食べ方が違うなんていう場面に出会うこともあるのです。まさに五感をもってその土地にいることを強く実感出来ます。そしてそれは旅の精髄であると言っても過言ではありません。
少々極端な物言いではありますが、私から言わせてもらえば折角の日本一周なのに居酒屋を訪ね歩かないなんて、これ以上勿体ないことはありません。

居酒屋は玉石混淆です。これは全国何処へ行っても変わりありません。自分の勘だけを頼りに良店を見極めて飛び込めれば格好いいのですが、現実はそうとばかりもいきません。まして遠隔地になる程失敗したくないという思いは強くなります。そこである程度の事前情報はやはり不可欠となります。それも、信用のおけないネットの情報よりもやはり書籍です。
これまでに無数の「居酒屋本」を買い求めてきましたが、筆頭は何といってもこれでしょう。

居酒屋研究の第一人者、太田和彦氏の著作でその名も「太田和彦の居酒屋味酒覧」です。この本に掲載されている教祖お薦めの店の中で、まだ訪ねていない店で呑むことが大きな目的の一つです。むろん他にも行きたい店は沢山あるし、自分の勘に響いた店に飛び込むこともあるでしょう。しかしこの本が一つの大きな柱になります。
ちなみに教祖というのは私の仲間内で面白おかしく氏をこのように勝手に呼んでいるのです。以後本ブログで教祖という言葉が出てきたら、それは太田和彦氏のことを指しています。

先日この居酒屋味酒覧の中から、過去に訪ねていて知っている店と、東京都心の店など旅中に行く可能性がない店を除いて、日本一周中に行く可能性がある71軒の頁を携帯で写真に撮る作業をしていました。
さて居酒屋巡りについてはこんな具合なのですが、各地の居酒屋を訪ね歩くにあたって一つ大きな問題があります。
それは、居酒屋というのはその殆どが都市の繁華街にあるということです。これが何を意味するかというと、テント泊との両立が難しいということです。居酒屋で呑みたいと思ったら、店から徒歩圏内でビジネスホテルなり宿に宿泊しなければならない。これが現実でしょう。
しかし、もとより一定の頻度でビジネスホテル泊をするつもりではいます。他の方の日本一周ブログを拝読していると、特に若い旅人などは、何がなんでもとにかく毎日テント泊、雨が降ろうが日が暮れようがテントを張れる場所を探して彷徨う、といった記述をよく見ます。しかし、もともと体力がある方ではない上に四十代も半ばに入った私にはそんな事は到底無理です。疲れが溜まってきたら格安の宿を探して、迷わず入ります。それが雨の日と重ねれば一石二鳥、さらには居酒屋の名店がある土地だったなら一石三鳥なのですが、そんな場面が何度かはあるでしょうか。

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昨日は横浜へ行っていました。横浜対ロッテのオープン戦を観戦するためです。

私は大の野球好きで、前回の日本一周の道中でも何試合か観戦した程です。毎年大体三十回くらいは球場に足を運んでいました。しかし今年は昨日のこれが恐らく最初で最後の野球観戦でしょう。
本来オープン戦には強い関心はなく、例年だったらオープン戦のために遠い横浜までわざわざ行ったりしませんでした。しかし昨日に限って言えば事情が違いました。野球観戦そのものよりも、観戦仲間と楽しく一日を過ごすことがむしろ主目的だったのです。
年間三十回球場へ行くと言いましたが、一人で観に行くことも稀にあるものの、その殆どは観戦仲間と連れ立っての観戦です。長い付き合いで、気が置けない大切な友人達です。彼らと一緒に観戦し、試合後に居酒屋で野球談議を交わしたり、阪神やロッテの不甲斐なさをアテに酒を飲む(笑)のは私にとってかけがいのないひと時なのです。

私が今年は一緒に観戦出来ないことを告げると、オープン戦だというのに六人も集まってくれました。有り難い話です。
長旅に発つ前に仲間と顔を合わせることが出来て、充実した時間を過ごすことが出来ました。そしていよいよ出発の週に入りました。ここからは切り換えて出発前の最後の準備をぬかりなく、急いで進めていきます。

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※関連記事:持ち物の紹介(野営編)
持ち物の紹介(調理・飲食編)
調理・飲食編よりもさらに地味な生活用品編をお届けします(笑)
石鹸
石鹸入れ
石鹸シャンプー用リンス
歯ブラシ
歯磨き粉
うがい薬
うがい用のコップ
爪切り
綿棒
電気髭剃り機
髭剃りの充電器
髭剃り用のローション
洗濯物干しロープ
洗濯ハサミ
洗剤
医薬品

