即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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本吉原駅はファミレスの駐車場の奥に入っていかないと辿り着けないという怪しさが民鉄らしくて良いのですが、駅自体はホームだけの簡素なものです。その次の吉原本町駅に駒を進めます。

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商店街の中の踏切脇に駅舎が建つ雰囲気が最高です。ホームに向かってなだらかなスロープを上っていくのもまた秀逸。岳南鉄道は駅舎が残っている駅とそうでない駅の風情の差がはっきりしています。

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ホームだけのジヤトコ前駅は軽く流して、最後は東海道線と分岐する始発駅の吉原です。普通はこのような場合駅舎が並んで建つか同居しているかなのですが、岳南鉄道の吉原駅は歩くと二分くらいの離れた所に建っていて、実に怪しいです。

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駅舎はここも他と同様、安い造りながらえもいわれぬ味わいがあります。

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岳南鉄道のような小私鉄の駅は、住宅地の中の狭い道を入っていった先にあることも少なくありません。ツーリングマップルの縮尺で完全に絞り込むことは事実上不可能です。そこでカーナビアプリを使うわけですが、今日はまさに大活躍でした。

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東海道を往く旅情が最も高まるのはやはりこの区間です。旧街道の趣きが素晴らしく、沿道には桜えび、しらす、蒲鉾などの幟を立てた店が建ち並びます。

話は変わりますが、今日は昼を食べないと先程言いました。最大の理由は、折角この辺りにいるというのに今が桜えびの漁期ではないことです。もし漁期だったならかき揚げを食わせる店に迷わず飛び込んでいるのですが。もう一つ、朝をかなりしっかり食べてしまったので大して腹が減っていないというのがあります。
そしてもう一つ理由があります。それは…ざわ…ざわ…

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東海道一の絶景はここだと言い切っても差し支えないでしょう。薩埵峠にやって来ました。しかしたいへん残念なことに今日も富士山は雲の向こうです。連日の主役不在ですorz

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清水の町まで来ました。真っ直ぐやって来たのは清水港、目当てはテルファークレーンです。

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国の文化財にも指定されている、かつての荷役用のクレーンです。きれいに補修され、鉄骨組みのかつての姿そのままに保存されています。巨大でありながら線が細く、その姿は実に優美です。

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本日は清水の町に投宿し、現地在住の学生時代からの友人と飲みます。これまで学生時代からの友人と飲む場面が度々あったことは既に報告してきた通りですが、今日の相手は同期の紅一点だった人物です。ここまでに登場してきた男どもはしょっちゅう一緒に車で夜遊びしたり、方々を飲み歩いたり、朝まで麻雀を打ったりした仲です。しかし女の彼女とはそういう付き合いをしていたわけではありません。それでも、同じ仲間内の気が置けない存在であることには違いません。今夜もまた旅の道中の忘れられない一幕となりそうです。

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全国一千万の居酒屋ファンの皆様、こんばんは(笑)
清水の居酒屋といえば先発はここ以外にあり得ません。新生丸です。

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漁師がやっている店だとか、漁港直送の店だとか、そんな事を謳う店は沢山あります。しかし実際には玉石混淆で、玉を衒いて石を売るところも少なくありません。この新生丸こそは本物の中の本物です。本当に美味い魚介だけが食べられる店だということです。単純にして明快です。
刺盛りにはありとあらゆる魚介が乗りますが、その全てが目が醒めるようなような美味なのです。こんなことが可能なのかと思います。簡単なことで、良い魚が獲れればそれを出し、なければ出さない、それだけです。ここは桜エビの漁期にはそれを理由に店を開けないこともしばしばあり、その日に連絡して聞いてみないことには分からなかったりします。

ただ今回驚いたことがあります。表通り沿いの良い場所に移転して、中も広く明るい店に一新されていたのです。先代の店は場末の飲み屋が散在する中の一つという感じで、そうと知らなければ名店だとは分からない佇まいでした。しかし新しい店は通り掛かりの人が思い付きで入れる雰囲気そして立地です。客層が変わったり商売っ気を出して味を落としたりしないだろうか、と反射的に心配をしてしまいました。むろん私がそんな事を思ったところでどうしようもないし失礼なのですが、それはまあそれとして…
少なくとも昨晩は素晴らしい美味が健在であることを確認しました。そして先代の店から看板がそのまま受け継がれたのは喜ばしい事です。

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二軒目へ移行します。かね田食堂です。この店は居酒屋としては少々変わっています。簡単に言うと、その屋号が示す通りに飲み屋というよりは食堂なのです。印象的なのは何といっても立地で、静かな住宅街の中にぽつんと佇み、夜には人通りも殆どなく周辺は静まり返っているのです。閉店も21時と、「居酒屋としては」かなり早いです。やはり本分は食堂で、居酒屋使いも出来る店が「食堂としては」遅い時間まで営業をしているということなのでしょう。

そして出されるものは何でも美味く、値段はごく良心的です。このような立地なのでほぼ地元客しかやって来ない落ち着いた雰囲気も秀逸です。そしてそんなこの店の立地は、ある意味最高だとも言えます。東海道線と静鉄の鉄橋がすぐ近くに並ぶ、橋の袂に建っているのです。この静かな川辺を酔い覚めに散歩するのは最高の気分です。少し離れたところから振り返ってこの店を眺めてふと、清水は良い所だなあと思わせる。真の名店とはこういう店を言うのかも知れません。

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