即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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所用で水俣に来ています。とはいっても用件は午前中だけで終わってしまいました。そして往路は同行者がいたのですが、復路は一人という好条件が加わります。こうなれば新幹線で真っ直ぐ戻っては二重の意味で勿体ないというものです。特急料金を浮かすことと活動を兼ねて、ここから普通列車を乗り継いで福岡に戻ります。というか活動が目的の殆どと言っていいでしょう(笑)
晴天に恵まれたのも運が良いです。

同行者がいないのが好条件とは言っても、たとえば自分は普通列車で帰りたいからと別れることも出来なくはありません。しかし鉄道趣味を解さぬ人には奇異な行動に映ることでしょう。こちらとしては全ての駅に停まりながら進む普通列車に揺られる、その時間がただ幸せなのです。

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本日の活動、もとい帰路には表題の切符を使用します。優等列車を除く九州内の鉄道に述べ三日間乗り放題というものです。青春18きっぷの九州限定・三日間版といえば分かりやすいかと思いますが、民鉄や市交にも乗れるのが特長です。金額は10,800円。つまり一日あたり3,600円以上の区間を乗車すればお得ということになりますが、本日の片道分だけでもこれを超えているので、この切符を使わない手はありませんでした。
有効期間は三ヶ月です。残り二回の活動をどういうものにするか考えるのも楽しいものがあります。草案は既に一瞬で固まったのですが、それはまあそれとして…

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北陸でも同様ですが、電化された立派な幹線を単行の気動車が走る様は実に哀しく、滑稽ですらあります。

田浦まで来たところで車窓に海が広がりました。周辺はあちこちに柑橘類の黄色い実が成り、新幹線での移動では見られない素晴らしい風景です。この車窓が見られただけでもわざわざ普通列車で帰る意義があるというものです。
この区間は部分的に単線で、線路は海岸に沿って右に左に曲がりながらのんびりと進みます。かつてはここを寝台特急で旅出来たのですから、つくづく贅沢な時代だったと思います。

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八代で一席をくまモンが占める列車から鹿児島本線へ乗り継ぎ、上熊本で下車しました。件の乗り放題切符は民鉄にも乗車出来るのが特長と言いました。こうなれば鉄道に詳しい方はこの先の展開がもうお分かりでしょう。

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現在は市電の上熊本駅前電停たる先代駅舎の佇まいも変わらず秀逸です。

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市電に乗って熊本市街の中心部までやって来ました。吊り掛け駆動で車内の床が板張りという当たりの車両が一発で来ました。しかも右前のかぶりつきの特等席をおさえるという完璧な展開です。辛島町電停で下車してアーケード商店街などを歩きます。

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実は今回、折角なので熊本の居酒屋を訪ね、そのまま熊本の町に投宿することを考えていました。都市好きとして、全国の主要都市を訪ねることもこの日本一周における大切な意義と考えているからです。別府に泊まった時も大分の町を訪ねたいが為にわざわざ列車に乗って出向いたのです。然るに今回の旅では福岡、長崎、大分、宮崎、鹿児島の各都市には投宿して町を歩き、居酒屋にも足を運んでいるものの、熊本は未訪問だったのです。
ところが今日が三連休の初日というのがいけませんでした。おまけに水俣行きが最終的に確定したのが直前のこと、既に宿の空きは全くありませんでした。熊本の居酒屋で飲んで終列車で帰宅という手もなくはないものの、この様子では目当ての「瓢六」も混雑必至で、満席御免の可能性も大いにあります。そうなってしまっては意義の大半を失うと言っても過言ではありません。

普段の平日ではなかったのが不運、ここは縁がなかったものと考え、今回は潔く諦めることにしました。代替案は用意してあります。熊本の町に金を落とせなかったのが悔やまれますが、このまま熊本駅に戻って再び鹿児島本線の列車で北へ戻ります。

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焼き鳥一辺倒の福岡と違い馬肉、馬刺の文字が次々と目に飛び込んでくる熊本の繁華街は、やはり独特の雰囲気があります。再び市電に乗り込んで今度は熊本駅にやって来ました。前回ここに来たのはちょうど三年前のことですが、大きく様変わりしていました。高架化が完了して新駅舎が完成しています。ただし箱は出来上がっているのですが駅前が未だ工事中で、手前にある先代駅舎の脇から仮通路で駅に入る状態です。その先代駅舎は取り壊しの真っ最中です。

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さて新駅舎ですが、壁面を成す巨大な下見板張りが灰色に塗られ微かな曲線を描いており、伝統的な造りと現代的な軽快さが同居しています。ホームは城門風の巨大な木造の屋根を構えており、とても橋上駅とは思えません。内外ともに素晴らしい、流石はJR九州と思わせる力作です。