まずは石鹸と石鹸入れです。
男四十を過ぎて、女子高生よりも髪が気になるお年頃です(笑)。私も色々と調べたり、勉強したり、試したりしましたが、辿り着いた結論は「洗髪は石鹸でするに限る」ということでした。石鹸一つで髪も顔も身体も全て洗います。
前回の日本一周の時にはまだこの考えに至っていなかったので、やれシャンプーだリンスだ洗顔フォームだと、色々な容器を持っていました。これが石鹸一つになれば大いに持ち物が減り、旅においてそれは言うまでもなく利点でもあります。また男が風呂に入るのにごちゃごちゃと沢山の物を持って入るのは野暮なものですが、これが石鹸一つで小ざっぱりといけるのも良いですね。
旅で石鹸を携行するには密閉出来る容器が不可欠ですが、マーナの石鹸ケースを使います。シリコンのバンドで蓋をしっかりと固定して、水気が外に漏れないので便利です。実質本位で簡潔な造りは旅に似合い、好ましいです。

風呂には石鹸一つで、と言いましたが、一つだけ一緒に持つ容器があります。それが石鹸シャンプー用のリンスです。これは粘性の無いさらさらの液体で、左のようなキャップ式の蓋の容器では悲しい事故の原因になります。
何か良い容器はないものかと思っていたところ、百均で素晴らしい品を見付けました。それが右の、蛇腹式の容器です。まあ容量が頃合いであれば蛇腹である必要は特にないのですが、何が良いって、しっかりした二重の蓋が付いていることです。そして開栓した状態でも、中身がちょろちょろと少しずつ出てくる構造なのでリンスにはうってつけです。
何故だかカラビナが付いているのですが、これは不要なので外してしまうつもりです。

歯科医に勧められて使っている、発泡剤と研磨剤が入っていない歯磨き粉、それから歯周病予防のためのうがい薬、うがい用の小さなコップです。写真を撮るのを忘れましたがもちろん歯ブラシもあります。
このコップは市販のうがい薬に付いてきた物ですが、60mml入りとごく小さく、それでいながら歯磨きやうがいには十分な大きさで、たいへん便利です。
この歯磨き粉とうがい薬は普通の薬局やスーパーでは売られていないので、なくなったら何処かで歯科医院を訪ねて買い求めることになります。

爪切りと綿棒です。私は昔から、爪切りを持って旅に出ると興奮する性質があります(笑)
どういう事かといいますと、五日間程度の旅程ならば、出発前に爪を切っていけば爪切りを持つ必要はありません。ところがこれが一週間を超える旅になると、爪切りが持ち物の中に入ってきます。つまり、爪切りは長旅の象徴なのです。今回は日程が長いから爪切りを持っていかなきゃな、などと考えると嬉しくなってしまうのですね。
私は日本人には珍しいと言われる、耳垢が半固体でべたべたしている体質です。だから生まれてこの方耳かきというものを使ったことがありません。風呂上りに綿棒で耳の内側をこするのが私の耳掃除です。綿棒は生活に欠かせない物なのです。むろん無くなったらすぐさま旅先で買い足します。

髭剃りと充電器、髭剃り用のローションです。私は電気髭剃り機派で、普段カミソリで手動で髭を剃るという習慣が全くありません。しかし旅に向いているのは明らかに手動のカミソリの方でしょう。大きくて重くてさらには充電の必要がある電気髭剃り機を長旅に持っていくのは賢いとは言えません。
だから迷ったのですが、やはり慣れ親しんだ習慣の方を採りました。充電についても、一回の充電で十五回くらいは剃ることが出来ます。これまでは毎朝出勤前に髭を剃っていましたが、放浪の旅においては二日に一回で十分でしょう。つまり、充電は一か月に一回くらいで済むことになります。これならば充電の負担を考える必要もないかなと思いました。

洗濯物を干すためのロープ、洗濯ハサミ、洗剤と、これらを入れる網状の袋です。実際にはコインランドリーで洗濯することの方が圧倒的に多いだろうから、出番は少ないでしょうね。携帯用の洗剤が一つ転がっていたので持っていきます。

最後に、包帯と消毒薬、絆創膏、あと私は口内炎になり易いので口内炎の薬です。

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石鹸
石鹸入れ
石鹸シャンプー用リンス
歯ブラシ
歯磨き粉
うがい薬
うがい用のコップ
爪切り
綿棒
電気髭剃り機
髭剃りの充電器
髭剃り用のローション
洗濯物干しロープ
洗濯ハサミ
洗剤
医薬品

まずは石鹸と石鹸入れです。
男四十を過ぎて、女子高生よりも髪が気になるお年頃です(笑)。私も色々と調べたり、勉強したり、試したりしましたが、辿り着いた結論は「洗髪は石鹸でするに限る」ということでした。石鹸一つで髪も顔も身体も全て洗います。
前回の日本一周の時にはまだこの考えに至っていなかったので、やれシャンプーだリンスだ洗顔フォームだと、色々な容器を持っていました。これが石鹸一つになれば大いに持ち物が減り、旅においてそれは言うまでもなく利点でもあります。また男が風呂に入るのにごちゃごちゃと沢山の物を持って入るのは野暮なものですが、これが石鹸一つで小ざっぱりといけるのも良いですね。
旅で石鹸を携行するには密閉出来る容器が不可欠ですが、マーナの石鹸ケースを使います。シリコンのバンドで蓋をしっかりと固定して、水気が外に漏れないので便利です。実質本位で簡潔な造りは旅に似合い、好ましいです。

