即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。夜通し雨が降っていました。そしてこの雨が一気に季節を進めたか、今朝の函館は空気がひんやりと冷たく、肌寒いです。しかし暑がりにとってはこのくらいの方が過ごし易いです。今は雨はすっかり上がって晴れ間が差してきました。雨上がりの晴天ということなら、昼の函館山に登ったら最高でしょう。しかし今日はバル街なのでそれは難しそうです。

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本日の朝食は昨日スーパーで買っておいた中華丼、それから昨晩食べ残したミニトマト、あとはヨーグルトです。函館では朝を軽くするのが常ですが、今日だけは違います。バル街があるからです。バル街では午後の早い時間という中途半端な時間から飲み始めるので昼食は抜き、そのために朝をしっかり食べるのです。

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結局函館山に登ることにしました。雨上がりの快晴、暑くも寒くもなく適温、この最高の条件を放棄するなどあり得ません。ところが何ということか、きじひき高原の時に続いての交通規制に引っ掛かってしまいました。通行止めになっていて山麓駐車場まで行けませんorz

何故、どうして今回はこうも運が悪いのか。ここまで酷いと自身の運の悪さに呆れてきます。もう何も言うことはありません。

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規制は三十分も待てば解除されることが分かりました。が、問題はそういうことではありません。初めに行こうとした時に規制に引っ掛かって行けなかった。この時点で運、流れが大いに悪いわけで、その事を謙虚に受け入れるのならば安易にやり直しなどすべきではない。潔く諦めるのがあるべき姿であり、これは人生の全てに通ずることです。
しかし結局はのこのこと函館山の山頂までやって来ました。快晴の真っ昼間に何もしないで引き篭もっているのも流石に虚しいと思えたからです。

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まあ済んだことをくどくどと書き連ねても無意味です。目の前の素晴らしい眺めに目を向けましょう。
昼の函館山の素晴らしさについて何度も説いてきましたが、ややもすると夜景ばかりに目がいって昼の良さに気付かない人が多過ぎる事への勿体ないという思い、夜景ばかりが取り上げられることへの反発のようでもありました。しかしよく考えたらそんな比較など下らない事です。これだけの絶景が拝める好展望地があることに素直に驚き、称賛すべきだと思うようになりました。

ちなみに、ずっと快晴だったのに展望台に着いた瞬間曇ったことを報告しておきますorz

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本日はこれより、今回の函館滞在の大きな目的でもあった函館バル街に満を持して出陣します。これがどういう催しか簡単に説明しますと、函館の旧市街である西部地区の飲食店七十店が協賛し、前売りなら3,500円、当日なら4,000円の五枚綴りのチケットを手にこれらの店を飲み食べ歩くというものです。一枚あたり700円になる券を使い、各店で酒とちょっとした飲み物をいただけます。店の雰囲気も味わいつつそれをいただいたら長居をせずに席を立ち、色々な店を巡るのを楽しむのです。

言うまでもなく3,500円で前売り券をおさえてあります。七十もの店の中から自分の好みや営業時間なども考えて五店を選ぶのはなかなか骨の折れる作業ですが、それもまた楽しいものです。中には何綴りものチケットを持って腹具合の限界に挑戦しつつこの祭りを全力で楽しむ人もいますが、私はそこまでやろうとは思いません。3,500円といったら居酒屋一軒で飲めるいい値段です。あれこれ欲張って訪ねた店一軒一軒の印象が希薄になるくらいなら、少々物足りないくらいで切り上げるのがよいと思います。飲み足りなければコンビニで何か買ってライムライトでやり直せば十分です。
函館の旧市街は趣ある老舗の洋食屋や、歴史的に価値ある建物で営んでいる古い店も少なくありません。それらは極めて魅力的なものです。そこで今回私は、酒肴の内容よりも「箱」という観点で五店を選ぶことにしました。このように何か主題を決めないと五店を選ぶのは大変なのです。古い洋館や美しい景色も併せて楽しもうというわけです。

