即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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一昨日、三が日を何処にも出掛けずに終わることになるのを虚しく思いつつも活動を放棄して布団を干したわけですが、やはり正解でした。今日の福岡はどんより曇り、昨夜の雨のせいで何処も濡れています。一方で今日はもう雨の心配はないという予報です。まさに活動のためにやって来た日と言っていいでしょう。温めていた歩き活動の一つを消化します。

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米を三食分まとめて炊き、その場で食べる以外の二食分は平皿に盛り、粗熱が取れたところでラップを掛ける。いつも繰り返しているこの作業は意外と時間と手間がかかるもので、忙しい朝にこれをやると尚更そう思えます。朝のうち時間を気にせずに済む土曜日にこれが出来るのはこれまたよい流れです。
献立はいつも通りのものですが、主たるおかずに久々にソーセージが登場しました。

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歩き活動のネタとして温めていたのはこれでした。先日福岡市街の中心部を横断する形で筑肥線の廃線跡を歩きましたが、今日は同じく福岡の市街地にある勝田線の跡を歩きます。
九州北部にはかつて運炭路線が無数に、それこそ網の目のように張り巡らされていましたが、その西の端といえる、福岡の市街に一番近い位置にあったのがこの勝田線でした。かつての鉄道網がいかに密度が高かったかを物語るのが、勝田線がほぼ全線に亘って香椎線のすぐ近くを並行していたことです。距離も運動目的の歩きに好適、今回も普段使いのものとは別の本格的なスニーカーを履き、紐を固く結んで出発します。

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鹿児島本線と分岐する起点、吉塚駅から現在の篠栗線柚須駅までの間は、篠栗線と完全に並行していました。篠栗線が高架化され、護岸も新しいことから宇美川を越える所には一切の痕跡はありません。

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このような調子だから柚須駅までの間は何も残っていないと感じたのですが、全く違いました。廃線跡が駐車場に転用されている区間では、車輪止めに枕木が転用されています。勝田線の跡と道路の間に境界杭があったり、水路を越える所に煉瓦積みの橋台が残っていたりと、いきなり印象的な場面の連続です。

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さらに進んで山陽新幹線の下をくぐると、レールが残されていました。もう完全に錆びていますが、明らかにかつて意図的に残した気配が感じ取れます。篠栗線と二本の線路がぴたり並んで進む様は、往時の面影を今に伝えています。

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レールが残されていた区間にもう一つ印象的なものがありました。明太子のふくやの大きな工場、その前には山笠が展示されています。工場は有料ながら見学も出来るようです。少々わざとらしさもありつつ、福岡でしか見られない風景には違いありません。

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一見すると工場と平行に建っているように見える山笠のテントですが、近付いてみると僅かながら斜めになっています。不思議に思ったのですが、山笠の正面は必ず櫛田神社の方角を向いているからなのだそうです。また一つ勉強になりました。

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以前も一度訪ねた柚須駅まで来ました。まるで駐輪場のおまけのようで、こんなにつまらない駅はないと言いましたが、後にこの駅が篠栗線と勝田線が分岐するちょうどその場所に造られたことを知りました。そう思えば印象的な存在です。その柚須駅の先、篠栗線に別れを告げるとすぐに道路と付かず離れず並行する遊歩道が現れます。いかにも廃線跡らしい佇まいです。

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上亀山駅のあった所まで来ました。駅跡公園の銘板がなければそうとは分からない、殺風景な公園です。しかしここまで廃線跡が延々と遊歩道として残されていたのが印象的でした。緩やかに曲がっていたり建物が全て背を向けている様がいかにも廃線跡です。道と植え込みを分けるところに枕木が転用されています。

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廃線跡から僅かに外れた所に興味深い物件がありました。交差点の名前に南里駅が残っています。このような例はかつての駅前に入っていく寂れた田舎道などによく見られますが、片側二車線の主要道路では珍しいものです。

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地域循環バスのバス停にも駅の名が残されていました。

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一方で当の南里駅跡は上亀山と同様、そうと謳われていなければ気付かず通り過ぎてしまいそうです。周辺物件の方に廃線跡らしさを感じる典型例です。

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沿線最大の遺構であり最大の見所である、志免駅跡こと志免鉄道記念公園まで来ました。ここは一昨年の秋、この旅で初めて福岡に来た日にもカブで立ち寄っています。しかしこうして廃線跡を丹念に辿る過程で、それも徒歩で訪れるのは格別です。保存車両がないので派手さには欠けるものの、規模の大きさといいきれいに維持されていることといい、たいへん印象の良い保存公園です。

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