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西の空に雲が増えてきたのが残念ですが、海越しの雲仙普賢岳の姿に曇りはありません。それを左手に眺めつつ北上し、大牟田で鹿児島本線の列車を降りました。しばし町歩きをした後、今度は西鉄の駅にやって来ました。
普通列車で戻るのが目的とはいえ、何度も乗ったことがある鹿児島本線をそのまま乗り通すのでは面白くありません。これに対して天神大牟田線は全線に乗ったことがないのです。民鉄各線にも乗れるという手持ちの切符の特長も活かしつつ、こちらで行かない手はありません。

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西鉄側の駅舎が終着駅とは思えぬ貧相なものだったのに少々がっかりしました。一応二面四線の頭端式ながら細いホームも然りで、天神まで走り通す六両編成の特急電車がやや不釣り合いです。

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西鉄電車を天神まで乗り通さず、久留米で降りました。熊本の居酒屋を訪ねられなかった代替とは、久留米の居酒屋で飲むことです。軸となる店がないので熊本に比べて地味な印象は否めませんが、古びていながらも独特の活気があり、好きな町でもあります。飲み始めるには少々早い時間ですが、西鉄の初めて乗る区間を日没後にしたくなかったが故の苦肉の策の結果です。

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今更ながらに印象的だったのは、久留米が思いのほか都会だということです。それまで長閑だった車窓風景が、久留米の町が近付くと突如高いビルが建ち並ぶ景色に変わります。もう一つ印象的なのは、ホームのベンチに付けられた月星化成の広告です。

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軸となる店がないと言いましたが、今日の目当ては決まっていました。目抜き通りに構える老舗の大店の佇まいが以前より気になっていて、古い大衆酒場だと聞いていた松竹本店を初訪問しました。一階は持ち帰りの弁当を売る店になっているようで、今日はここが休みなので看板の灯りが消えていたのが残念でした。居酒屋は地下にあります。

中に入ると想像以上に広いのに驚かされました。四人なら悠々と、詰めれば六人が掛けられる卓が数え切れないくらいずらりと並びます。カウンターはその真ん中に浮島のようにしてコの字のものがあるという、少し変わった配置です。
この手の店の常として生ビールが余り美味くないのが残念でしたが、とにかく安く、そして肴は実に美味いです。明太子入り出し巻きは、明太子の量が少なく殆ど存在感がないのが残念ではありますが、玉子焼きそれ自体は絶品。当店名物と品書きにあった鶏もも肉の素揚げを所望したのですが、人の顔くらいはあろうかという大きさで、揚げ加減、味付け、食感など全てが絶妙です。そして生ビール含めてここまでの三品が全て380円という良心的価格です。これに酒を二杯(ただし三分の二合)加えて三千円を切るという有り難い勘定です。
聞けばこの店は無休で昼の11時から営業しているのだそうです。誰でも気軽に入れるし、まさに地元の健全な憩いの場。この先も末永く続いて欲しいと思いますし、また来たいと思わせる久留米の名店でした。

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久留米の二軒目なら焼き鳥屋しかありません。店舗の数だったか密度だったか単位人口当たりの軒数か、忘れてしまったのですが、久留米は日本一の焼き鳥屋の町なのだそうです。ところが一筋縄ではいきません。二軒続けて満席で門前払いとなり、前後して店先に満席の札を掲げた店を二軒見ました。つまり満席が四軒続いたことになります。石を投げれば、というくらいそこら中に焼き鳥屋があるにもかかわらずです。しかしこれで却って期待が高まります。そして最終的に転がり込んだのがこの九十九です。

場末の店と称するのが似合います。小さな店で、建物は安普請な上に古いです。しかし中を覗き込むと大盛況で、カウンターの最後の一席、人の出入りがある度に寒い思いをする入口に一番近い端っこという末席にどうにか滑り込みました。四人もが働いている様に期待が持てますが、全員が中年男というむさくるしさです。給仕の若い女の子の一人もいればいいのに、と思いますが、威勢の良い声が飛び交う雰囲気はこれはこれで悪くありません。
そして肝心の焼き鳥は安くて大ぶりで美味です。ダルムやヘルツ、センポコといった久留米の焼き鳥屋に独特の呼び方をする部位も当然あり、どれも美味い。安普請で古いと言いましたが、昔ながらの絵に描いたような大衆酒場の雰囲気を醸す要素と美点に捉えることも出来ます。そのようなものを求める向きにもおすすめ出来る、いかにも久留米らしい焼き鳥屋です。

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