即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。昨日の夕方あたりから天気が急変し、一気に季節が二つくらい戻ったかのようです。冷たい風が吹き、気温が下がりました。屋上など昨日の朝は半袖に短パン姿でも蒸し暑くて居られなかったというのに、今はジーパンを履いて長袖のシャツを着ていますが、それでも肌寒いくらいです。
空はどんより暗く曇っています。そして土曜日となれば何処かへ出掛けるまでもありません。今日は宿から出ずにのんびり過ごすことになりそうです。

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再び米を三食分まとめて炊きました。献立は相変わらずまるで代わり映えないものですが、その内容は回を重ねる毎に洗練されています。こうして毎日のように同じ台所、同じ器具で調理を続けていると、それらはもはや体の一部になってくると言っても過言ではありません。ご飯の炊き具合も目玉焼きの焼き加減もまさに完璧です。こうなると人間の心というのは多少の破綻が恋しくなるのは何故なのでしょうか(笑)

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残念ながら迷惑な隣人ではありません。迷惑な隣人ファンの皆様申し訳ございません(笑)

そんな戯言はともかくとして、私は団体旅行者というのが大嫌いです。これはこれまでに何度も述べたきた通りであり、何より本ブログのトップ頁に開設日からずっと公然と書き記している事でもあります。まあ団体が好きという人はいないとも思いますが、蛇蝎の如く嫌悪するのは、数が寄ることによって本質が変化してしまう、損じられてしまうことがよくあるからです。たとえば先日報告した通りですが、万座毛を訪ねた時のことです。沖縄随一の景勝地ですが、ぎゃーぎゃーと叫び声を張り上げる中国人の団体のせいで波の音が聞こえません。これでは何のためにその場所を訪ねたのか分かりません。これなど好例です。
だから旅においては団体が来そうな所に極力近付かない、大型バスの姿を見たら素通りするなどの自衛が肝要であり、過去に何度も実行してきました。しかし自分が既に居る場所にどやどやと乗り込んで来られたら自衛のしようがありません。然るに昨日けらまに二十人近い外国人の団体がやって来たのです。大人しく寝ているだけならいいのですが、全員が一度に談話室にやって来て占拠するものだから始末が悪いことこの上ないです。
海の景色を楽しむことが万座毛の本質ならば、ゲストハウスの談話室の本質とは何かというと、食事をすること及び宿泊者同士が交流することです。ところが談話室全域を埋め尽くす程の人数が同時にここに来ることによって、他の宿泊者がこの本質に取り組む権利は一方的に奪われてしまいました。個人客が二十人近く泊まっている場合との違いがここにあります。実は今朝も朝食の準備はとっくに出来ていたのに、隙間なく占拠されてしまって彼らが去るまで食べるのを我慢する他ありませんでした。

規則や法に反しているわけではない。何も悪い事はしていない。そんな屁理屈を振りかざしてこのような行いを擁護する人がいますが、そんな理論は根本的に間違っています。世の中にはあらゆる場面にあるべき姿、秩序というものがあります。それを守るために目に見えない多大な労力、苦労が先人達の手によって連綿と払われてきたのです。社会に生きる全ての人はそういった数字や形に現れない秩序によって快適に、また安全に過ごせているのです。そのことに敬意を払ったり感謝をしたりせずに、自分の都合の良い時にだけ理屈を盾に悪い事は何もしていないからいいじゃないか、などと言うのは傲慢であり、甘ったれています。
大人数を迎え入れるのを前提としている宿泊施設が沢山あるというのに、三十人も入れば一杯になってしまうようなゲストハウスに大挙してやって来るのは場違いも甚だしく、身勝手な行いです。百歩譲って他の宿泊施設が何処も一杯で選択の余地もなかったというならまだしも、今の時季の平日の沖縄は全くそれにあたらないのです。せめて全員同時にやって来て談話室を占領するのだけはやめて欲しいものです。いい歳をした大人がこのように集団で同じ行動をしている様は見ているだけでも恥ずかしいです。

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ランチマップを持っているせいでつい食べ過ぎてしまうというのは紛れもない事実です。節制しなければと思いながらも、食べ歩きの面白さも含めその誘惑は強烈です。それを気にするならばそもそも何故購入したのかという根本的な話になってしまいますが、とにかく今日も負けてしまいました。

