舞い戻って来た阿蘇に、結局五泊もしてしまいました。しかし二日間思う存分走り回り、もう二日間で台風をやり過ごしました。なるべくしてなった結果と言えます。むしろ安価で快適な宿、カブは屋根の下、荷物も全部下ろした状態と、理想的な条件で台風をやり過ごせたことに感謝したいです。

そして台風一過の青空を迎えて満を持して移動を再開します。そして今日から十月です。九州の旅も後半戦に入ります。

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これは僥倖か、それとも運命か。経路上に俺達のヒライが現れました。こうなればやるべき事は一つです。昼食用に弁当を買っておきます。ただし画竜点睛を欠くことがあります。本来ならばここで満を持して自信南蛮弁当を買い、三大鶏肉弁当制覇といくべきところです。しかし今日は荷物全積載なので、大きな弁当だと後ろの箱の底面に収まりきれず、水平を保てなくなってしまうのですorz
仕方ないので他の弁当で諦めました。次に熊本県に来た時の楽しみとしておきましょう。

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熊本県も北西の端まで来ました。現在地は長洲港、これより有明フェリーに乗船して島原半島は多比良港に渡ります。南阿蘇からならば熊本港から島原港行きの九商フェリーに乗った方が距離が短くて済むのですが、この選択に迷いはありませんでした。原付合わせて九商フェリーが1,370円なのに対して有明フェリーの方が780円と安いというのもありますが、何といっても九商フェリーには過去に乗ったことがあるのに対して、有明フェリーには乗ったことがなかったのが一番の理由です。
ついでに言うと、熊本港へ向かうには熊本市街を横断する必要があったのですが、これをせずに田舎道で快適に移動出来たことも大きいです。



長州港では車両用の桟橋が乗船路と下船路の二階建てになっているのに度肝を抜かれました。フェリーターミナルも賑やかで、コンビニにうどん屋まであります。もっと寂れた港を想像していたのですが、とんだ見当違いでした。

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乗船前にやや時間があるので、フェリーターミナルで先程ヒライで買った弁当をいただきます。昼食には早過ぎる中途半端な時間ですが、ここで食べてしまうのは二つの理由があります。まず、朝がパン一枚だけだったのでもうかなりの空腹だということです。そして天気は晴れ、雲仙普賢岳の姿は既に目の前です。これが徐々に大きく迫ってくる45分の航海では、悠長に船上で弁当を食べている暇などないだろうと思ったからです。
ところでこれはロッテファンの性癖か、名前の前に「俺達の」を付けることが最高の賛辞だと思っています(笑)
これまでに俺達を冠してきたのは何といってもセイコーマート、それから仙台の飲み屋小路文化横丁、それから沖縄のスーパーマーケットユニオンがあります。おべんとうのヒライも見事にここに入ったわけですが、この旅におけるこれが最後の俺達になる可能性があります。

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有明海を横断して島原半島の北端に位置する多比良港に着きました。この旅で初めて長崎県の地を踏みました。桟橋が乗船路と下船路に分かれているというのはこれも見当違いでした。車両甲板の一階が大型車、二階が乗用車になっていたのです。そしてバイクは大型車と同じ一階に案内されたので、二階の桟橋が走れなくて残念でした(笑)

船は上部全面が甲板になっていて、周囲の景色を見渡せて素晴らしいです。やはりフェリーはこうでないといけません。右前方に多良岳、左前方に普賢岳を望む絶景の航海でした。特に島原半島北部の裾野の美しさが印象的でした。これより島原半島を周遊します。

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島原半島を時計回りに南へ進むかというと、意表を突いて逆方向へ走ってきました。目当ては重要伝統的建造物群保存地区である神代小路です。その中心となるのが国の重要文化財でもある鍋島邸なのですが、何と月曜休館で見学出来ませんでしたorz
それは仕方ないとして、規模はごくささやかながら石垣と水路が織り成す情緒ある町並みが残されています。

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来た道を引き返して多比良港の前を通り過ぎ、海沿いの国道251号で南へ走ってきました。南島原駅に立ち寄ります。素晴らしい駅舎が建て替えられていましたorz


新駅舎は見るからに安い建材で建てられていて、素人が遠目に見てもそれが明らかです。しかし雰囲気はそう悪くはありません。
総二階ながら一階と二階で壁の造りを変え、二階の方が軽快な色合いをしているのでバランスが良いです。車寄せ含め屋根には瓦を葺き、丸時計が配され、筆書き調の駅名も嫌味がありません。安いのは仕方がないとして、出来る限りのことをしようという姿勢が見て取れます。少なくともJR東日本とは大違いです。
ちなみに島原駅ですが、駅前がおびただしい人数の修学旅行生で埋め尽くされていたので、後程出直すことにして通過しました。折角の晴れの順光だというのにです。待機するなら駅前にたむろせず然るべき場所に居て欲しいものですorz

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新駅舎は見るからに安い建材で建てられていて、素人が遠目に見てもそれが明らかです。しかし雰囲気はそう悪くはありません。
総二階ながら一階と二階で壁の造りを変え、二階の方が軽快な色合いをしているのでバランスが良いです。車寄せ含め屋根には瓦を葺き、丸時計が配され、筆書き調の駅名も嫌味がありません。安いのは仕方がないとして、出来る限りのことをしようという姿勢が見て取れます。少なくともJR東日本とは大違いです。
ちなみに島原駅ですが、駅前がおびただしい人数の修学旅行生で埋め尽くされていたので、後程出直すことにして通過しました。折角の晴れの順光だというのにです。待機するなら駅前にたむろせず然るべき場所に居て欲しいものですorz

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島原の市街地を抜けてさらに南へ進みます。雲仙グリーンロードなる愛称を持つ広域農道を走っています。普賢岳の裾野の中腹、国道よりもやや高いところを通っていて、右手には普賢岳の荒々しい山容がもう目の前、左手にはどこまでも穏やかな有明海を望む絶景です。交通量もごく少なく、ツーリングマップルで「国道よりもおすすめ」と断定されているのも納得です。

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県道132号を北へ走って標高を稼ぎ、俵石展望所というところに来ました。有明海の向こうに横に連なる宇土半島と天草の島々を一望する絶景です。特に、大矢野島の向こうの八代海まで見渡せるのが素晴らしいです。ただ遠景はかなり霞んでいます。写真で果たして伝わるでしょうか。

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表題の道を走ります。谷側の眺望が開けているので、俵石展望所よりさらに高いところから眼下の島原半島と有明海を一望する素晴らしい景色が楽しめます。先程降り立った多比良港の様子も手に取るように分かります。さらに進んでいくとやがて普賢岳が目の前に姿を現すのです。
一つ不思議なのは、保全協力金の名目で百円を目安にご協力をお願いしますと謳われているのですが、料金所のようなところがあってそこに係員も常駐しているのです。人を置けば人件費もかかるだろうし、そこまでやるなら潔く通行料金として徴収すればいいものを。
最初はそう思っていたのですが、素晴らしい絶景の前にそんな些細な事はどうでもよくなりました。この道は二百円、三百円払ってでも走る価値があります。全線が一方通行という珍しい道路ですが、そのお陰で対向車を気にすることなく景色が楽しめます。舗装も良く滑るように走ります。自分のバイクか車で雲仙に来たならここは外せません。

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