即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。函館滞在四日目です。今日は路面電車の一日乗車券を買って、一日電車に乗って活動します。二ヶ月前と殆ど同じ行動になるのは明らかで、代わり映えがしないのは目に見えています。それでもどうしても乗りたいのです。

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長く旅を続け、全国に何度も足を運んでいると、その土地を訪れたことを強く実感する場面というのが自分の中で確立されてきます。それも、回を重ねる毎にそれが細かな、限定されたものになってきます。たとえば東海道山陽新幹線を乗り通したとしましょう。山側の席に座り、近鉄と名鉄の文字が同時に目に入ったところで名古屋に着いた実感が湧きます。博多駅に着き、地下鉄空港線に乗り換える時下りのエスカレーターに乗ると目の前に大きな辛子明太子の広告が現れます。それを見て福岡まで来たことを強く実感するといった具合です。

では私が函館に来たことをとりわけ強く実感する、函館に居る喜びをとりわけ強く実感する場面とは何か。それこそが、市電に乗って電停を出る度に車内に響く「函館賛歌」のメロディを聞いた時なのです。極端な事を言えば、函館賛歌の車内オルゴールを聞くために市電に乗ると言っても過言ではありません。だから特にこれといった事をせずとも、ただ電車に乗っていればそれだけで満足なのです。とは言っても前回と何から何まで同じでは流石に面白くありません。ささやかながらに多少の変化を付けるべく段取りを考えてあります。
余談ですが、函館ではゴミ収集車もこの曲を鳴らしながらやって来ます(笑)

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今回もライムライトの最寄り電停である魚市場通から活動開始です。前回は最初にどつく前まで乗りましたが、今日は逆打ちをしてまず湯の川行きに乗ります。

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終点の湯の川電停で下車し、歩くこと約十分、ホーマック湯の川店にやって来ました。函館で一番大きいホームセンターと聞いて来たのです。目当ては滑り止めシートです。

カブの後ろの箱の上にバイクカバーで巻いたリュックを乗せています。このリュックが滑らないように箱の蓋に滑り止めシートを貼り付けているのですが、百均で買った安物シートでは殆ど役に立っていませんでした。少しでも舗装の荒れた道を走ったり強めに制動したりするといちいち前に滑ってきて背中に当たる。大きな問題ではないのですが、場合によっては実に鬱陶しいのです。

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そこで多少高くても高性能の滑り止めシートが欲しくなりました。実は先日近所のホームセンターを三軒ほど回ったのですが、どこも小さな店ばかりで、百均で売られているのと変わらない物しかありませんでした。こちらの店はわざわざやって来た甲斐あって規模、品揃えが段違いで、ほぼ思い描いていた通りの物を買うことが出来ました。この大きさで800円ですから、単純に計算しても八倍以上の価格です。が、実力の程はどうでしょうか。

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続いて湯の川から来た道を戻り、函館どつく前行きの電車を終点まで乗り通します。折り返しの際運転手が全ての窓の上の段を開けていきました。まだまだ暖かい函館らしい光景です。

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終点の函館どつく前に着きました。電停の目の前に控えしは予て気になっていた満腹食堂、遂に訪ねることが出来ました。そして前回の活動と変化を付けると予告した事の一つ目でもあります。
何とこの店も無休で営業しているのだそうです。素晴らしいことですが、たつみ食堂とは明らかに違います。まず品書きですが、麺類が中心であとは炒飯やカレー、オムライス、丼物などで、定食が全くないのは意外でした。しかし品書きの構成など些細な事です。場所柄どつくで働く現場労働の男達のための食堂であろうことは明らかでしたが、中の雰囲気は予想以上のものでした。秀逸です。

まず目を引くのは、盆に乗せられてラップが掛けられ、その上にメモ書きが貼られた料理がずらりと並べられていることです。どつくの中まで出前しているのでしょう。店内も大盛況で、次々と客が入って来ます。塗料まみれの作業着にヘルメットという出で立ちの男や、海上保安庁と書かれたTシャツを着た筋骨隆々の男、それに混じってネクタイ姿もいます。
そして驚いたのは、厨房の手前に置かれた伝票に自分の注文したものを書き、現金での支払いをせずに出て行く人がいることです。福利厚生でここの食堂で食べた食事代も出るのか、それでずらりと並んだ伝票の中から自分の会社のものに名前と注文したものを書いていくのか、およそそれしか思い浮かびませんが、真相はどうなのでしょう。

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さて注文したのはカレー炒飯、三分と待たず熱々のものが運ばれてきました。750円はこの店では最も高い部類ですが、添えられてくるスープに玉子が丸々一個入っているのです。いかにも現場労働者のための料理という感じがします。スープの熱で温められて黄身が程よい半熟になっていて、これを濃い味のカレー炒飯の上に移して割って食べると実に美味い。なるほど、この店においては幾つも皿を使った定食などというお上品なものは不要なのかも知れません。
どうしてこの店をこれまで見過ごしていたのか。明日にでもまた来てしまいそうです。

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腹ごなしにどつく周辺をぶらぶら歩き、隣の大町電停から電車に乗り、十字街ですぐに降りて谷地頭行きに乗り換えます。そして谷地頭までやって来ました。

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宝来町電停を出ると線路は右に二度大きくカーブします。函館山を中心に円を描くようにして裾野を回っているのがよく分かります。それから坂を登り、登り切った丘の頂上が青柳町電停です。そこから目の前に壁のように迫った函館山へ向かって急坂を下り、今度は坂を下り切った所が終点の谷地頭です。函館市電の車窓の白眉と言える区間で、何度乗っても飽きません。

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谷地頭から折り返して湯の川行きになる電車にそのまま乗り、次の青柳町電停ですぐに降りました。ここで何枚か写真を撮り、再び電車に乗って魚市場通電停へ。一旦ライムライトに戻って昼の小休止をします。

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午後の部の活動を開始します。朝と同じようにまた魚市場通電停から湯の川行きの電車に乗り、今度は函館駅前ですぐに降りました。むろん函館駅を訪ねるためです。しかし前回も述べたように今や函館駅へ行ったところで何があるというわけでもないのですが、それはまあそれとして…

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函館駅前電停から再び電車に乗り込み、またも湯の川行きに乗車、そして終点まで乗り通します。また湯の川まで行くことを不可解に思われるでしょうか。勿論目的はあります。

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再び湯の川電停に降り立ったところで、目の前にある格安理容店で散髪します。髪を切るのは札幌以来でしょうか。ぼさぼさに延びてしまっていたのですが、漸く切ることが出来ました。散髪した直後にヘルメットをかぶるのはどうしても嫌なので、散髪するにあたってはそれを回避する算段をつけなければなりません。今回もそれを実行出来てよかったです。

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