即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

 | ホーム | 

DSC02707.jpg
おはようございます。昨日まで毎日気持ちのよい朝を迎えていましたが、今日の函館は雲って、予報でも天気は下り坂、雨も降るかも知れません。しかしもとより明日のバル街までの時間をのんびり過ごすのが目的ですから、何の問題もありません。いやむしろ、昨日のような中途半端な結果になるよりはいいかも知れません。
今日やるべき事といったら、セコマにポイントと交換した景品を取りに行くこと、箱の上に滑り止めシートを貼り付けること、新しい地図入れを作るべくA4ケースに穴を開けることくらいです。まとめてかかれば一時間以内に済んでしまうでしょう。とにかく今日はゆっくり過ごします。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
 ↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。
DSC02708.jpg
函館バル街が明日に迫りました。これは即ち、最速で明後日に函館を発って青森へ渡る可能性があるということです。そして昼に食い倒れる町函館を楽しめるのも今日で最後ということを意味しています。今日の昼食に何を選ぶのか。大事な局面ですが、またもたつみ食堂にやって来ました。

まず筆頭候補のチャイチキカレーですが、フェリー乗り場の目の前にもラッキーピエロはあるので、まだ食べる機会は残されています。しかも平日の11時半までに食べれば割引きになるという事情もあります。次に今回はまだ行っていない小いけですが、明日のバル街で旧市街の老舗の雰囲気やちょっと凝った料理は味わえます。
と、理屈をつけるのは簡単ですが、たつみ食堂を選んだ最大の理由は何となくそんな気分だったからです。そして注文したのはまたもミックスA定食、今回も同じ事を繰り返しました。これの魅力から抜け出せません。

DSC02709.jpg
このミックスA定食、目玉焼きに唐揚げ二個、トンカツ、クリームコロッケという内容です。このうちトンカツとクリームコロッケについては、まあ言ってしまえばありふれた味です。美味いのは唐揚げです。大ぶりで柔らかく、肉汁も多い。目玉焼きにこの唐揚げが三個という唐揚げ定食がミックスAと同じ640円です。変化を付けるとしたらこれだろうか、と考えました。
しかし、どんなに唐揚げが美味くても同じものを三つ食べるより、そのうちの一つがトンカツとクリームコロッケに代わった方が明らかに魅力的です。ミックスA定食以外の注文に踏み出すには、飽きる程通い続けなければ無理なのかも知れません。一つ印象的だったのは、私とほぼ同時に入店した人がカツ丼をたのんだことです。その丼の大きいこと。次に注文するのはカツ丼がいいと思いました。ひとつの道筋が開けた気がします。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
 ↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。
DSC02710.jpg
先日申し込みをしておいた、セコマのポイントと交換した石鹸を引き取ってきました。無添加の石鹸の三個入り、普段購入して使っているのと全く同じ物です。ちょうど手持ちの350ポイント全てを使ってこれと交換出来たのですから、理想的な展開です。ただし先に購入した石鹸はまだ一個目が運用中で、二個も控えているのです。これは当分出番がないので、ひとまずはサイドバッグの一番底にしまいます。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
 ↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。
DSC02713.jpg
DSC02711.jpg
先日百均の文具売り場で買っておいたA4ケースに穴を開け、ツーリングマップルを見開きで入れられる地図入れの二代目が完成しました。ヒビが入って歪んできていた初代に代わって、これからはこの二代目に同じ活躍をしてもらいます。
初代を製作する時は文房具の小さなカッターで穴を開けたため、やたらと時間がかかった上に手がつりそうになったのですが、シナチクさんが電動ドリルとグラインダーで穴の殆どを開けてくれたのでいとも簡単に作業が終わりました。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
 ↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。
DSC02714.jpg
先日買っておいた高性能滑り止めシートを後部の箱の蓋に貼り付けました。が、一つ大事な点を見落としていました。シートの性能が良くても、箱に強固に固定されていなければ絵に描いた餅だということです。強力な両面テープを用いなければ片手落ちなのですが、これを用意するのを忘れていました。とりあえずは文具の簡単な両面テープで貼り付けました。ひとまずこれで走ってみて、問題があるようなら道中で強力両面テープを買うことになるかも知れません。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
 ↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。
昨夜の話の続きです。
バイクで移動してテント泊をする。かくも雨に弱い旅のやり方の不便なところ、辛いところを嫌という程味わって、それでも尚そんな旅を続けるのは何故か。その答えは簡単です。鍵は「しまなみ海道」と「沖縄」です。

