船が埠頭を離れ、東京湾岸の喧騒が後方に離れつつあります。一息ついて、ここで少しだけ寂しさが湧き上がってきました。
もとより人間嫌いで独りが大好き、一人きりでいることを寂しいなどと思わない男です。
しかし、野球観戦仲間と楽しく一日を過ごし、それから旅立ちの実感も湧かないくらいに出発の準備に忙殺され、初日はトミーさんが同行してくれました。その直後には観戦仲間とはまた別の、学生時代からの気が置けない仲間達とわいわいやりました。ここまできて漸く一人、一人旅を噛みしめる時がやって来たのです。
寂しさの理由には行く先への漠然とした不安もあります。長年の経験があることとはいえ、その日の寝ぐらも決めないままにさすらうというのはやはり不安なものなのです。加えて、テント泊にはまだ寒過ぎることも不安に拍車をかけます。実は初日の夜、寝袋一枚だけでは寒くてとても眠れず、早速予備の寝袋と二枚重ねで寝たのです。
でも、これらのことはもとより分かり切っていた事、覚悟の上です。一人きりの寂しさも不安も、自由であることの代償だから。それでも、旅の序盤にこんな感情を抱いたことだけは忘れずにいたいと思います。

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寂しさの理由には行く先への漠然とした不安もあります。長年の経験があることとはいえ、その日の寝ぐらも決めないままにさすらうというのはやはり不安なものなのです。加えて、テント泊にはまだ寒過ぎることも不安に拍車をかけます。実は初日の夜、寝袋一枚だけでは寒くてとても眠れず、早速予備の寝袋と二枚重ねで寝たのです。
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今回に限って言えばこれも旅の一幕であることも間違いないのですが、趣味人の悪癖とでも言いましょうか、私はどうしても建築物としての駅舎の記録という思いがそれを上回ってしまいます(笑)
人が写り込むのを極力避けるのはもちろん、愛車のカブも入れて写したくはないというのは趣味人ならではの考え方と言えるでしょう。






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