即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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買い物をしたり一旦宿に戻ったりと野暮用を済ませてから、長崎駅にやって来ました。バイクの旅だとなかなか立ち寄りづらいところですが、一度は訪れないわけにはいきません。大屋根に覆われた開放感ある駅前広場は素晴らしい造りですが、一方で構内設備は必要最小限の簡素なものであったりします。線路際の雑草が伸び放題なのも少々惜しまれます。

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今日こそ安楽子のカウンターに無事着席と相成りました。昨日は単に満席で門前払いだっただけでなく、一つ気になる点がありました。カウンターを埋めていたのがことごとく品の良さそうな老夫婦、そして奥の二席は予約済みとされていたのです。これは近年よろしくない状況の典型です。今日も嫌な予感を抱きつつ、戸を開けるのが怖いくらいでしたが杞憂に終わり、誠に健全でした。カウンターの真ん中が三つ空いており、隣りの御仁は三十代くらいの独酌、私のすぐ後に入って来たのはワイシャツ姿の中年男の二人組です。
ただし私のすぐ後に二人組が来たということは、すぐに満席になったということです。時刻は七時半、幸運に機会を掴んだだけの話であり、今後も予断を許しません。そして無事に入店したものの手放しでは喜べませんでした。

席に着くなり正面に立つ主人から、立て込んでいるからかなり待たせる旨が告げられたのです。それもかなり刺々しい口調で。同時に入った大口の注文に忙殺され、苛々している様子がありありと伝わってきました。それを客の前で出してはいけないもので、お世辞にも居心地が好いとは言えず、もしこれが初めての店だったなら早々に辞去していたでしょう。しかし過去何度かの訪問でここが素晴らしい名店であることを知っています。そこで最初にまとめて料理を注文しました。
この状況ならばこの店における三種の神器とも言うべき刺盛り、ゲソネギ、すり身揚げしかありません。数年振りの訪問で品書きを見ることもないとは予想外の展開でした。そしてこれは予想通りですが、まずすり身揚げが運ばれてきてしまったのです。次いでゲソネギ、最後に刺盛りの順です。言うまでもなくこれは本来食べたい順番の逆で、少々残念ではあります。味はどれも絶品で値段も良心的、おばちゃん衆のあしらいも軽妙で、店の美点は何一つ変わっていません。

しかし店内は終始慌ただしい雰囲気で喧騒と混乱の中にあり、落ち着いて酒を楽しむということについては全く叶いませんでした。しかし今日はこの安楽子に入れなかったら途方に暮れるところでした。そして後で分かったのは、既にくんちの日程の前行事の段階に入っており、例年飲食店の混雑は避けられない日だったようです。今回は店の健在ぶりを確認出来てよかったとしましょう。

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無事に安楽子から桃若の黄金リレーを果たせました。ただし入店するにあたってはひと騒動ありました。中を窺うと空席はあるものの、おでんタネが一通り出てしまったので今煮込んでいる、大根以外は三十分程待ってもらうことになると告げられたのです。そこで後学のために銅座町をぶらぶら歩き回りました。気になる店を一つ二つ見付けるも、桃若を差し置いてまで飛び込もうという決め手に欠けます。そうこうしているうちに二十分が経ったので、再び戻って来て席に着いたのです。

上品な薄味で完成されたおでんと、女将と若旦那によるこなれた店内の雰囲気。これぞ思案橋横丁の重鎮です。大旦那の姿はやはりありませんが、体は至って元気と聞いて安心しました。一つ気になったのは、若旦那が当店のネット上での評判が高いことを常連客にさかんに自慢していることです。外国人による評価が高いなどと言われても、こちらとしては歓迎しない話ではあります。しかし少なくとも今日は物静かで品の良い店内の雰囲気は変わっていませんでした。これが変わらず続くことを願っています。
くんちの話題に耳を傾けつつ絶品の銀杏をつまみ、長崎の町がこれまで以上に好きになっていく気がしました。

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