即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。再び石垣島のゲストハウスで朝を迎えました。この間、西表島から戻って来た次の日の朝に波照間島へ出発したわけですが、非常に慌ただしく忙しくて大変でした。これに対して今回は次の島旅までに今日と明日二日の中日があります。
波照間島の旅では疲れが溜まりました。根本の原因は暑さです。前述の通りゲストハウスNamiは冷房も扇風機もなく、それでも風通しがとても良かったので夜はきちんと眠れたのですが、基本的に波照間島では逃げ場のない暑さとの戦いでした。しっかりと冷房が効いている場所が一つでもあればよかったのですが、これがないので体の芯にじわじわと疲れが溜まっていったのです。今日は涼しい宿で休養したいと思います。

とはいっても、完全休養日というわけにはいきません。やるべき事はそれなりにあります。まず優先順位が最も高いのが洗濯です。昨日で着替えがなくなったので、今日必ずやらなければなりません。それから床屋で散髪することです。ぼさぼさに伸びてしまってだらしなく、本当は波照間島に行く前に切りたかったのです。しかしその日は先日たまたま見付けた二千円の床屋が休みだったのです。このように忙しかったこともあって他の床屋をあたる気力もなく、持ち越してしまいました。
それからカブのチェーンの整備もやらなければなりません。次の島旅のための調べものもあります。その他にも幾つかの野暮用もあるのです。今日しっかり休養するためにも、これらの段取りをしっかりつけて計画的にこなしていきたいと思います。

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本日の朝食は、昨日のうちにスーパーで買っておいたパン、ヨーグルト、味噌汁です。毎度お馴染みの意図的な軽朝食です。ちなみに次の島旅までの間の三日間でヨーグルトを消費しないといけないので、いつもに比べるとかなりの大盛りです(笑)

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予定通り床屋で散髪しました。前回石垣島ではとんでもない床屋にあたってしまい非常に不愉快な思いをしたわけですが、今日はまともな店だったのでよかったです。

ちなみにこの店はバイクでないと来られない所にあったので、そうしました。私は本来はバイクに乗って散髪に行くことは極力したくありません。これは、床屋で洗髪してもらうことを好まないことと関係があります。たかが髪を洗ってもらうのに数百円を追加するなど、こんなにばかばかしい事はありません。しかも、折角普段石鹸で髪を洗っているところに合成シャンプーを使われてしまうのですから、何も良い事がないです。

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ところが散髪をして頭を洗わないままヘルメットを被ると、内側に沢山の細かい毛が付いてしまいます。これがバイクで散髪に行きたくない理由です。しかし今日は事情が違いました。ちょうどヘルメットのインナーを洗おうと思っていたのです。連日の暑さにヘルメットを被っている間は常に多くの汗を掻き、既に臭いが出始めています。次の島旅に行く前に必ずインナーを洗って干さねばなりません。散髪から戻って来た直後にインナーを洗えば、付着した細かい髪の毛も落とせて一石二鳥というわけです。

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散髪をしたその足で大城食堂に立ち寄り、昼をいただいていきます。これで三度目の訪問です。ここまで牛丼、牛そばを食べてきたので、今日は牛カレーと初めから決めていました。並でも十分と思っていたのですが、200円足して大盛りにするとサラダも付くというのに釣られて大盛りにしました。

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出てきた皿を見て度肝を抜かれました。円い皿の中央に高くご飯が盛られドームのような形をしていて、その上にチーズが乗り、裾野にルーがあるという出で立ちです。ご飯を少しずつ崩してチーズと共にルーに浸して食べ進めます。大きな牛肉がごろごろと入っており、当然ながらこれは柔らかく煮込まれて美味です。ルーは特長のない味わいで、ご飯の量に対してルーが少ないのも残念でした。やはりこの店は牛丼が一番のようです。しかしこの見た目はそれを補って余りある強烈な個性と存在感があります。話のネタに一度くらいはいいでしょう。

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ここからは波照間島の旅を振り返って幾つか書いていきたいと思います。