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意表を突いてバル街の最初の一軒は青函連絡船の保存船、摩周丸です。バル街の協賛店は殆どが旧市街の一軒営業の洋食屋、バー、寿司屋などですが、僅かに例外もあります。その数少ない例外が摩周丸なのです。料理は勿論他の店が出張で出すもの、しかし生ビールが飲めて、さらに今日に限ってはこのバル街チケットで船内の見学も出来てしまうのです。文字通り二度美味しいとはこの事でしょう。鉄道趣味人としてはここは外せませんでした。そして箱を基準に店を選ぶという予告を先ず実行しました。

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点心とアイスクリームのどちらか選べるので勿論点心を。飲み物も何種類か選べるのでこちらも勿論生ビール。思わず別途金を払ってビールを一杯追加してしまいました(笑)

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やはりと言いますか、摩周丸では要点だけをかいつまんで見たつもりではいたのですが、約一時間滞在してしまいました。このままではバル街が疎かになり、本末顛倒です。振り切って旧市街まで戻って来ました。

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二軒目に訪ねるのは祐鮨です。ライムライトの近く、先日前売り券を買った店でもあります。箱を基準に店を選ぶと言ったのですが、二軒目にして早くも変化球となりました。しかし寿司屋というのは技術料が高いもので、費用対効果を考えれば一軒は入れておきたいところです。こういう機会でもないと回らない寿司屋に入るなどなかなか出来ません。

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寿司だけに日本酒を置いてくれないのが残念ではありましたが、それはまあそれとして…

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三軒目は箱で店を選ぶという本日の基本方針に回帰します。訪ねたのはレストラン ル・ヴァン。旧市街の坂の途中にある小洒落たホテルの六階に入るレストランという、出来過ぎた、絵に描いたようなところです。

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料理は焼きたてのフォカッチャ。飲み物はこれもいくつか選べる中からここは赤ワインで。

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しかしここでは酒肴は二の次です。期待通りに眺めが素晴らしく、屋外のベランダでいただけるのが泣かせます。目の前に函館山と、中腹に向かって建物がせり上がっていく様子。ロープウェイも真正面です。その左手は津軽海峡と下北半島。夕日を浴びた船体を真っ白に輝かせながら大きな船が往きます。恐らく苫小牧行きの長距離フェリーでしょう。反対側を見やれば函館の港と、その向こうに駒ケ岳を望みます。
函館の町に対する想いがこれまで以上に募っていきます。我ながら箱を基準に店を決めるという方針と、それを基にここへやって来たのは大正解でした。

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三軒目と四軒目の間にアクロス十字街に立ち寄ります。市電の函館どつくへ向かう路線と谷地頭へ向かう路線が分岐する十字街交差点の角に建つ、公共の施設です。ここで無料のふるまいが行われるのです。バル街のチケットの台紙を見せればワインと食べ物がいただけます。これをいただけば実質的に3,500円で五軒ではなく六軒分が回れるというわけです。酒も食べ物もごく少量なので五.五軒分というべきでしょうか。

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無料だけに大した盛況で、早々に大行列が出来ています。赤ワイン+生ハム若しくは白ワイン+チーズのどちらかが選べるのですが、人気は大きく前者に偏っています。赤ワインと生ハムを求める行列に対して、白ワインとチーズの方の行列はこれの三分の一にも満たないです。私はどちらでもいいので勿論行列の短い白ワイン+チーズの方へ。十分に美味いです。
これより一旦ライムライトに戻って小休止をとります。

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小休止をし、また一気に冷えてきたので長袖シャツを羽織ってバル街巡りを再開です。

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やって来たのは元町の旧イギリス領事館の中の喫茶室、ヴィクトリアンローズです。周辺は石畳の坂道に古い洋館、または和洋折衷の建物が建ち並び、これぞ函館旧市街といった佇まいです。きれいな庭を通り、古くも上品な館内で出されるのは何故か氷が入った赤ワイン、料理はローストビーフがたっぷり四切れも乗り、マッシュポテトとサラダが添えられます。
この雰囲気の中でこれだけのものが700円でいただけるとは、これこそバル街の真骨頂です。私はこの手の異国情緒というものにそれ程傾倒している人間ではないのですが、万人を惹き付ける秘めたる魅力を感じずにはいられません。これぞ函館の魔法です。

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