
おはようございます。今日は旧暦の5月4日、ユッカヌヒーです。予報を見ると終日傘の印が並んでいますが、実際には薄曇りで時折雲の切れ間から薄日が差すという、今日も相変わらずのはっきりしない天気です。ここ最近の傾向を見るに今日もこのような天気が続き、雨が多少降ったとしても本降りで降り続くことはまずないと思われます。
美ら宿石垣島のスタッフも参加するということで、昼は石垣港にハーリーを見に行くつもりでいます。このように予定がある日に限って快晴に転じたりするのはよくある事で、そうなったら実に悔しいですが、笑い飛ばすしかないでしょう。

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昨日で納豆がなくなり、代わりに卵を買ってきました。先日述べたように、少なくとも美ら宿石垣島に泊まっている間は納豆と卵を同時に食べることを諦めました。今日は玉子かけご飯です。おかずには昨日スーパーで買っておいたコロッケをいただきます。

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ハーリーを見に来ました。強い興味はないし、この暑い中長い時間見物するのも辛いので、宿の人に一番の見所だと教えられた「転覆ハーリー」の時間に合わせてやって来ました。伝統的な海人の衣装をまとった男達が、途中でわざと舟を転覆させ全員海に落ち、再び舟を起こして乗り込んでさらに漕ぎ続けるというまさしく海の男の祭りです。
肝心の転覆させる姿が遠く沖まで出てからのことで豆粒のようにしか見えないのは残念でした。これを横から見たい人は予め離れた所にある防波堤に陣取り、転覆する場面に特化した見物をしているようです。しかし倭の祭りとはまるで違った独特の雰囲気を味わえただけで十分です。船上で必死に櫓を漕ぐ人達の向こうには竹富島、小浜島、西表島を望みます。

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私が陣取った場所の目の前では地域FMラジオ局の出張放送が行われていました。祭りの様子をのんびり伝えるものだと思っていたら、これが大間違い。アナウンサーの照屋さんと助手と思しき女性、さらに解説の比嘉さんも加え、まるで野球中継のような本格的な競技の実況をしているのです。
しかしさらに印象に残る、いや耳に残ると言うべきか、そんな出来事がありました。合間に入ったコマーシャルです。
「日本最西端の暮らしを支えるオオトモ商店。与那国島へお越しの際はオオトモ商店、オオトモ商店へ」
これは石垣島の人だけに向けて発しているのか、それとも与那国島でもこの放送を聴けるのか。何れにせよ、異国の祭りを見るよりも私にとって遥かに旅を実感させてくれたのでした。

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酒にマースーぞうりまで。
実際のところ島○○という呼称は離島のみならず沖縄本島に来た時から度々目にしてきたもので、身近にあるもので言えば島豆腐などが好例でしょう。ハーリーの会場にはいくつかの屋台が出ていたのですが、そのうちの一軒の品書きの短冊に私の目は釘付けになりました。


泡盛のことを島酒と呼ばず、さらに略して単にシマと呼ぶという話を聞いたことがありました。しかし居酒屋に入ればどの店もきちんと泡盛と書かれているし、地元の人の会話に耳を傾けても聞いたことがありません。ところがその短冊には泡盛の瓶、グラス、水、アイスペールの絵を添えて「島水割り」と書かれていたのです。やはり地元のオジー達は今でもシマと呼ぶのでしょうか。これが何よりの証拠とも言えそうですが、真相が大いに気になるところです。

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実際のところ島○○という呼称は離島のみならず沖縄本島に来た時から度々目にしてきたもので、身近にあるもので言えば島豆腐などが好例でしょう。ハーリーの会場にはいくつかの屋台が出ていたのですが、そのうちの一軒の品書きの短冊に私の目は釘付けになりました。


泡盛のことを島酒と呼ばず、さらに略して単にシマと呼ぶという話を聞いたことがありました。しかし居酒屋に入ればどの店もきちんと泡盛と書かれているし、地元の人の会話に耳を傾けても聞いたことがありません。ところがその短冊には泡盛の瓶、グラス、水、アイスペールの絵を添えて「島水割り」と書かれていたのです。やはり地元のオジー達は今でもシマと呼ぶのでしょうか。これが何よりの証拠とも言えそうですが、真相が大いに気になるところです。