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やって来たのはとんかつ専門店のしまぶた屋です。外見は派手が過ぎて少々下品ですが、居酒屋ならまだしも昼を食べる店においてそこは大して気になりません。

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とんかつ定食の堂々たる見た目そして重量感は、ランチマップを利用する醍醐味を感じさせてくれます。柔らかい肉質と軽やかな衣の食感が織り成す味わいは流石専門店というもの。ももカツというのはロースやヒレに比べて安価な部位なのだろうと推察されますが、これで十分に美味です。
味噌汁が付かないのがやや残念ですが、写真には写っていませんがゆし豆腐の食べ放題がそれを補います。それに加えて四種類の漬け物も食べ放題で、これらも美味です。内容に対して正規の料金からしてそもそも良心的で、聞けば最近開いたばかりの新しい店なのだそうです。そしてここは夜も営業をしています。夜に訪ねてビールやハイボールを飲みつつカツというのも興味を惹かれます。

蛇足ですが、宿に戻ると先程述べた連中が遂に卓の配置まで勝手に変え、台所に至る道をも塞いで完全に談話室を占領していました。まさにすし詰め状態で、朝に続いてこれでは宿で昼食を食べるのは不可能でした。今日に関してはランチマップを使って食べたのは正解だったようです。

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居酒屋探訪記も遂に記念すべき百件目を迎えましたが、特別な感慨は何もありません。何故かというとまず、この旅で訪ねたこれが百軒目の居酒屋というわけではないからです。何度も繰り返し行っている店や、探訪記をわざわざ書く気になれないような益体もない店は必ずしも登場していないのです。百件目にして百軒目ではないということですね。そう考えるとこの旅においてほぼ三日に一度くらいの割合で居酒屋で飲んでいる計算になり、自分ではとてもそんな気はしないのですが、とにかく凄い頻度です。

感慨が湧かないもう一つの理由として、今回この記事だけの特別な事情があります。実はこの店を訪ねたのは久米島へ行く前の晩、即ち五日前の事になります。とても書く時間がなかったので、原則を曲げてこうして日を置いてからの報告になってしまいました。

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この日は新規開拓をするよりも馴染みの店で飲みたい気分でした。そこで豆腐の美味い「じぇいや」を訪ねたのですが、何と従業員研修のため臨時休業になっていました。宿のすぐ近くの「花咲」も定休日。図らずも新規開拓せざるを得ない状況になってしまいました。
しかしそれはそれで悪くありません。また久茂地二丁目をゆっくりと歩き、暖簾をくぐったのがこの店です。この店に決めたのには三つの理由がありました。まず以前より店構えから感じるものがあったこと。次に、店先に掲げられた文言から創業33年の老舗だと分かったこと。入れ替わりが激しいこの界隈でこれは信用するに十分です。最後の理由が、入口の戸が開け放たれていて店内の様子が往来から見えたのですが、入口近くに生ビールのサーバーが置かれていました。そこで女将がとても丁寧にビールを注いでいるのが見えたからです。

石垣島の酒と料理を出す店でした。生ビールを注いでいた女将は背筋が真っ直ぐ伸びていて、使い込まれてちびた柳刃包丁を振るう姿も颯爽と決まっていて、下駄の音を響かせて歩きます。こんなに格好いい女将はなかなかいません。
お通しはジーマミー豆腐で、今回これまでに食べたジーマミー豆腐の中で最も美味でした。刺盛りに続いて注文したのは品書きを一目見て気になった、三枚肉とアダンの煮付けです。アダンとはパイナップルにも似た見た目の、いかにも南国を思わせる植物です。アダンの実は固くてアクがあり、下処理や調理が難しいと言われています。しかしこの店のアダンの煮付けは食感、味わいともに絶妙でした。
店内は間口は狭いけれど奥に長く、十分な席数のカウンターがあって一人でも入り易いです。そして健全な居酒屋価格です。こう書くと欠点のない名店のようですが、唯一にして致命的な弱点がありました。刺身がいま一つなのです。まさかとは思いますが、石垣島から持って来るなどという事があるのでしょうか。それは不明ながら、とにかく刺身が美味くないのでは画竜点睛を欠きます。たまたま運が悪かったのか、それともいつもこの質なのか。刺身の味以外の全ての点について満足しただけに、気になるところです。

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