即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。奄美大島は名瀬港に上陸しました。奄美大島の地を踏むのは生まれて初めての事です。一体どんな景色が待っているのか、佐渡島の時以来の瑞々しい好奇心と期待で胸が満たされています。これぞ旅の楽しみの神髄、心が震えます。

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前回の日本一周では、沖縄の事だけで頭が一杯で奄美大島は素通りでした。しかし今回詳しく調べてみたところ、驚くべき事が分かったのです。鹿児島から沖縄まで真っ直ぐ行っても、一旦奄美大島へ行き、その後に奄美大島から沖縄へ行っても、船賃が僅か千円しか変わらないのです。こう考えると前回奄美大島を経由しなかったのは、何と勿体ないことをしたのだろうと思います。しかし、だからこそ今回の旅にとびきりの楽しみが残されたと言えます。

只今の気温は18度。朝のこの時間でこの暖かさですから、鹿児島ともまるで違います。それではまだ見ぬ景色の中へ走り出します。

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鹿児島から奄美大島に渡るには二通りの方法があります。那覇行きの沖縄航路、そしてマルエーの子会社である奄美海運が運航する、喜界島を経由して奄美の三島を結ぶ航路、どちらも名瀬に寄港するのです。昨日もこの二つの便が僅か三十分の差で両方とも鹿児島港を出港しました。どちらに乗ってもよいとも言えますが、今回は奄美海運のフェリーを利用しました。決め手は名瀬港の到着時刻です。

沖縄航路の船は名瀬港に早朝五時に着いてしまいます。これでは四時には起きなくてはなりません。そんな早起きをして下船したところで今の季節はまだ真っ暗なので、夜明けを待たねば走り出せません。良い事が一つもないのです。これに対して奄美海運の船は鹿児島港を先に出るのですが、喜界島に寄るため名瀬に着くのは七時と、まことに具合の良い時間です。だから今回は選択の余地もなし、全く迷いませんでした。

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ただし代償もありました。奄美海運の船の方がずっと小さいのです。排水量だけを見ても沖縄航路の船が8,000トンなのに対して2,500トンと、三分の一以下です。これはその分揺れるということです。実際のところ昨夜も屋久島沖を過ぎた辺りから結構な揺れになりました。しかし、ちょうど一通り飲み終えて寝るという時間帯だったので何ら気になりませんでしたが。ただ、船揺れに弱い人は注意した方がいいかも知れません。

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前述の通り沖縄航路の三分の一という小さな船でしたが、船内設備は予想を大きく超えて新しく清潔で、実に快適な航海でした。

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今回は二等に千円足して寝台Bにしました。ベッドの幅は狭く、恐らく70cmです。ただし設備は充実していて、ベッド毎に電灯とコンセント、ハンガー、小物を置く棚も付いています。特徴的なのは幅の狭さの割に前後長がかなり長いことです。身長175cmの私が体を横たえてもかなりの空間が余りました。ここに荷物を置けるというわけです。

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二等の船室も頭の部分にささやかながらも仕切りが付いていて、寝台特急サンライズののびのび座席を彷彿とさせます。

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レストランなどもとにかくきれいで清潔なので居心地がよいです。茶は無料で、古雑誌なども置かれ、大型のテレビまであります。シャワー室も何の不足もありません。男性用は三つありました。恐らく女性用も同じ造りでしょう。

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まずは本日の宿に荷物の一部を置かせてもらってカブを身軽にしました。名瀬の市街地です。そして問題は朝食です。実は港に食堂があったのですが、営業している様子がありませんでした。名瀬の町で食堂でも、と思ったのですが宿の方曰く、まだ何処も開いていない、コンビニしかないとのことorz

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しかし地場のその名も島人マートという怪しいコンビニだったので不満はありません。テーブルと椅子も沢山あって、ここでゆっくりいただくことが出来ました。しかしそれより何より印象的だったのはレジに立つ妙齢の女性店員の風貌でした。丸顔で浅黒く、眉毛がとても濃いのです。南へやって来たことを強く実感しました。

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上陸の日が快晴とはまさに僥倖です。さて名瀬から北へ走り出すか、それとも南へ走るか。迷った末に島の北半分を走ることにしました。初めてやって来た奄美大島で、島を周るのにどれくらいの時間がかかるのか感覚的に分かっていないので、南へ向かうのは怖かったのです。日のあるうちに名瀬に戻って来られるのか分からない冒険は出来ません。

また、新しくしたばかりの後タイヤの慣らし走行を全くしていないという事情もあります。まだ接地感がなくブレーキの効きも甘く、これは暫くゆっくりと走らねばならないので尚更でした。すぐに走り出さずにまず荷物を預けたのもこれが理由です。

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さて、名瀬の市街地を出たところでまずは大熊展望台に立ち寄りました。名瀬の町と港、来し方の海を高台から一望する絶景です。名瀬の町の歴史を分かりやすくまとめた解説文も有り難い存在でした。

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北側を選んだのは正解だったようです。県道81号が全く交通量がないのです。これは景色を楽しみつつタイヤの慣らし運転でゆっくり走るのにうってつけです。

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龍郷町に入ったところで最初に現れた郵便局に立ち寄って貯金をします。記念すべき奄美大島での一局目は秋名郵便局です。丸型の郵便ポストが健在でした。本当は最初は名瀬郵便局若しくは名瀬の名が入った郵便局がよかったのですが、時間が早過ぎて無理でした。

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海の美しさに思わずバイクを止めました。写真でどこまで伝わるか分かりませんが…
そして先程より上着を脱いで薄着で走っています。気温がどんどん上がってきましたが、とにかく日差しが強くてじりじりと熱せられるのです。バイクを降りるとTシャツ一枚でちょうどよい程の陽気です。

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奄美大島の最北端、笠利崎まで来ました。海の透明度が素晴らしく、その向こうに平らな盆のような姿の喜界島を望みます。今朝寝ている間にここを回ってきたことになります。

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ただし残念なことに、灯台へ登る道が立入禁止になっていましたorz

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あやまる岬という変わった名前の所に来ました。珊瑚礁の波打ち際が素晴らしい美しさです。
そして、暑さに耐えかねてとうとうTシャツ一枚になりました。それでも日向にいると汗が出てきます。夕暮れ時に出港して夜明けとともに到着するという絶妙の時間帯の航海だったので、いまひとつ移動の実感がなかったのですが、ここは紛れもなく九州本土とは異世界。数百kmの距離を南へ移動してきたのだと思い知らされます。

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ツーリングマップルの奄美一の美しさとの記述に誘われて足を運びましたが、まさにその通りの素晴らしさです。どこまでも透明で、どこまでも色鮮やか。先島の風景にも通ずる、本当にきれいな海です。

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