即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。沖縄四日目です。結局那覇ではそのままゲストハウスけらまの世話になることに決めました。一ヶ月単位で泊まると大幅な割引きになるので、既にこれを申し出たところです。しかし、これについては大いに迷いました。ここは前回の日本一周でも長期滞在した宿です。でも何から何まで前回と同じではつまらない。
これが二泊、三泊というのならいいのです。過去に泊まって良かったところにまた泊まればいいだけの話です。しかし長期となると話が全く変わってきます。滞在が長くなればなる程、宿の存在感というものが大きくなる。宿の情景が即ち旅の情景そのものになってくるのです。だから今回は今回の旅を作るためにも、違う宿に逗留したいという思いはありました。

一方で、宿は条件で選んでこそだとも言えます。それが最終的にけらまを選んだ理由です。私は前回那覇に来た時、このけらま以外にも三つの安宿を泊まり歩きました。しかしそれだけではありません。ありとあらゆる安宿を訪ね、しらみつぶしに見学をさせてもらったのです。けらまが最高の宿だという結論に達したのはその末のことです。

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まずは、カプセル式で個々にカーテンが付いているベッドの居心地が素晴らしいです。カーテンを閉めれば真っ暗になりますが、それぞれに電灯が付いています。それから大きな棚とコンセントが二口。そしてこのドミトリー室がとにかく静かなのです。談話室やその他の公共の区画と完全に分離されている上、宿が広いので音が全く届かないのです。

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宿が広いことによる利は他に幾つもあります。まずその談話室が実に広いです。多くの人が食事などしていても窮屈ではありません。

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そして特筆すべきは台所の広さです。恐らくこの部分は飲食店の居抜きなのでしょう。シンクが四つもあるのを筆頭に、ガスコンロは四口、冷蔵庫が二つ、それに加えて業務用の調理台があり、その下も冷蔵庫です。他に冷凍庫がもう一つあります。ここでは三、四人が同時に自炊できます。

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シャワーが二箇所。一階が男性、二階が女性と完全に分けられているので二階の様子は知りませんが、女性の姿をまったく見ないので恐らく二階にもシャワーがあると思われます。トイレは一階だけで個室が五つもあり、とにかく他の人に気兼ねすることがありません。

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貴重品ロッカーもあり余るくらいあります。

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屋上も最高です。広々としていて、陽当たりが良いので洗濯物や布団を存分に干せます。長期滞在する宿において布団を干せないところは論外ですが、この屋上なら文句なしです。広くて陽当たりが良いだけでなく、木のデッキになっていて何とも居心地が良く、テーブルと椅子も沢山置かれています。今この記事もここで書いています。ここで読書などするのも最高です。

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立地も素晴らしいです。前出の地場スーパー、ユニオンまで歩いて五分で行けるのに加え、離島航路が発着する泊港が目と鼻の先なのです。離島への旅を頻繁にするわけではないのならば、実質的な利はさほど無いのですが、ここは何をするともなく訪ねるのがまた良いのです。
フェリー乗り場や飲食店、コンビニ等が同居する、その名もとまりんは巨大なビルで、ここの二階や三階には港を一望する気持ちの良いベランダがあり、木のデッキになっていてベンチが多数置かれています。ここから船の出入りを眺めつつ本を読んだりするのは実に贅沢な時間で、且つ那覇に居ることを強く実感出来ます。

このようにあらゆる条件が揃いも揃った宿ですが、前回来た時は一泊1,000円だった料金が1,400円と、大幅に値上げされてしまいました。しかしこれが一ヶ月で申し込むと、かつて一泊あたり900円だったところが1,000円と、値上げ幅は一気に縮まります。何より、絶対評価としてこれで一泊1,000円ならば格安です。少なくともこの価格帯で比べるならば、これ以上の宿が他にあるとは考えにくいのです。

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今日も曇りとの予報に反して良い天気です。奄美大島ではあんなに天気が悪かったというのに、嬉しい誤算です。そしてやはり日差しが強い。まだ午前中ですが気温は既に22度あります。半袖のTシャツ一枚にサンダル履きで宿を出ました。

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食堂で朝昼兼を食べる日が続きます。昨日「三笠」の健在を知ったところで明日にでも行きたいと言ったわけですが、これを敢えて見送りました。三笠といえば何といっても焼肉定食であり、まず注文するのはこれしか考えられません。しかし今日のところはまだ味の濃い焼肉よりも淡白な沖縄らしいものが食べたかったからです。そしてやって来たのはハイウェイ食堂です。

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ここは一昨日訪ねたいちぎん食堂の姉妹店であり、そういう意味ではつまらない選択とも言えます。しかしだからこそいちぎん食堂との細かい違いが気になるのです。
注文したのはゆし豆腐です。580円でご飯とポーク玉子の小皿が付いてきます。大きな丼に入った熱々のゆし豆腐は実に朝食向きです。ただし、化学調味料を使っているのはまるでいただけませんでした。これは以後食べるまでもありません。

それはともかく、店内の雰囲気は期待の上をいくものでした。明るく開放感があるいちぎん食堂に対して、こちらは薄暗く入口も狭く、古い喫茶店のような雰囲気です。他に何人かの客がいたのですが、そのうちの二人は午前中からステーキを食べていました。さらには三十代くらいの女性がジョッキで生ビールを飲んでいます。いかにも沖縄らしい光景です。
そういえばこれで思い出した事があります。いちぎん食堂は沖縄の食堂らしさを初めて実感した思い出の店だと言いましたが、その最も象徴的な出来事を書くのを忘れていました。深夜の一時頃にいちぎん食堂で仲間と飲んでいたのですが、そこに六十代から七十代くらいのお婆さんの三人連れが入って来ました。そして三人全員がステーキを食べ始めたのです。この光景を果たして内地で見ることがあるでしょうか。
ちなみにハイウェイ食堂というのは、58号沿いに建っているからです。沖縄では古く国道58号線のことをハイウェイと呼んでいました。味のある屋号です。