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期待通りの薄曇りでしたが、それでも汗が止まらず上半身など既にびしょ濡れ、ハーリーの会場に居るのは小一時間が限界でした。港を後にし、ちょうど昼時でもあるので表題の店に入って食べていきます。
ハーリーのさ中、会場の近く、十二時半と条件が揃いも揃い、混雑しているのだろうと思いましたが、そんなことはなくて七割程度の客入りでした。カウンター奥の方の扇風機の目の前という特等席に着いて生き返りました。返還前から続く老舗と聞いて期待して来たのですが、そのような雰囲気は全くありませんでした。店は内外ともに古いだけで、やや雑然としています。

それよりも驚いたことがあります。注文した八重山そばが三十秒と待たずに出てきたのです。これには不意を突かれました。一体どういう調理をしているのか、不安になりましたが味の方は悪くないです。澄んでいながらコクのある出汁、八重山そばらしい黄色くてコシのある丸麺、甘辛く煮つけられた肉も上々で、全体のまとまりも良いです。しかし悪くありませんが特筆する程の美味というわけでもありません。ここでは地元客御用達の雰囲気を味わうべきでしょう。八重山そばよりもむしろ炒飯や生姜焼き定食といったものが気になります。

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ちょうど帰り掛けだったので、日本最南端の寺院である桃林寺と境内に並ぶ権現堂を訪ねていきます。権現堂の方は国の重要文化財です。私は寺社には疎いのですが門や本堂の屋根は印象的でした。琉球赤瓦に卍があしらわれ、本堂の屋根の鬼瓦はシーサーになっていました。





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本日はこの後居酒屋を訪ねるつもりでいます。少なくとも長旅の道中においては、週末こそは一番居酒屋を避けるべき時です。そもそも居酒屋というものは日曜日が休みの店が多いことに加え、偶発的な客層の変化に見舞われてその店の本来の姿が見えてこなかったり、また煩わしい思いをすることもあるからです。
然るに今日このような気分になったのは、ハッピーマートほんなに行ったところいつもより盛況で豆腐、厚揚げが全て売り切れていたのが直接の理由です。晩酌のあてに絶対欠かせないこれらが無いのでは話になりません。しかしこれだけでなく、あと二つ理由があります。まず、石垣島は日曜定休の店が少ないのです。先日目当ての店がまさかの木曜定休でこれを諦めざるを得なかったと言いましたが、今日はこれの振り替えと言ってもいいでしょう。他にも月曜や火曜が休みの居酒屋が散見するのです。
そして次が重要なのですが、今は居酒屋巡りを早めに進めたい事情があります。石垣島に上陸したばかりの日の記事で述べましたが、後半戦で美ら宿石垣島からアートボックスという宿に移る可能性があります。しかしこの宿は旧市街の中心部からやや離れていて歩いて往復することは出来ず、ここに泊まると居酒屋を訪ねることは事実上不可能になります。立地の良い今の場所にいるうちに居酒屋探訪をあらかた終わらせておきたいのです。あと二つ三つ気になる店があるし、なつやをあと一回は再訪したいです。暫くは居酒屋巡りに精を出したいと思います。高知に足留めされていた昨秋が思い出されます。

