即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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駅周辺の中心部だけとはいえ、一通り歩き回ってもこれといって感銘を受ける大局的な何かは見出せませんでした。しかし見過ごせない物件はありました。大分銀行本店の赤レンガ館です。

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築105年で国の文化財、堂々たる佇まいです。この手の建物は左右対称であることが多いのですが、これは非対称です。入口が正面に向かって右端に寄っており、その上にドーム屋根と塔が聳えます。その部分が奥の寄棟屋根の右側を隠し、左側だけが斜めに落ちているように見えるのです。重厚さと軽快さという相反する要素を併せ持つ名建築です。

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もう一つの拾い物が五車堂です。カレーとサンドイッチを出す洋食屋ですが、その佇まいは只者ではありません。昔ながらの食玩は全ての種類のカレーについて用意され、大きくぴかぴかで圧倒的な存在感があります。派手な色彩のテントを掲げた持ち帰り用窓口も、存在感ではそれに負けていません。

軽快な自体で屋号が書かれその脇には車輪の図柄があしらわれています。各所から漂う老舗の気配、一体いつ創業した店なのでしょうか。最近では飲んだ後にラーメンを食べるのもままならなず、カレーが腹に入るとはとても思えません。営業時間が書かれていないので夜まで開いているかどうかも未知数です。もし今日訪問出来なかったら、次はここで食べるために昼に大分を訪ねましょう。

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初めて歩き居酒屋を訪ねる町ではやる事は一つ、教祖の一番に推す店を訪ねるのみです。大分でそれにあたるのがこつこつ庵です。
この店はまず立地が印象的です。大分の町を歩き回って分かった事は、駅前から伸びるアーケードの商店街には五車堂のような老舗もありますが、こちらはどちらかというと昼の町で、居酒屋はそう多くはありません。歓楽街らしいのはもう少し北、昭和通りの大交差点の北西部にあります。ところがこのこつこつ庵はどちらでもなく、繁華街の東の外れの県庁の方にあるのです。周囲は病院や公的機関が多く殺風景で、ここまで来ればもう居酒屋はないだろうと思ったところに突然現れます。向かいは県庁の離れ、隣りは立体駐車場という寂しい景色です。
古い琺瑯看板が無数に貼り付けられていて、店内の雰囲気もこれに準じます。個人的にこういうのは全く好きではありません。

一昨日から気になっていた「琉球」の正体は、福岡のゴマ鯖とほぼ同じような料理でした。ここでは関アジを使っているということで、得心させられる素晴らしい美味です。ただし小鉢に盛られた少量で千円は高く、名前に金を払っている感が否めません。大勢の店員がきびきびと動いていて酒も料理もすぐに出てくるのが美点ですが、その事を喜べない出来事が起こってしまいました。
鰹のたたきを注文したところ、十秒と待たずに出されたのです。この時点で嫌な答えは見えていますが、予め切って盛りつけたものにラップをかけて冷蔵庫に入れていたのでしょう。味については書くまでもありません。琉球が美味だっただけに残念で、この鰹のたたきを本日のおすすめのホワイトボードに書くことも釈然としません。どうしてこういうことをするのでしょうか。
この一件で急に白けてしまいました。内外の設えも含め、教祖が称賛するのが理解出来ません。そして私の中の大分の町に対する地味な印象をも助長してしまいましたorz

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