即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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弁当を食べた時間も含めて一時間強待ちましたが、結局空を覆った雲は動いてくれませんでした。満を持して出発したつもりだった二回目の北部の旅ですが、最大の目的を達することが出来ず無念の極みです。
それにしてもここに来るほんの数分前までは晴れていたのですから、返す返すも受け入れ難いものがありますorz

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失意のままカブを再始動し、南へ走ってきました。そして安田の集落を再訪します。

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実はこちらの安田の集落でも、前回痛い失敗をしていました。八年前に訪ねた際は健在だった郵便局が既に廃局になっていると報告しました。そして当時の局舎だと思っていた建物ですが、後日改めて前ブログの当時の記録を見てみたところ形が違ったのです。大きさや佇まいは近いものの、明らかに別の建物でした。これはもし旧局舎が健在であるなら改めて訪問せねばならないと思っていたのです。

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旧局舎はそのまま残っていました。しかも、壁にかかれた局名の表記もそのままです。まったく前回はこれを見付けられなかったのだから、思い込みというものがいかに人間を盲目にするかよく分かります。
無骨なコンクリート造りで、背が低く小さく、まるで防空壕のような造りが何とも印象的です。真っ昼間だというのに集落は物音一つせず、ヤンバルの森に抱かれているような雰囲気は寂しささえ漂います。あの日と変わらぬこの情景、再訪した甲斐はありました。

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ヤンバルとは漢字で書けば山原ですが、実際にその通りの景色が広がっています。県道70号は国頭村と東村の境近くは山の尾根を走って標高を上げ、周囲を見渡せば視界の限り樹木しか目に入らない、文字通りの樹海が広がっています。沖縄でこんな景色が見られるのは他には西表島くらいではないでしょうか。まして道路から簡単に見られる場所は他にはないかも知れません。

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名護に戻るのに幾つかの経路が考えられますが、今日は県道18号を選びました。市街地ももう目前というところで、これを一望する大俯瞰の絶景が広がります。前回去り際に偶然発見したわけですが、何度見てもやはりいいものです。

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名護のゲストハウスに戻って来ました。本日の走行距離は157kmでした。そして朝八時前に出発して夕方四時過ぎに帰着ですから、やはり名護を基地としてヤンバルを一周するのは一日の活動として実に好適です。交通量が全くないところが大半なので、距離の割に負担が少ないのも良いところです。

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前回と大きく違ったのは一日の走行距離よりも、何といっても連泊の宿に戻ればよいという精神的な負担の少なさです。日が落ちるまでに名護に戻ればよいと思えば気分はまるで違います。また、荷物の大半を宿に置いて身軽に動けたのもよかったです。

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二転三転の末に名店に出会いました。これだから旅の居酒屋巡りはやめられません。本日はまず目当ての店がありました。昨日訪ねた「春海」の真向かいにある店もまた気になっていたのです。そこへ真っ直ぐ向かったのですが、残念ながら臨時休業なのか開いていませんでした。しかし他に手がないわけではありません。宿の目の前、まさに私の泊まっているドミトリー室の窓から真正面のところに、いかにも居酒屋らしい威勢の良い看板が見えていました。これもなかなか雰囲気が良さそうだったので振り替えようとしたのです。ところがその途中でこの端正で粋な店構えと出会い、一発で惹かれてそのまま暖簾をくぐったのでした。

中へ入ってまず目に飛び込んできたのはカウンターの上に並べられた大皿料理です。これをやる店は間違いがない。期待が高まります。そしてカウンターだけの小さな店で、女将が一人でやっていました。スナックのママが居酒屋の女将に転身し、自慢の料理の腕を振るうのです。即座に思い出したのが徳山の「我が家のひととき」です。あそこと全く同じです。
果たしてどれもが素晴らしい味わいでした。まずはお浸しで感動させてもらい、刺身のネタも上等です。手製のおから味噌はまさに絶品でした。女将、もといママのあしらいの絶妙さについては言うまでもないでしょう。値段も良心的な居酒屋価格です。
この先の人生でまた名護の夜を訪ねる機会があるのか。残念ながらその可能性は低いと言わざるを得ませんが、もしその日がやって来たならまた真っ直ぐここへ足を運ぶでしょう。

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