
おはようございます。石垣島三日目の朝です。昨日は昼寝に終わってしまったと言いましたが、決して無為な一日だったわけではありません。カブから全ての荷物を降ろし、その荷物をきれいに整頓して、それから買い出しをしてきました。身の回りの仕事を片付けたところで、ここから石垣島周遊に集中出来ます。今日も朝から天気良く、予報も晴れ時々曇りと上々です。この後自炊の朝食を調えて、食べたら出発します。

ただし、石垣島を一周すると140kmくらいになるそうです。これは幾つかの場所を端折るか軽く見流して進めば何とか一日で一周出来なくもないという距離です。むろんそんなことをするつもりはないし、急ぐ必要もありません。地図で見る限りでも宮古島より若干大きいくらいです。二日ないし三日に分けて回るのが妥当でしょう。ひとまず各所を気の済むまで見物する自然体で進み、島内を半周若しくは三分の一周して戻って来ることになりそうです。

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パック入りのご飯を利用して納豆がないなど完全ではないものの、久々に自炊の朝食らしい朝食です。ヨーグルト、味噌汁、ひじき、金平御坊、缶詰の秋刀魚煮、ご飯に生卵です。先日も述べましたが、このパック入りご飯のべたべたした食感がひどく不味くて、何かかけるなど誤魔化しの効く食べ方でないと食えたものではないのです。玉子かけご飯でいただきます。

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出発してまずはキジムナーの住む森なる所を訪ねます。まだ宿から数分しか走っておらず、市街地の中です。一本のガジュマルの巨木なのですが、まるで森のように巨大な故にこのように呼ばれている、と地元の案内の冊子にはありました。鬱蒼と茂っているのでそれを確認する術はありません。
今日も酷い蒸し暑さですが、根元に近付くとひんやり涼しく感じられます。単に日陰に入るのともまるで違うのです。植物の偉大さを肌で感じることが出来ました。

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西へ進み、そろそろ住宅地も途切れるかというところ、次に訪ねるはファミリーマート石垣真喜良店です。
恐らくここが日本最西端のコンビニエンスストアだと思われます。それらしい表記が一切ないのが残念です。与那国島や西表島にコンビニが出来ていれば話は変わってきますが、よもやそんなことはないでしょう。とはいえ伊良部島の件があるので予断を許しませんが、それはまあそれとして…
記念にさんぴん茶を一本買いました。もちろん出発する時に500mmlのボトルに水を満たしてきたのですが、この蒸し暑さではそれでは足りなくなりそうだからです。

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ファミマの駐車場から表通りに戻らず、集落の裏路地が気になったのでそちらへ行ってみました。ごく細い道を抜けた先で海に出ました。目論見通りです。


青い海の向こうに間近に竹富島を望みます。八重山に来たことを実感するひととき、と言いたいところですが、そんな思いを塗り潰すくらいに目の前の光景は強烈でした。まず超大型客船が航行していて、その高さは完全に島の姿を隠しています。これは沖縄本島や宮古島でもよく見ました。あの中から大量の中国人が吐き出されてくるのでしょう。
そして奇妙だったのは、そのすぐ近くに濃い灰色をした物々しい自衛隊艦が停泊していたことです。長閑な南の島には似合わない取り合わせでした。

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青い海の向こうに間近に竹富島を望みます。八重山に来たことを実感するひととき、と言いたいところですが、そんな思いを塗り潰すくらいに目の前の光景は強烈でした。まず超大型客船が航行していて、その高さは完全に島の姿を隠しています。これは沖縄本島や宮古島でもよく見ました。あの中から大量の中国人が吐き出されてくるのでしょう。
そして奇妙だったのは、そのすぐ近くに濃い灰色をした物々しい自衛隊艦が停泊していたことです。長閑な南の島には似合わない取り合わせでした。

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石垣島の南西の端辺りに海辺の公園があったので立ち寄っていきます。海の向こうに八重山の島々を望みます。こうして改めて見てみると、竹富島はもちろんのこと西表島や小浜島の近さにも驚かされます。この感じが八重山諸島らしさです。小浜島など西表島の姿に完全に重なっているので、そうと知らなければ別の一つの島かどうか判然としないでしょう。
標高など無きに等しいくらいに平たい竹富島は典型的な珊瑚礁の島。これに対して山々が聳え立つ西表島はまさに対照的です。こんなに近くにありながら成り立ちがまるで違うのは興味深いところです。

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時計回りに進んで石垣島の西岸、ちょうど九時の位置に来ました。ここにあるのが名蔵アンパル、ラムサール条約に登録された湿地です。茶色い水の川辺にマングローブの木が立つ景色は宮古では見られないものでした。

そしてここは潮位が低い時にはかつての馬車道の跡の石積みが見られます。これは広義には廃線跡、趣味人には見落とせない物件です。現存する国内最南端の廃線跡はここかも知れません。今日は潮位など全く気にせず来たのですが、これが見られたのは幸運でした。

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一周道路の県道から左折し、石垣島の西に突き出た半島を巡る田舎道に入りました。立派なバナナ畑の中を走ります。亜熱帯らしい風景です。

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その名も御神崎まで来ました。珊瑚礁の美しい海、巨大な奇岩、白亜の灯台、海の向こうの西表島と楽しめる要素が多過ぎて忙しいですが、たいへん素晴らしいところです。あしかが玉遊びをしているような姿の巨岩、アマガエルのような姿の巨岩、人の横顔にもコブラの首にも見える奇岩など、それだけでも十分見応えがあります。絶妙な起伏を背にした灯台も実に絵になり、透き通った海の美しさは説明するまでもないでしょう。これらの景色にぐるりと囲まれて断崖の上から海を見渡すのは気分爽快です。





それでいながら訪れる人が稀で、静かなのです。最高です。一周道路から離れていること、バスが入って来るには道が狭いのが原因でしょうか。西表島に雲がかかって暗く霞んでいたのが唯一残念でしたが、まあそれはそれとして…

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話が前後しますが、名蔵アンパルから少し進んだ先にあるフーネというバス停では、茂みの中に古い石の標識が残っていました。馬車道の跡といい、石垣島で見られる産業遺跡は貴重です。もう一つヨーンというバス停でも同様のものが残っているようなのですが、残念ながら見付けることが出来ませんでしたorz

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