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木曜定休に阻まれて行き損なった店とはここ、魚仁でした。ぶらぶら歩いていてちょっと気になった店の一つです。場所は石垣島で最初に訪ねた「てっぺん」の近く、所謂十八番街にあります。こちらに来て知ったのは、この辺りが八重山で最も古い繁華街だということです。今一番賑やかなのは730交差点のある通りを挟んだ向こう側、より港に近い美崎町の方ですが、十八番街の方もここ最近賑わいを取り戻しているということも。
倉庫の居抜きのような安普請に白地に黒文字の看板を掲げ、それを裸電球が照らします。その佇まいにはわざとらしさを感じなくもないですが、悪くはありません。むしろこれを見て実質本位の実力店なのではないかという直感が走ったのです。
しかし店内に入って壁の品書きを見渡して、私は唖然としました。北海タコにこまい、ホヤ、いぶりがっこ…屋号からして海鮮中心の店だろうという見立ては間違っていませんでしたが、ここは遠方からネタを取り寄せて出す店だったのです。生ビールのジョッキをあおりつつ尚驚きが冷めやらない私の耳に、隣客の男二人連れの会話が飛び込んできました。
「ホヤって貝?」「いや貝ではない筈だけど…」
見たところ三十代のようでしたが、少なくとも一人は生まれてこの方ホヤを食べたことがないようです。しかし八重山生まれの八重山育ちであるならそれがむしろ当然でしょう。北海道や東北など、北の食材が特に多いようでした。そしてこう思ったのです。これは我々が東京都内の沖縄料理店で泡盛片手に島料理を食べて陶然とするようなもの、その鏡写しだと。この店は南の島の人達が北海の幸に抱く憧れを満たしているのです。それはそれで素晴らしい存在だと思いますが、少なくとも私が今ここを訪ねる意味は全くありません。
しまった失敗だったかと思ったのですが、それは早計でした。やがてこの店の品数が膨大であることに気付いたのです。酒も、泡盛はもちろんですが日本酒に各種焼酎、ワインまであり、品書きの冊子の数頁分にも及んでいます。料理も然りで、石垣島産の食材を使ったものも沢山あり、それだけで一軒の店を成せる程でした。
こうなれば不足はありません。まずは石垣島産と明記された鰹の刺身、それから島豆腐に島らっきょうを刻んだものと柚子胡椒をあしらった創作料理を所望しました。すると即座に、半分の量でも作れるがどうしますかと聞き返してくれました。お言葉に甘えて刺身は鰹と鮪を半々で、どちらも素晴らしいネタです。他の料理も美味い。店員は厨房に三人、客席に二人という十分な布陣なので酒も料理も滞りなく出てくるし、応対も素早く快活です。結局は実質本位の実力店という読みはまさに的中していたことになります。島の居酒屋を訪ねる風情は味わえないものの、実を取り、そして何を注文するかを慎重に考えて使うならば全く悪くありません。

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二軒目へ移行します。那覇にいた時からずっと思っていたことですが、近年は二軒目以降については余り必死に店選びをしなくなりました。これは歳とともにどんどん食が細くなってきたというのが最大の理由です。先発の店で三皿も頼めばあらかた腹は満ちてしまい、その結果、二軒目については料理についてあれこれうるさいことを言う必要もなかろうと思うようになったのです。誤解を恐れず乱暴な言い方をするなら、二軒目はあと少し飲み直せれば何でもいいということになります。
釧路や高知のように名店が目白押しの町は例外となりますが、そのような時は昼食を抜くなど心身共に万全の態勢を整えて臨むのです。そうやって初めて二軒目、三軒目にもとっておきの店を訪ねることが出来るのです。
では、軽く飲み直せればそれでいいという時に良いのがどのような店かというと、それは串ものの店です。焼き鳥や串揚げといったものなら小さい単位で注文出来るし、少量でもあれこれ味わうことが出来ます。そして味付けが濃いものが多い。まさに二軒目以降にうってつけなのです。

さあ前置きが長くなってしまったのでそろそろ暖簾をくぐりましょう。やって来たのはその名も18番街を屋号に冠しただるまです。飲み屋の灯りが途切れる辺りにひっそりと佇んでいます。しかしこれが実に個性的、良くも悪くも癖のある店でした。
主人が一人で営んでいる店です。カウンターが十席、あと六人掛けと四人掛けの卓が一つずつです。酒も料理も給仕も会計も、何から何まで一人でやる店としてはこれは決して小さくありません。むしろよく回せるものだと感心します。おしぼりとお通しはセルフ方式で、客席の片隅にあるおしぼり・お通しコーナーに歩み寄って自分で取ります。こんな居酒屋は初めてです。そして主人は終始無言で愛想の欠片もありません。それでいながら酒も焼き鳥もたいへん美味なのです。酒肴の提供に特化していると言ってもいいでしょう。
ジョッキは頃合いに冷やしてあって注ぎ方もごく丁寧、生ビールも酎ハイも実に美味いです。目の前の硝子ケースに入った焼き鳥のネタはその大きさ、色合いからしてももう美味が約束されたような頼もしさです。一本130円のつくねなどは東京の激戦区でも勝負出来ると思いました。盛り付けも丁寧できれい。そう思って店内を見渡すと、隅々まで掃除が行き届いているのがすぐに分かりました。職人気質を絵に描いたような主に久々に会った気がします。
一方で、このようなとっつきにくい主人が常に忙しく動き回っているので、注文を飛ばすのも容易ではありません。常に主人の顔色を伺うようにして飲むのは肩が凝ります。そういう意味では一人で行くのには向いていないと言えます。しかし島でこれを超える焼き鳥屋があるとはとても思えません。余り混んでいないことを前提に、二軒目の店として再訪する可能性は大いにあります。

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