即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。奄美大島九日目の朝です。昨日で一通りの島内一周を終えたわけですが、駆け足で一周したわけではなく、報告してきました通りに各地をゆっくり見ながら延べ数日間をかけて一周したわけです。これは奄美大島での活動が完了したということでもあります。となると次の課題は、加計呂麻島をどうするかです。

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当初、加計呂麻島へは当然行くつもりでいました。しかしここへきて迷っています。普通に考えれば、日にちの制限のない長旅をしている以上は、奄美大島へ来たならば併せて加計呂麻島へも行くのが当たり前です。古仁屋の港から20分ないし25分で着き、運賃はバイクを渡しても片道800円かかりません。
そしてこれが要点なのですが、加計呂麻島へは奄美大島からしか行けないのです。飛行機に乗れない私がこの先の人生で再び奄美大島へ来ることがあるかと言えば、その可能性は限りなく無に近いです。つまり、今回行かなければ永遠に加計呂麻島へ行く機会を放棄することになります。これは行かないなど考えられません。

先に、今の季節の奄美大島の気候は沖縄のそれと似ていると確信したと言いました。昨日この事をさらに証明する出来事があったのです。名瀬の町のガソリンスタンドで給油したところ、アルバイト店員の青年がバイクで北海道から沖縄まで縦横に駆け回っている旅人だったのです。彼の言によれば、今の時季はずっとこのようなはっきりしない天気が続くということでした。現地で生まれ育ち、全国各地の空を見てきた人物が言うのだから間違いないでしょう。
加計呂麻島へ行くならば、島の広さや道路の延長、当地に何も無いことなど考えると行程は一泊しかあり得ず、それ以上は考えられません。元々私は何も無い田舎に居るのは苦手で、便利な都市部の方が好きなのです。一泊だけで行くからには晴天でなければ意味がありません。ところが現地へ行って晴れるかどうかはその時になってみないと分からないし、晴れない確率の方が高いのです。現に今朝も曇りのち晴れとの予報に反して先程まで強い雨が降っていました。雨は上がったものの空は暗く曇っています。
晴れる確率が低いしどうなるか全く読めない事以外にも、加計呂麻行きを迷う理由があります。島の南部の海岸線をゆっくり走り、高台から加計呂麻島の全景を見下ろすなどしているうちに、加計呂麻島の景色、風情がほぼ想像出来てしまったのです。このように暇があるのをいいことにちっぽけな損得勘定をまたぞろしているわけですが、結論を出しかねています。上陸初日のように紛れもない快晴になるならば話が早いのですが…

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先日に続いてまたも宿から差し入れをいただきました。焼うどんと何故か赤飯です。ありがたく頂戴します。

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何という皮肉な展開か、空が見事に晴れ上がってきました。それも、一昨日と昨日は風が冷たくて晴れている時でも暖かくもなかったのですが、今日は上陸初日以来の強烈な、まさに南国の日差しが照り付けてきました。気温もぐんぐん上がっています。結果論もいいところですが、今日加計呂麻島へ行っていたなら最高の条件だったでしょう。しかし今から始動してももう間に合いません。そもそも宿の問題があります。何とももどかしい展開です。とはいってもこの天気も数分後にはどうなっているか分かりませんが、それはまあそれとして…

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本ブログで出発前に同じような事を書いたか、それとも別の場所か、ともかく過去に語った事と内容が重複しますがご了承下さい。
奄美大島の郵便局を全て訪ねたと聞いて、興味のない方は一体何のことやらと思っておられるでしょう。それどころか、南の島まで来て一体何をやっておるのかと呆れる向きもあるかも知れません。ここでは旅先の郵便局を訪ね歩くことの面白さについて書いてみたいと思います。

まず、私は郵便局の局名印が通帳の欄を埋め尽くすことを第一の目的としていません。それはついてくる結果に過ぎないのです。では第一義は何かというと、郵便局を訪ねることによって観光地を結ぶ経路や表通りから外れ、その土地の裏路地や生活の場に入って行けることです。無論観光地の只中や主要道路沿いに建つ郵便局も沢山ありますが、このような機会を多く得られるということです。

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私は観光地や景勝地に大きな関心はなく、それよりも地元の人の日常の暮らしぶりに触れることが旅における最大の楽しみです。そしてこの傾向は歳を追う毎に強くなっています。そのための恰好の手段が郵便局巡りなのです。わざわざ郵便局など訪ねなくとも地元の生活道路、裏路地に入って行けばいいではないかと言われればそれまでですが、何の目的もなくそのようなところを走り回るのは意外と難しいもので、出来るようでなかなか出来ないものです。
今回、小湊という行き止まりの集落を訪ねました。これといった景勝地もなく、フェリーが発着する港があるわけでもなく、名瀬の近くでありながら余所からの旅行者でここへ足を運ぶ人は殆どいないと思います。郵便局訪問をすることによってこういう場所へも行くことになり、島の全域をくまなく訪れることが出来るのです。このような際に美しい風景やその土地らしい家並みなどに出会えればしめたものです。

奄美大島の郵便局は、県道から少し集落の奥に入ったところにあるものが多かったです。そしてこの道が何処もとても狭い。軽自動車が通るのがやっとという幅のところも多く、角にミラーも無いので、原付であっても曲がる際には非常に気を遣います。この狭い道がいかにも島らしい風景なのです。
節子簡易郵便局を訪ねた際も、やはり道がごく狭い古い集落の中に局がありました。バイクをおりて局に入ろうとした時、徒歩で巡回している若い警察官におはようございますと声を掛けられました。島を一周する県道を走って景色の良いところで止まるだけでは、こういう場面に出会うこともないでしょう。今回は美しい海の風景の数々を見られるのと同時に、郵便局を訪ねることによって島らしい静かな風景も多く見られました。久し振りに郵便局巡りの面白さの原点を味わうことが出来ました。