風呂には石鹸一つで、と言いましたが、一つだけ一緒に持つ容器があります。それが石鹸シャンプー用のリンスです。これは粘性の無いさらさらの液体で、左のようなキャップ式の蓋の容器では悲しい事故の原因になります。
何か良い容器はないものかと思っていたところ、百均で素晴らしい品を見付けました。それが右の、蛇腹式の容器です。まあ容量が頃合いであれば蛇腹である必要は特にないのですが、何が良いって、しっかりした二重の蓋が付いていることです。そして開栓した状態でも、中身がちょろちょろと少しずつ出てくる構造なのでリンスにはうってつけです。
何故だかカラビナが付いているのですが、これは不要なので外してしまうつもりです。

歯科医に勧められて使っている、発泡剤と研磨剤が入っていない歯磨き粉、それから歯周病予防のためのうがい薬、うがい用の小さなコップです。写真を撮るのを忘れましたがもちろん歯ブラシもあります。
このコップは市販のうがい薬に付いてきた物ですが、60mml入りとごく小さく、それでいながら歯磨きやうがいには十分な大きさで、たいへん便利です。
この歯磨き粉とうがい薬は普通の薬局やスーパーでは売られていないので、なくなったら何処かで歯科医院を訪ねて買い求めることになります。

爪切りと綿棒です。私は昔から、爪切りを持って旅に出ると興奮する性質があります(笑)
どういう事かといいますと、五日間程度の旅程ならば、出発前に爪を切っていけば爪切りを持つ必要はありません。ところがこれが一週間を超える旅になると、爪切りが持ち物の中に入ってきます。つまり、爪切りは長旅の象徴なのです。今回は日程が長いから爪切りを持っていかなきゃな、などと考えると嬉しくなってしまうのですね。
私は日本人には珍しいと言われる、耳垢が半固体でべたべたしている体質です。だから生まれてこの方耳かきというものを使ったことがありません。風呂上りに綿棒で耳の内側をこするのが私の耳掃除です。綿棒は生活に欠かせない物なのです。むろん無くなったらすぐさま旅先で買い足します。

髭剃りと充電器、髭剃り用のローションです。私は電気髭剃り機派で、普段カミソリで手動で髭を剃るという習慣が全くありません。しかし旅に向いているのは明らかに手動のカミソリの方でしょう。大きくて重くてさらには充電の必要がある電気髭剃り機を長旅に持っていくのは賢いとは言えません。
だから迷ったのですが、やはり慣れ親しんだ習慣の方を採りました。充電についても、一回の充電で十五回くらいは剃ることが出来ます。これまでは毎朝出勤前に髭を剃っていましたが、放浪の旅においては二日に一回で十分でしょう。つまり、充電は一か月に一回くらいで済むことになります。これならば充電の負担を考える必要もないかなと思いました。

洗濯物を干すためのロープ、洗濯ハサミ、洗剤と、これらを入れる網状の袋です。実際にはコインランドリーで洗濯することの方が圧倒的に多いだろうから、出番は少ないでしょうね。携帯用の洗剤が一つ転がっていたので持っていきます。

最後に、包帯と消毒薬、絆創膏、あと私は口内炎になり易いので口内炎の薬です。

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昨日は殆どの荷物を積んで試走してみました。もっとも心配していたのはマジックテープだけで固定している地図入れですが、やはりしっかりと巻き付ければ何の問題もありませんでした。それよりも問題は右側のサイドバッグです。ベルトの取り回しを工夫したのでもっと高い位置に固定されると思っていたのですが、後ろ側が思ったよりも下に来てしまい、マフラーに触れるか触れないかというところです。
しかし、これは簡単に対処出来ます。すぐにでも作業したいところですが、今日は本降りの雨なので明日にするかも知れません。

試走ついでに給油をしてきました。燃費を報告します。
140km走って2.95リットル入ったので、47.5km/lです。これはかなり悪い数字です。50km/lを割ったのはもしかして初めてかも知れません。
原因は何かと考えましたが、もっとも寒い季節に、これまでにも増して短距離短時間の細切れの走行ばかりを繰り返したことだと思います。先日スプロケを交換してギヤ比が変わったのですが、それ以後僅かな距離しか走っていないのでその影響ではないでしょう。
悪いとは言ってもバイクの異変を疑うような数値ではありません。出発したら燃費が伸びることを期待します。

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