即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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予て憧れていた伊勢の居酒屋の暖簾をくぐる時が遂にやってきました。何故そこまで伊勢の居酒屋に憧憬を抱いていたかというと、単に教祖おすすめの名店が幾つかあるからだけではありません。旅先で居酒屋に入るということの真髄を求めてのことです。

江戸の昔から上方、江戸はもちろん全国からの参拝者、旅人を迎えてきた伊勢。そんな伊勢には、単なる地方都市とは違った独特の気風や洗練がきっとある筈です。でも、それは一日や二日滞在しただけではなかなか分からないものです。そんな時の分かり易い窓口こそが古くから続く居酒屋なのです。
居酒屋は土地の文化と歴史を映す鑑です。その事をより鮮明に味わえるのが伊勢の居酒屋であり、また伊勢という土地への理解を肌で感じて深めることが出来る。このような期待を抱くからこその伊勢の居酒屋への憧れなのです。
さあ、果たして何かを得ることが出来るでしょうか。

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満を持して一軒目に暖簾をくぐるは教祖のおすすめ一月家です。まず結論から言いますと、久々に感動する程の名酒場と出会いました。

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まず建物の佇まいからして凄い。ここまで雰囲気のある店構えは見たことがありません。これが住宅地の中に忽然と現れるのだから尚驚かされます。店内は長いカウンターと卓、小上がりから構成され、とにかく広々として開放感があります。そして何といってもこの店は全てにおいて健全なのです。地元客がそれぞれ賑やかに談笑して思い思いの時間を過ごしています。店は夫婦二代による経営で(たぶんそうだと思われる)、明るい声が飛び交います。家族経営の店に間違いなしとは居酒屋の鉄則ですが、まさに典型です。
余計な物がなく整然とした店内に、完成された肴の味わい。皿や酒器は下げず、最後に大旦那が巨大なそろばんを弾いて一瞬で会計を伝えてくれます。これは名古屋の大甚本店と全く同じやり方。そしてその額は非常に良心的です。

大正三年創業で今年で百三年の歴史を刻みます。この店は伊勢の宝です。

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二軒目へ移行します。こちらも教祖のおすすめ、向井酒の店です。一月家に負けず劣らずこちらも店構えの雰囲気が抜群です。何年の歴史があるのか、近年建て替えたのか、とにかく建物がかなり新しいので内外ともに使い込まれた味わいは乏しいものの、これがこの先長く使われていくうちに熟成されていくのでしょう。

この店はやや実質本位という印象です。愛想が悪いとは言いませんがやや素っ気ない客あしらいや、若いアルバイト店員の拙い対応、最初の注文を紙に書けというのも味気ないです。しかし一月家が素晴らし過ぎたのでどうしても比較してしまうのでしょう。文句なしの魚介、きちんとした仕事、良心的な価格。あらゆる面でこれぞ居酒屋という、この店も名店であることに間違いはありません。

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