オートバイに乗ってあちこち旅する人は、ではどこに魅力を感じてそうしているのでしょうか。バイクが好きだから。走行自体が気持ちいいから。金がかからないから。自由になれるから。色々な理由があるでしょう。そして誰もが単に一つの理由だけではなく、このような幾つかの理由が重なってバイク旅というものに駆り立てられるのです。ただし、その内訳は人によって大きく差があります。
バイクの後ろにテントや寝袋を載せ、ホクレンの旗をなびかせながら夏の北海道を駆け回る…全く同じ事をしているように見えますが、「バイクが好きだから」が九割でそれをやっている人もいれば、「金がかからないから」が理由の殆どでやっている若者もいるでしょう。金は幾らでも持っているけれど原付バイクで走ってテントで寝ている老人もいれば、本当は車に乗って宿に泊まって旅が出来ればどんなにいいだろうと思いつつも、経済的にそれが許されないから代替案としてバイクで走ってテントで寝ている若者もいるということです。
では私は何故原付バイクで旅をしているのか。無論様々な理由が重なってのことですが、もっとも大きいのは旅の自由度が高まるから、そして旅と相性が良い、旅が似合うからです。これが最大の理由ではあるのですが、経済的な事も勿論無視は出来ません。
私はかつてビートという車に乗っていました。軽自動車でありながらミッドシップエンジンの二人乗りという極めて珍しい車ですが、その事からも分かるように荷物は殆ど積めません。トランクに折り畳み傘は入るけれど普通の傘は入らないのです。それでもその車を買った理由はただ一つ、旅が似合う車が欲しかったからです。そしてこれはスーパーカブについても同様です。何故スーパーカブに乗っているのかといえば、旅が似合うからなのです。私にとっては常に旅が主で車両選びは従なのです。

しかし原付のカブで旅を続けるのは旅が似合うからだけではありません。経済面での利がとても大きいからでもあります。ここで冒頭で述べたしまなみ海道、沖縄の話と繋がってくるのです。中型以上のバイクや車でしまなみ海道を渡ろうとすると、高速道路を利用しなければなりません。料金は嵩むし、好きな所で止まるわけには勿論いきません。しかも高速道は橋の内側ですから、景色もそれ程は楽しめないのです。これに対して原付は原付専用道を走れるので、料金は数十円程度とタダ同然だし、事実上好きな所で止められるし、何より橋の外側なので景色は抜群です。しまなみ海道を走る時に限って言えば原付バイクに圧倒的な利があると言えます。
それから沖縄です。鹿児島から那覇へ航送しようとすると、軽自動車でも五万円の料金がかかります。これは現実的とは言えない高額な料金です。これに対して原付ならば約十分の一、五千円台で航送出来るのです。沖縄は狭いし、レンタカー若しくはレンタルバイクを借りて回ればいいと言う人もいます。しかしそれでは旅の自由度は著しく下がります。いつでも自由に使える愛車が手元にあってこその旅であり、愛車と共に海を渡ってこその日本一周なのです。

誤解を恐れず言うなら、原付バイクで旅をしているのはしまなみ海道と沖縄へ行くためであって、つまりこの旅はまだおいしいところ、見せ場に至っていないのです。北海道は主戦場ではありません。
離島に愛車を渡したり、狭い漁村の中の道をゆっくり走る時などは原付が似合う旅の情景です。しかし北海道は道も広く、速度も乗って、移動距離も長くなります。ゆっくり走ったところで景色などいつまでも変わらず、原付に余り利はないと言えます。むしろ雨が降っても移動が制限されたり余計な出費をしなくて済む車の方に利があると言えるでしょう。そんな北海道で雨に降り込められたものだから、余計に軽バンでの車中泊への憧れがより具体的に大きいものになったのだと思います。
そんな不便を承知の上で尚、夏の北海道に来るならバイク以外には考えられないという人がいます。それこそが「バイクが好きが九割」でこういう旅をしている生粋のライダー、バイク好きなのでしょう。しかし私は違います。私が好きなのはあくまで旅であって、バイクはその手段の一つに過ぎないのです。こういう性分だから、尚のことバイク旅の辛い部分に疲れ、車中泊の旅への憧れを募らせるのでしょう。
(つづく)

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
 ↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。