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奄美大島の道路の特徴として、名瀬の市街地はいつも混んでいる反面、市街地から離れると一気に交通量がなくなってしまうことがあります。上陸した初日、まずは港から名瀬市街にある宿に向かったのですが、道が随分と混雑していることに驚きました。しかしこれは朝八時という、一日のうちで最も道路が混む時間だからだろうと思っていたのです。しかし名瀬の中心部は時間帯を問わず混んでいるのです。渋滞という程ではありませんが、のろのろとしか進みません。それだけに市街を離れた時との差がより大きく感じられます。

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これは主要道路の国道58号も変わりありません。特に島の南部へ向かっていくと58号線もただの田舎道になってしまいます。沖縄でも名護から北は似たような風情ですが、最終的に片側三車線になって那覇の中心部に至るあの賑やかな幹線道路と同じ道とはとても思えません。

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一週間越しの夢が叶って漸く喜多八を再訪成りました。実は昨日も訪ねたのですが、店内清掃のため臨時休業だったのです。他の居酒屋に振り替えるという考えは全くなく、即座にスーパーで買い出しして宿に戻って部屋飲みとしたのでした。

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今日まず驚いたのは客入りです。着いたのは開店二分前の17時58分でした。既に明かりが点き暖簾が出ていたので迷わず中へ入りました。先客がもう始めていて、カウンターの奥に独酌の御仁が一人、四人掛けの卓に三人連れです。私は前回と同じくカウンターの手前側に着いたのですが、この後が凄かった。怒涛の来客があり、ものの十分の間に殆どの席が埋まってしまったのです。私と同じような独酌、二人連れ、二階へ至る階段に吸い込まれていく多人数連れなど内容も様々です。これと並行して、今現在の空席状況を問い合わせる電話も鳴り止みません。木曜日の18時にこの盛況とは凄いですが、この店ならば当然でしょう。そして驚いたのはこれだけではありません。
カウンターの虫食いの二つの空席を残してあとの席は全て埋まりましたが、ここで来客はぱったりと途絶え、入口で満席を告げられて無念に立ち尽くす姿というのを見なかったのです。入口に一番近い席に居たわけですから、これは間違いありません。ここから推察されるのは、地元の人達はこの喜多八では開店一番を逃したらもう座れる見込みがないと知っていて、18時15分を過ぎたら端から諦めるのだろうという事です。まったく凄い店です。

また、前回は典型的な「二周目」の時間帯に入ったわけですが、先に述べた、料理が速く次々と運ばれてきて却って困るという問題が、この開店一番では起こりませんでした。大勢の客が同時に入るのだから当たり前ですが、結果的に酒をゆっくり味わいつつ次の料理がやや待った頃に運ばれてくるという、絶妙の按排でした。また、女将を中心に何人もが忙しく働く厨房の眺めも素晴らしいです。何が良いって、高価な設備や仰々しい調理器具がないのです。何処にでも売られているような鍋が並び、そこから至高の料理の数々が生まれるのかと思うと感慨深いものがあります。

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今日は腹具合も万全、島料理のコースを最後まで堪能しました。前回辿り着けなかった後半戦の主役とも言えるのが豚肉と野菜の炊き合わせの大きな皿です。豚肉は豪華な塊で、野菜は筍、ふき、青菜、大根、人参、里芋です。この料理はまさに感動的な美味でした。味はごく薄味で、果たして出汁を取っているのかいないのか、出汁を取らずにそのまま炊いただけにも思えます。しかし野菜にえぐ味が一切感じられず、どこまでも上品で野菜そのものの甘味だけを味わうことが出来るのです。これには脱帽しました。思い出したのは弘前は「しまや」の野菜と、長崎「朱欒」の大根煮です。過去に味わった最高峰の野菜の料理とこれは肩を並べます。それ程までに美味い。
黒糖を使って煮込まれた豚足は沖縄でも同じような料理がありますが、ここまで洗練された美味を味わえる店が果たしてあるでしょうか。最後は油そばです。そばとは言っても小麦粉の麺で、やや細めでコシがあり、うどんと中華麺の中間のような食感。これを具材と一緒に炒めた汁なしの麺です。量は一般的な麺の五分の二くらいの盛りで、締めにはぴったりです。しかし余りの美味さに一心不乱にかき込んでしまい、これならば丼に大盛りでもいけそうでした。

店側は飲み放題という言葉は一切使わず、それどころか「飲み放題ではありません」との文言まであります。しかし事実上の飲み放題であることに違いはありません。飲み放題であるならばいつも以上に沢山飲んでやろうという思いがどうしても芽生えるのが小市民ですが、この喜多八の料理を前にするとそんな小さな邪心など吹き飛んでしまいます。酔ってしまっては至高の料理は十分に味わえないと思い、むしろ背筋が伸びてくるのです。
とは言ってもその一方で、料理の余りの美味さに結果として酒がどんどん進むのです。そして店員の気配りも素晴らしく、満席の盛況だというのにこちらから声を掛ける前に次の酒を聞いてくれるのです。結局ビールの後に黒糖焼酎を五杯か六杯飲んだでしょうか。いつもより多いですが、素晴らしい料理を食べながらならば強くは酔わないということを改めて知りました。これで四千円とはまさに格安、最高の洗練されたシマジュウリをこの価格で提供する、この店は奄美大島の宝です。

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