前回の日本一周で八重山の島々を訪ね歩いた際、私が最も心を惹かれたのは波照間島でした。満天の星空、広大で長閑な風景、世にも美しいニシ浜、新鮮な豆腐と鰹が供され皆がひとところに集まるゲストハウスNamiの夜の素晴らしさ…確か初めは三泊か四泊くらいのつもりで行って、現地で延長を決め、それでも飽き足らず一度石垣島に戻って別の島を訪ねた後に波照間島を再訪までしたのです。

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残念ながら今回これらの要素のうち幾つかは失われましたが、素晴らしい風景は健在でした。波照間は隆起珊瑚の島なので標高が殆どなく、起伏も僅かです。集落を一歩外れると広大なさとうきび畑が広がり、小さな島の割にはどこまでも真っ直ぐ続く道が多いです。そして山も丘も高い建物もありませんから、とにかく景色が広い、空が広い。交通量も皆無なのでいつでもその風景を独占して、バイクのエンジンを切ると風の渡る音と波の音しか聞こえません。それはどこか北海道の風景に通じます。最南端の島の風景と北の大地の風景が似ているというのがまたいいのです。

起伏が僅かですが、全く無いわけではないのも要点です。さとうきび畑を割って真っ直ぐ続く道が、海に向かって消えてゆくのです。北岸ではその向こうに西表の島影を、南岸では茫洋とした太平洋を望みます。沖縄の島々の中でも出色の風景です。

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波照間島の集落の中心にある波照間小中学校は、ブロック塀が卒業制作のペンキ塗りで埋め尽くされています。多くは絵で、波照間島の地図であったり星空観測タワー、高那崎などが描かれています。その中に一つ異彩を放つものがあります。

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実はこの詩を八年前に来た時も見ています。しかし恥ずかしながら、当時はこの詩の伝えんとするところがいまひとつよく分かりませんでした。今回西表島は南風見の忘勿石を訪ねて戦時下の強制移民の歴史を学び、漸くこの詩が詠まれた背景を知りました。

星になった子どもたち

南十字星
波照間恋しいと
星になった
みたまたち
ガタガタふるえる
マラリアで
ひとりふたりと
星になる

苦しいよさむいよ
お母さん
帰りたい帰りたい
波照間へ

こんなにも哀しくて切実な詩を小学生が書けるものでしょうか。胸に迫る力があるのは、実際にこの島と海のすぐ向こう真正面に見える地で起こったことであり、曾祖父母から直に話を聞いたからこそでしょう。小学校の卒業制作としては異色の作品です。

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波照間島に上陸していの一番に足を運んだのは、言うまでもなく日本最南端の地高那崎でした。この旅もとうとうこんな所までやって来たと感慨に耽る一方で、私は八年前のある出来事を思い出していました。残念な出来事です。
前回の日本一周でも同じようにブログで日々の出来事を報告していました。そして私はこの高那崎で日本最南端の碑の上に立ち、両手を大きく広げた記念写真を載せました。それに対して「乗るな、旅人失格」というコメントが寄せられたのです。何が残念だったのかというと、何故碑の上に乗ってはいけないのかという論理的な説明もなしに、一方的に自分の意見を押し付けるコメントをする人がいたという、この事実に他なりません。

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那覇のゲストハウスけらまで特に仲が良かった男に、生粋の旅人がいました。世界中あらゆるところを放浪し、各地で短期の仕事をしてはまた旅を続けているのです。与那国島へ行ってさとうきびの仕事をすると言ってけらまを出て行ったのですが、先日鳩間島を訪ねた際宿のスタッフをしている彼とばったり再会するといった具合です。その彼が以前興味深い話をしてくれました。
自分は地元の仲間、昔からの友人と合わない、あいつらは下らない、どうでもいいと言うのです。その理由は、すぐに「普通はこうするだろう」「普通はこう考えるだろう」と言い出すから、だそうです。自身の考えや信念を語り、それに基づいて行動するのではなく、何かというと公約数、或いは流行を持ち出してくると。なるほど確かにそれは取るに足らない下らない人間だと、私もそう思いました。
そして彼はこう続けました。それに対して旅人と話をするのは面白い。長く旅をするような人は自分の考えを持っている。簡単には流されない。それでいながら相手の考えもまた尊重し、押し付けるようなことはしない。彼の言う面白い旅人には私も含まれていて、それ故に慕ってくれているのは明らかでした。私も私で、こうも意見の合う人物がいるものなのかと感心していたのです。それも彼に言わせれば「互いに旅人だから」なのでしょうか。

