即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

←前の頁  | ホーム | 

DSC04762.jpg
昼時になりましたが、島の北部は田舎で、これといった店も現れません。そこに待ち構えていたのが奄美空港です。名瀬から遠い辺鄙な所にあるものです。

DSC04761.jpg
DSC04760.jpg
ここなら何かあるだろうと中に入ると、果たしてラーメンを中心とした食堂がありました。まず目に留まったのは780円の鶏飯ラーメン、800円の鶏飯丼です。しかしここでこれを食べるのはいかにも中途半端です。鶏飯をいただくならもっとちゃんとした店か、或いは居酒屋でのしめでしょう。ならば昼食は安く済ませるのみです。250円のおにぎりを買ったのですが、広いテーブルと椅子が用意されていて快適に食べることが出来ました。
さらに空港内の売店でステッカーもおさえることが出来て一石二鳥です。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
 ↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。
全国一千万の居酒屋ファンの皆様、こんばんは(笑)
生まれて初めて訪れた奄美大島の地です。このような場合は教祖の一番のおすすめ、一番の老舗をまず訪ねるのが通例であり、奄美でそれにあたるのが「一村」です。ところが、ネットで調べた限りでは不定休が謳われていたのですが、いざ行ってみると水曜定休としっかり掲げられていましたorz

DSC04765.jpg
そこで次善の策として訪ねたのがこの若大将です。まず結論を言いますと、可もなく不可もなし、良くも悪くも強い印象や際立った個性のない店でした。このような店の場合はこれまで居酒屋探訪記に残してこなかったのですが、記念すべき奄美大島での一軒目であり、また奄美の食文化に触れられる部分は大いにあったので書きます。

最も印象に残っているのは、沖縄に近いということでした。まず生ビールはオリオンです。後で分かったのですが、この店に限らず奄美ではオリオンビールを出すところが多いのです。食べ物もそうで、ゴーヤー、豚足、パパイヤ、グルクンなどが品書きを飾り、これは完全に沖縄と同じ食文化です。一方で奄美らしいのは黒糖焼酎です。この店でも十種類程が置かれていて、どれを飲んだものかなかなか選べない。これは嬉しい悩みです。
あとこの店で特記すべき事があるとすれば、お通しに温かいものが出てきたことでしょうか。厚揚げとタコ、玉葱、砂肝を一緒に炒めた少々大雑把にも思える料理でしたが、これが悪くありません。しかも単に温かいだけでなく、皿を熱しているのです。常夏の島の居酒屋で、小さなお通しにここまでのことをするとは、誠意が垣間見られる一皿でした。カウンター席が多く、一人でも入り易い健全な雰囲気であったことも書き添えておきましょう。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
 ↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。
DSC04767.jpg
この店との出会いはまったくの偶然でした。たまたま通り掛かったところ、目の前で数人連れの客が出てくるところで、往来から店の中が見渡せたのです。すると、最も入り易いカウンターの入口に近い席が幾つかまとまって空いているのが見えました。一方で店の中はまだまだ盛況です。これは入るしかなかろうと暖簾をくぐったのです。

この店の最大の特徴は、料理の品書きがなく、お任せによる提供のみだということです。酒だけを選んで所望します。すぐさま運ばれてきたお通しは三種盛り、生姜の佃煮、島らっきょう、あと一つは忘れてしまいましたが、これに箸をつけた瞬間衝撃を受けました。鮮烈な美味なのです。その後刺身の酢味噌漬け、冬瓜と鶏肉と玉葱ともずくの炊き合わせが出てきたのですが、どれも一点の隙もない完璧な味付けです。
料理というものは、九十五点の味ならば比較的簡単に出来てしまいます。しかし百点満点に至るのは至難の業です。残りの僅か五点を得るためには、ありとあらゆる困難な条件を克服しなければなりません。だからそれを成している仕事には心から敬意が生まれます。一介の居酒屋でこれを実現している店は私はこれまでに長崎の「こいそ」、神戸の「藤原」、高知の「おおい」の三店しか知りません。が、この喜多八も迷わずここに加えたいと思います。とにかくこの店の全ての皿に感動しました。

一方で、一つだけ大きな難点がありました。生ビールが発泡酒だったのです。瓶ではまともなビールが用意されているので、そうと知っていれば初めから瓶ビールを注文していたのですが、そうと書かずに発泡酒を出すのは本当にやめていただきたい。
ただしこれには納得する理由もありました。会計を告げられて、料理の美味さ以上に驚きました。何と二千円だというのです。生のジョッキに続いて三十度の黒糖焼酎を三杯飲み、これだけの素晴らしい料理をいただいたにもかかわらずです。聞けば、ここでは酒の代金はお任せに含まれているのだそうです。そして実は二軒目ということで、お任せだと聞いて最初に料理は少なめでお願いしますと頼んでいたのです。その結果がこの金額ですが、それにしても安い。確認したところ、通常のお任せは四千円とのこと。しかし酒の代金込みで至高の料理が味わえて四千円なら、それでも十分に格安です。人に教えたくない店というのはまさにこれを言うのでしょう。偶然このような名店に巡り合うとは僥倖でした。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
 ↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。