2017年版のツーリングマップルが発売される直前に、誤って旧版を買ってしまった。しかし一冊1,800円もするツーリングマップルをまさか買い直すわけにもいかないし、そういう行いも好きでないから仕方なくそのまま出発することにした…
ここまでは先に報告した通りです。しかし、前言を撤回します。旧版を買ってしまった「東北」「関東」「中部」「中国・四国」の四冊のうち、「中部」と「中国・四国」の二冊だけ新しい2017年版を買いました。
理由は、やはりどうしても納得が出来ず、受け入れ難かったからです。一年前の地図なんて内容に殆ど変わりはない、それは勿論分かっています。しかし、六年間悩み続けた上で決断し、人生の集大成だと思っているこの旅において、絶対に万全を期したい、完璧な準備をして出発したいという思いがとても強いのです。執念と言ってもいいくらいです。
むろん、実際に旅に出れば思い通りにならないこと、上手くいかないことなど幾らでも起こるでしょう。しかし自宅で腰を据えて出発の準備に専念している今、こんなケチがつくのが許せないという思いを拭えませんでした。

もう一つ理由はあります。2017年版はそれぞれの収録範囲が増えたのですが、これが一通りの地図を揃える日本一周人にとってはむしろ良くないことだと言いました。ところが、「関西」を買わないことを前提としている者にとっては話が変わってきます。「関西」の両隣である「中部」と「中国・四国」に関して言えば、収録範囲の拡大は朗報なのです。
四冊全てを買い直すのは金銭的な負担も大き過ぎるし、行いの虚しさ、ばかばかしさも際立ってきます。しかし四冊のうち二冊だけ買い直すというのは折衷案としても頃合いでした。
結論を言いますと、「東北」と「関東」は旧版の2016年版を持っていき、「中部」と「中国・四国」は新たに買った2017年版を持っていきます。
買ったばかりで一度も使っていない地図を二冊も放棄することになってしまいました。自分の金で買った物をどうしようが勝手という考え方は嫌いです。社会に対して不義理を働いてしまったと思っています。この地図を制作した方、印刷した方、輸送した方、販売した方…私の手元に来るまでに携わった全ての方達にこの場を借りてお詫び申し上げます。

にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。
ここまでは先に報告した通りです。しかし、前言を撤回します。旧版を買ってしまった「東北」「関東」「中部」「中国・四国」の四冊のうち、「中部」と「中国・四国」の二冊だけ新しい2017年版を買いました。
理由は、やはりどうしても納得が出来ず、受け入れ難かったからです。一年前の地図なんて内容に殆ど変わりはない、それは勿論分かっています。しかし、六年間悩み続けた上で決断し、人生の集大成だと思っているこの旅において、絶対に万全を期したい、完璧な準備をして出発したいという思いがとても強いのです。執念と言ってもいいくらいです。
むろん、実際に旅に出れば思い通りにならないこと、上手くいかないことなど幾らでも起こるでしょう。しかし自宅で腰を据えて出発の準備に専念している今、こんなケチがつくのが許せないという思いを拭えませんでした。

もう一つ理由はあります。2017年版はそれぞれの収録範囲が増えたのですが、これが一通りの地図を揃える日本一周人にとってはむしろ良くないことだと言いました。ところが、「関西」を買わないことを前提としている者にとっては話が変わってきます。「関西」の両隣である「中部」と「中国・四国」に関して言えば、収録範囲の拡大は朗報なのです。
四冊全てを買い直すのは金銭的な負担も大き過ぎるし、行いの虚しさ、ばかばかしさも際立ってきます。しかし四冊のうち二冊だけ買い直すというのは折衷案としても頃合いでした。
結論を言いますと、「東北」と「関東」は旧版の2016年版を持っていき、「中部」と「中国・四国」は新たに買った2017年版を持っていきます。
買ったばかりで一度も使っていない地図を二冊も放棄することになってしまいました。自分の金で買った物をどうしようが勝手という考え方は嫌いです。社会に対して不義理を働いてしまったと思っています。この地図を制作した方、印刷した方、輸送した方、販売した方…私の手元に来るまでに携わった全ての方達にこの場を借りてお詫び申し上げます。

にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。
私は単に酒好きというだけでなく、大の居酒屋好きでもあります。日常ブログで書き続けてきた居酒屋探訪記は二百件を超えました。そして日本一周の道中でも、各地で居酒屋を訪ね歩きます。

テント泊を前提とした節約旅行では、居酒屋で呑むなどと言うととんでもない贅沢にも思えますが、私にとっては居酒屋の暖簾をくぐることも旅において欠かせない大切な要素なのです。何故なら、居酒屋こそは土地の文化を映す鑑だからです。
自分の生まれ育った所ではまずお目にかかれないような食材や食べ方、魚の呼び方がまるで違うなんていうのも面白いです。また居酒屋は走りを出すから、行く先々での産物や季節の移ろいをより鮮やかに感じることが出来ます。そして楽しみはなにも高価な山海の幸ばかりではありません。ちょっとした煮物や惣菜、漬け物などにその土地ならではの食文化が反映されています。出汁の取り方、味付けの濃さ、砂糖の使い方などなど…旅とともに醤油の味が変わっていくのを感じるのなどたまりません。
そして旅先の居酒屋の魅力は食べ物の他にもあります。その土地の言葉や話題に触れられるし、似たような料理であっても地元の人と自分とでは食べ方が違うなんていう場面に出会うこともあるのです。まさに五感をもってその土地にいることを強く実感出来ます。そしてそれは旅の精髄であると言っても過言ではありません。
少々極端な物言いではありますが、私から言わせてもらえば折角の日本一周なのに居酒屋を訪ね歩かないなんて、これ以上勿体ないことはありません。

居酒屋は玉石混淆です。これは全国何処へ行っても変わりありません。自分の勘だけを頼りに良店を見極めて飛び込めれば格好いいのですが、現実はそうとばかりもいきません。まして遠隔地になる程失敗したくないという思いは強くなります。そこである程度の事前情報はやはり不可欠となります。それも、信用のおけないネットの情報よりもやはり書籍です。
これまでに無数の「居酒屋本」を買い求めてきましたが、筆頭は何といってもこれでしょう。

居酒屋研究の第一人者、太田和彦氏の著作でその名も「太田和彦の居酒屋味酒覧」です。この本に掲載されている教祖お薦めの店の中で、まだ訪ねていない店で呑むことが大きな目的の一つです。むろん他にも行きたい店は沢山あるし、自分の勘に響いた店に飛び込むこともあるでしょう。しかしこの本が一つの大きな柱になります。
ちなみに教祖というのは私の仲間内で面白おかしく氏をこのように勝手に呼んでいるのです。以後本ブログで教祖という言葉が出てきたら、それは太田和彦氏のことを指しています。

先日この居酒屋味酒覧の中から、過去に訪ねていて知っている店と、東京都心の店など旅中に行く可能性がない店を除いて、日本一周中に行く可能性がある71軒の頁を携帯で写真に撮る作業をしていました。
さて居酒屋巡りについてはこんな具合なのですが、各地の居酒屋を訪ね歩くにあたって一つ大きな問題があります。
それは、居酒屋というのはその殆どが都市の繁華街にあるということです。これが何を意味するかというと、テント泊との両立が難しいということです。居酒屋で呑みたいと思ったら、店から徒歩圏内でビジネスホテルなり宿に宿泊しなければならない。これが現実でしょう。
しかし、もとより一定の頻度でビジネスホテル泊をするつもりではいます。他の方の日本一周ブログを拝読していると、特に若い旅人などは、何がなんでもとにかく毎日テント泊、雨が降ろうが日が暮れようがテントを張れる場所を探して彷徨う、といった記述をよく見ます。しかし、もともと体力がある方ではない上に四十代も半ばに入った私にはそんな事は到底無理です。疲れが溜まってきたら格安の宿を探して、迷わず入ります。それが雨の日と重ねれば一石二鳥、さらには居酒屋の名店がある土地だったなら一石三鳥なのですが、そんな場面が何度かはあるでしょうか。

にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。

テント泊を前提とした節約旅行では、居酒屋で呑むなどと言うととんでもない贅沢にも思えますが、私にとっては居酒屋の暖簾をくぐることも旅において欠かせない大切な要素なのです。何故なら、居酒屋こそは土地の文化を映す鑑だからです。
自分の生まれ育った所ではまずお目にかかれないような食材や食べ方、魚の呼び方がまるで違うなんていうのも面白いです。また居酒屋は走りを出すから、行く先々での産物や季節の移ろいをより鮮やかに感じることが出来ます。そして楽しみはなにも高価な山海の幸ばかりではありません。ちょっとした煮物や惣菜、漬け物などにその土地ならではの食文化が反映されています。出汁の取り方、味付けの濃さ、砂糖の使い方などなど…旅とともに醤油の味が変わっていくのを感じるのなどたまりません。
そして旅先の居酒屋の魅力は食べ物の他にもあります。その土地の言葉や話題に触れられるし、似たような料理であっても地元の人と自分とでは食べ方が違うなんていう場面に出会うこともあるのです。まさに五感をもってその土地にいることを強く実感出来ます。そしてそれは旅の精髄であると言っても過言ではありません。
少々極端な物言いではありますが、私から言わせてもらえば折角の日本一周なのに居酒屋を訪ね歩かないなんて、これ以上勿体ないことはありません。

居酒屋は玉石混淆です。これは全国何処へ行っても変わりありません。自分の勘だけを頼りに良店を見極めて飛び込めれば格好いいのですが、現実はそうとばかりもいきません。まして遠隔地になる程失敗したくないという思いは強くなります。そこである程度の事前情報はやはり不可欠となります。それも、信用のおけないネットの情報よりもやはり書籍です。
これまでに無数の「居酒屋本」を買い求めてきましたが、筆頭は何といってもこれでしょう。

居酒屋研究の第一人者、太田和彦氏の著作でその名も「太田和彦の居酒屋味酒覧」です。この本に掲載されている教祖お薦めの店の中で、まだ訪ねていない店で呑むことが大きな目的の一つです。むろん他にも行きたい店は沢山あるし、自分の勘に響いた店に飛び込むこともあるでしょう。しかしこの本が一つの大きな柱になります。
ちなみに教祖というのは私の仲間内で面白おかしく氏をこのように勝手に呼んでいるのです。以後本ブログで教祖という言葉が出てきたら、それは太田和彦氏のことを指しています。

先日この居酒屋味酒覧の中から、過去に訪ねていて知っている店と、東京都心の店など旅中に行く可能性がない店を除いて、日本一周中に行く可能性がある71軒の頁を携帯で写真に撮る作業をしていました。
さて居酒屋巡りについてはこんな具合なのですが、各地の居酒屋を訪ね歩くにあたって一つ大きな問題があります。
それは、居酒屋というのはその殆どが都市の繁華街にあるということです。これが何を意味するかというと、テント泊との両立が難しいということです。居酒屋で呑みたいと思ったら、店から徒歩圏内でビジネスホテルなり宿に宿泊しなければならない。これが現実でしょう。
しかし、もとより一定の頻度でビジネスホテル泊をするつもりではいます。他の方の日本一周ブログを拝読していると、特に若い旅人などは、何がなんでもとにかく毎日テント泊、雨が降ろうが日が暮れようがテントを張れる場所を探して彷徨う、といった記述をよく見ます。しかし、もともと体力がある方ではない上に四十代も半ばに入った私にはそんな事は到底無理です。疲れが溜まってきたら格安の宿を探して、迷わず入ります。それが雨の日と重ねれば一石二鳥、さらには居酒屋の名店がある土地だったなら一石三鳥なのですが、そんな場面が何度かはあるでしょうか。

にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。