私が日本最南端の碑の上に乗ってもよいと判断したのは、以下の三つの理由に因ります。
一つ、碑はある時島外からやって来た旅行者が勝手に建てたものであり、地元の人にとって意味はなく、神聖視もされていない。宗教的な意味があったり神聖であったり、地元の人達が大切にしているものならば、上に乗るなどそんな事は勿論しません。
二つ、碑は堅牢なコンクリート製で、人が上に乗っても破損や劣化が起こらない。
そして三つ目、碑は常に風雨に晒されており、上に乗っても汚損するようなものではない。
ここまで考えて、碑の上に乗っても問題はないという判断に至ったのです。そして碑の上に乗ったのは、最果ての地に到達した感慨と、目の前に広がる広大な景色に心が満たされ、その感動と興奮を何とかして爆発させ、表したかったからです。

それでも最南端の碑は旅人にとっては神聖なものである筈、上に乗るのはやはりけしからんというのであれば、私はその考えを尊重します。尊重はするけれど私の考えは違う。だから私は、この碑は上に乗っても問題ないんだ、だからお前も乗れよなどと、そんなことを人に言ったりは絶対にしません。
あのコメントを書いた人がどのような信念と考えの下に「乗るな、旅人失格」と思ったのか、私には知る由もありません。ただ、自分の考えを一方的に押し付けるのはそれこそ旅人失格ではないでしょうか。

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波照間島の旅は残念な結果に終わってしまったと言いましたが、そんな中にもささやかな幸せはありました。丸一週間世話になったゲストハウスNamiは、一階と二階に部屋があります。今回私にあてがわれたのは二階の部屋でした。二階には二部屋しかありません。そして最初の二日間は隣室に宿泊者がいたのですが、あとの五日間は隣りが空室でした。つまり二階を貸し切りの状態だったのです。

二階は屋外の階段を上って行かねばならず、ちょっとした離れの趣です。一日を通して自分以外の誰も入って来ず、さらに二階にもトイレとシャワーがあります。この貸し切りは本当に快適でした。部屋に戻るとすぐに服を脱いでパンツ一丁若しくは全裸で涼むことが出来ました。シャワーを浴びた後すぐに服を着る必要がなく、やはり全裸で汗が引くまで暫く涼めたのです。暑がりの私にとってこの環境は何より有り難かったです。
寝る時も然りで、隣室との間は襖で仕切られているだけなのですが、当然これを開け放つことが出来ます。自室の二つの窓に加えて隣室の窓、廊下の窓と全部で四つの窓から風が通り抜け、快適に眠ることが出来ました。この僥倖には本当に感謝しています。

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唐突に激しい雨が降り出し、長くても二十分、短い時には数分も経たずに止む。止んだかと思えばすぐに強烈な日差しが降り注ぎ、何もかもあっという間に乾いていく…こんな南の島らしい通り雨は沖縄では日常茶飯事ですが、波照間島のそれは特に極端でした。雨が落ちて来たかと思った次の瞬間には目の前の人と会話をするのも難しいくらいの轟音に包まれ、それが十秒くらいで止んでしまうこともありました。

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ところで恥ずかしながら、これまでこのような南海の島の激しい通り雨をスコールと称してきましたが、これは誤りでした。スコールというのは急に強くなる風のことを指しているのであって、頻繁にこうした雨を伴うものの沖縄のこの通り雨は風が強いわけではありません。
では何と呼べばいいのか。短い時間に強く降る雨の風情は内地の「夕立ち」に似ていますが、朝でも深夜でもやって来るからこれは適当ではありません。「通り雨」という言葉から多くの日本人が思い浮かべる風情ともまた少し違うのです。もっと唐突で、もっと激しい雨なのです。何かこれを表す情緒ある言葉はないものでしょうか。

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