


儀保駅から再びモノレールに乗ります。視界の開けた高台にあり、ホームからは那覇の市街とその向こうの海を一望します。首里城も目の前に見え、気持ちのよい絶景の駅です。

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儀保駅から那覇空港行きに素直に乗るかというとさに非ず。折角だから首里駅まで一駅戻り、折り返し列車でまたかぶりつき席をおさえようと目論見ました。ところが僅かの差で他人に先を越されてしまいました。それも、特にかぶりつきなど興味のなさそうな地元民が前を見ずに携帯をいじっているのだから余計に悔しいものがあります。
そもそも私は大きな間違いを犯していました。ゆいレールの場合、終着駅での折り返し時に一旦ホームに出る必要はなかったのです。そうとなればこのままでは引き下がれません。またしても首里駅まで戻って再挑戦し、今度こそかぶりつきをおさえるという顛末です。

さて、首里から市立病院前の先までは粘着鉄道では考えられないような急勾配です。首里城がいかに高い所に築かれたかが分かります。そしてこれは、前方の景色が絶景であることも意味しています。那覇の市街地とその向こうに広がる海が視界一杯に広がります。
これは全国でも屈指の鉄道車窓です。回りくどい事をしてかぶりつきに執着した甲斐はありました。

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そもそも私は大きな間違いを犯していました。ゆいレールの場合、終着駅での折り返し時に一旦ホームに出る必要はなかったのです。そうとなればこのままでは引き下がれません。またしても首里駅まで戻って再挑戦し、今度こそかぶりつきをおさえるという顛末です。

さて、首里から市立病院前の先までは粘着鉄道では考えられないような急勾配です。首里城がいかに高い所に築かれたかが分かります。そしてこれは、前方の景色が絶景であることも意味しています。那覇の市街地とその向こうに広がる海が視界一杯に広がります。
これは全国でも屈指の鉄道車窓です。回りくどい事をしてかぶりつきに執着した甲斐はありました。

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跨座式モノレールでレールの位置も高いゆいレールは全線に渡って眺めが良いのですが、その中でも儀保駅前後に次いで車窓が良いのが旭橋から奥武山公園にかけてです。那覇中心部のビルの谷間を飛び出すと国場川に沿って一気に視界が開け、その向こうにプロ野球の公式戦も行われるセルラースタジアムが見えます。壺川駅を出ると大きく右に旋回し、右手の車窓に来し方を望みます。右に左に曲がって車窓が次々と変わるのはモノレールの醍醐味の一つです。

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反対側の終着駅である那覇空港に着きました。こちら側は線路が延伸されることはなく、レールはホームのすぐ先で空中で尽きてなくなります。空港は既に二回も訪れているので、すぐに折り返しの列車に乗車します。

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一駅だけ乗って那覇空港の隣りの赤嶺ですぐに降りました。日本最南端の駅であり、既に訪れているのですが、実は前回片手落ちがありました。駅から道路を隔てた広場にある碑の前で写真を撮っただけで、駅自体に近付くことをしなかったのです。ただし、下車したところで構内にはそれを派手に示す物はありません。ささやかな表示を写真に収めてすぐにホームに戻りました。

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一通りのネタを消化しましたがまだ二時半です。やはり朝の始動が早いと一日が長く感じられます。この先一日乗車券をどう有効活用するかですが、鉄道趣味人としてまず思い浮かぶのが全駅で下車し、全駅の駅舎や駅名標を写真に収めていくというものです。しかしこれには余り興味が湧きません。ゆいレールは駅毎の個性はほぼ皆無であり、無味乾燥な記録の羅列に終わるだけだからです。

ひとまずは那覇空港~美栄橋間の反対向きの車窓もかぶりつきでおさえるべく、赤嶺からまた那覇空港まで一駅戻り、再度那覇空港から首里行きに乗車しました。

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二度目、いや正確には四度目の首里駅に着いたところで、延伸工事が何処まで進んでいるか見に行くことにしました。見た目にも真新しい真っ白なコンクリート肌が印象的です。
しかしまだ列車が走ることのないレールは視界の彼方まで伸びており、次の駅の建物も既に出来上がっている様子です。とにかくこれでは歩いて突端まで行くのは無理があるので諦めました。後日カブで調査に来ようと思います。恰好の活動のネタが出来ました。

