
愛機であるソニーのバイオを旅の道連れに出来ない無念を綴ったわけですが、ともかくそれにとって代わる新しいノートパソコンがやって来ました。


買ったのはこれ。hpのProBook 430 G3というパソコンです。何故これを選んだかという事を詳しく書くとまたぞろ長くなってしまうのですが、かいつまんで言いますと四つの理由があります。
一つは、カスタマイズによる購入で余計な機能やソフトウェアが載っておらず、性能の割に安価だということ。
二つ目の理由は、新興の格安メーカーに対するhp製品の安心感。
三つ、物理的に非常に堅牢だということ。
一つ目と二つ目については説明の必要はないでしょう。三つ目ですが、落下や衝撃、振動、粉塵、湿度などにとても強い造りをしているのだそうです。部屋の中で大人しく使うのと違って、バイクで日々持ち歩いて屋外など様々な場所で使う旅先では、この堅牢さが役に立つことがあるかも知れません。
そして大切なのが四つ目です。それは、キーボードの仕上げの良し悪し、実際に触って心地好いかどうかということです。文章を書くことが旅と並んで人生におけるもっとも大きな悦びである私にとって、パソコンのキーボードは生涯の伴侶です。だからキーボードの質は、数字には表れない部分ですが私にとってはこの上なく大切な要素なのです。むろん打ちにくい、仕上げが安っぽい、壊れ易いキーボードは論外。このパソコンを選んだ最後の決め手が、この点がとても良かったことでした。
唯一難点を挙げるならばenterキーがやや小さめなこと、一番右端に配されていないことですが、これはじきに慣れるでしょう。

13.3インチという大きさを好むのもキーボードに理由があります。これより小さいノートだとキーボードが窮屈になって打ちづらいのです。本当の意味でのフルサイズキーボードを確保しているぎりぎりの小ささが13.3というわけです。
外見には華美なところがなくデザインや配色は簡素で、ややもすると素っ気なく感じられます。それでいながら表面の仕上げの質や手触りが良いというのは、自身大いに好むところです。
ちなみにCPUはCORE-i3、OSはWin10pro、ストレージは500GBHDDで、送料と消費税を合わせて7万1千円でした。
ところで話が前後しますが、長旅に携行するのにそもそもノートにするかタブレットにするかで悩む方もいるかと思います。しかし私はこの悩みとは無縁でした。思う存分打ちまくれるキーボードが不可欠なことに加え、毎日写真を取り込むことも考えると、タブレットという選択はあり得ません。

さてここからは余談ですが、このパソコンを見付けたのは、量販店の店員に薦められたのがきっかけでした。ところがひゅーれっとぱっかーどのほーむぺーじ(笑)を見てみると、BTOの頁はまず「個人のお客様」と「法人のお客様」に分かれています。そしてこのパソコンは法人向けの頁にしか載っていないのです。しかし、一通り目を通してみましたが、私にとって最良の選択は明らかに当機でした。
BTOで言うと他にDELLのホームページなども同様で、まず個人か法人かで分かれています。
しかし量販店の店員曰く、これはメーカー側が勝手に分類しているだけであって、法人向けとされている機種を個人が一台買うことももちろん可能だし(実際のところそうしました)、そこまで大きな意味は無いとのことでした。これを教えられなければ、「法人のお客様」の頁をクリックしようとも思わなかったでしょう。知識が一つ増えました。

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