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宿に戻って来て布団を干します。朝一番の記事でも書いた通りですが、日当たり最高の屋上で布団を干すのは実に気持ちがよいです。そして自分で布団を干すというのはいかにも長期滞在らしく、これも楽しいものです。

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既報の通り、那覇での滞在先をゲストハウスけらまにするかどうか非常に迷いました。そこまで迷ったのは何故かというと、他に具体的な候補があったからに他なりません。それこそが「BASE OKINAWA」でした。ここは前回の日本一周で、沖縄に上陸した初日に泊まったところでもあります。しかし二泊だけしてすぐに出ました。部屋が消毒剤の匂いで臭かったのと、シャワーの湯量がごく乏しくてまともに体が洗えなかったという二つの理由によります。しかし八年も前の事です。改善されている可能性が高いですし、その後他の旅人からもこれといった悪評は聞かれませんでした。

そしてこのBASEはけらまと同額、一ヶ月の長期宿泊なら一泊1,000円なのですが、けらまには無い大きな美点があります。屋根付きの駐輪場があるのです。これは本当に大きな利です。だからこそどちらを選ぶか迷ったわけですが、最終的にけらまに決めたのは、不思議な縁の繋がりを感じたからです。

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フェリーが四時間以上も遅れて沖縄に深夜に着いたあの日、七年振りの沖縄上陸やけらまを再訪した感慨もそこそこに、既に眠くなっていた私はとにかく早く荷物を置いて早くシャワーを浴びて早く居酒屋へ、という心境になっていました。ところがドミトリーのベッドに案内された瞬間、眠気など吹き飛ぶ程の衝撃を受けました。前回の日本一周で逗留していた際、その中でも最も長くねぐらとしていたのと同じベッドに通されたのです。これだけの広いゲストハウスで、これは何という偶然か。本当に驚きました。
そしてこの不思議な縁の繋がりだけではありません。この、奥側のドミトリー室の奥から二番目のベッドの下段というのは大当たりの特等席なのです。上段より下段の方が当たりというのは説明の必要もないでしょう。問題はベッドの形状です。ドミトリー室は手前側と奥側の二つに分かれていて、快適さはどちらも変わらないのですがベッドの造りが少し違い、奥側のドミトリー室のベッドは下に空間があり、そこに荷物を入れられるのです。無論これは下段だけの特権です。
ドミトリーはそれなりに混んでいて、手前の部屋にも奥の部屋にも、そして上段のベッドにも宿泊者はいました。そんな中でここに通されるとは、縁の繋がりという以上に僥倖です。カブに積んでいる大量の荷物を降ろしたい私にとってこれは本当に有り難く、まさしくおいしい展開でした。

こうなるとこの既得権を手放したくないという思いが湧いてきます。リュック一つで旅をしている他の人とは違い、荷物が多い私にとってこのように他の人に気兼ねなく自分のベッドの下に荷物を置けるか否かで、大袈裟ではなく滞在中の心地好さがまるで違ってくるのです。ちなみに、何故一番奥のベッドではなく奥から二番目が特等席なのか、それはまた後日明らかになります。

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長期で滞在するからには、宿は不自由のない快適なところでなければなりません。ねぐらを定め、布団も干したところで次に大事な仕事は、自分にとって快適な環境を徐々に手に入れ、整えていくことです。

宿泊というのは、短ければ短いほど「暫定」の要素が多くなります。いつもは石鹸で髪を洗っているけれど、一泊だから宿に置いてあるシャンプーでいいや。折角自分の枕を持って歩いているけれど、一泊だから宿の枕でいいや、という具合です。あれこれ荷物を部屋に運び、また戻すのが面倒臭いからです。
長期滞在に備えて居心地の好い環境を作るというのは、この暫定の要素を全てなくしていく作業だとも言えます。ただし、これに朝から取り掛かって一気にやっつけてしまう、というのは面白くありません。何故なら、この作業ほど面白いものはないからです(笑)
小出しに少しずつやっていくのです。それは、退屈を極める日々に突入するのを遅らせる意味もあります。一番の大仕事はカブから全ての荷物を降ろし、使う頻度が低い物から順にベッドの下に片付けていくことです。しかしいきなりこれに手を付けてしまうのは勿体ない。

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まずは談話室の片隅に置いてある、食材などを保管する棚です。これを一つ自分用に手に入れました。一見すると空きがないように見えたのですが、宿の主人に訊いたところ、持ち主不在で放置されているところをすぐに空けてくれました。早速この中に六個入りで買ってきていた缶ビールや、常備食としてこれも昨日買ったカップ麺などを入れます。

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それから貴重品ロッカーです。来た初日には一番下段しか空いていませんでした。ここだと床に膝をついて中を覗き込むようにしないと出し入れ出来ないので不便でした。これも上段が空いたところで入れ替えてもらいました。

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あとはこの荷物棚です。今のところはびっしり埋まっていますが、広い宿だし短い日数の宿泊者だって当然います。空いたらすぐに場所をおさえて、ベッドの足元に置いている荷物をここに移すつもりです。

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