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16時頃に活動を切り上げて一旦宿に戻りましたが、勿論それで終わるわけにはいきません。しばしの休憩の後、再び美栄橋駅からモノレールに乗車しました。


モノレールに何度でも乗れるということは、魅惑の飲み屋街安里に楽に行けるということです。宿から安里まで歩いて行くと三十分かかります。それもいいと思える距離ですが、気分が乗らない時は難儀な距離でもあります。ともかく一日乗車券と安里の居酒屋を訪ねることを組み合わせない手はありません。「安里屋ユンタ」の車内メロディに送られながら安里駅で下車しました。

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モノレールに何度でも乗れるということは、魅惑の飲み屋街安里に楽に行けるということです。宿から安里まで歩いて行くと三十分かかります。それもいいと思える距離ですが、気分が乗らない時は難儀な距離でもあります。ともかく一日乗車券と安里の居酒屋を訪ねることを組み合わせない手はありません。「安里屋ユンタ」の車内メロディに送られながら安里駅で下車しました。

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漸くこの店を訪ねることが出来ました。教祖が絶賛する安里の老舗、うりずんです。創業昭和四十七年、今年で四十六年目という歴史を誇ります。これは沖縄が返還された年であり、また私と同い年ということになります。自分はこの店に見合う人物であるだろうか、そんなことも思いながら暖簾をくぐりました。
店内の雰囲気は抜群です。十席のカウンターは真ん中で直角に折れていて、両辺の長さは同じです。正方形の二辺を思い浮かべてもらえばいいかと思います。そのカウンターに囲われて飲み物だけを供する離れの厨房があり、そこには泡盛を寝かせた古く大きく重厚な甕が四つ置かれています。そのうちの一つは人の姿ほどもある巨大さです。各所は使い込まれた味わいを湛えており、照明も明る過ぎず暗過ぎず。
襟を正して味わいたくなるような数々の料理の中から、今回は揚げたジーマミー豆腐、豚のチーイリチー、そして豆腐ようを選びました。どれも素晴らしい味わいです。そして甕から汲み上げられる十二年ものの古酒を所望しました。一合弱で1,500円となかなかの値段ですが、ここは金の使いどころです。これも秀逸な味わいで、余りにすいすい入ってしまうので危険な飲み物でもあります。生ビールにこの古酒をカラカラで二杯、それに料理三皿で五千円とちょっとですから、むしろ安いと感じました。
かように素晴らしい店なのですが、誠に残念ながら今回は二つの理由により存分には楽しめませんでした。一つは自分自身の問題で、昼にパンを食べ過ぎたせいで十分に腹が減っていなかったのです。パンは腹持ちがしない、満腹になってもすぐに腹が減るという勝手な思い込みからつい食べ過ぎてしまったわけですが、意外とそうでもなく、また自身の年齢をもっと考えるべきでしたorz
これは完全な自業自得ですが、もう一つは不運でした。カウンターの隣客の二人連れが最悪だったのです。一言で言えば馬鹿で下品な女の典型でした。まず、何か一言発する度に汚い笑い声を伴わなければ会話というものが出来ないようでした。そしてとにかく声が大きい。教祖の絶賛は雰囲気に関する記述が多く、静かな三線の音楽を聴いていると…とあります。しかしそんなものはあったものじゃありません。すぐ隣りで耳をつんざくような笑い声を張り上げられて「げー、まじでー!」とやられるのだからほとほと参りました。
それにしても彼女達は、この店の客としてあるべき姿から自分達の振る舞いが著しく乖離していることを理解しないのでしょうか。周囲から度々向けられる視線に気付かないのでしょうか。私は反対側の隣りに座っている中年女性が投げかける軽蔑に満ちた眼差しを見逃しませんでした。これでもし香水が匂ったならば髪を掴んで表に引きずり出しているところでしたが、それがなかったのがせめて救いでした。
これは完全な不運であり、むろん店に非があるわけではありません。このような輩がいなければどのような雰囲気であったのか、気になるところです。那覇を去る前に一度は再訪したいものです。

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