
原を「はる」と読む地名は九州北部に多く見られ、西鉄の駅名にも幾つかあります。そのうちの一つが唐の原駅です。安普請ながら場所の制約がある中で建てられた独特の姿に味わいがあります。

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千早駅の項で、西鉄とJRの完全なる乗り換え駅は他にないと言いましたが、和白駅は恐ろしい構造をしています。西鉄の駅と香椎線の駅が完全に同居していて、両線のホームはくっ付いていて簡単なフェンスで区切られているだけです。それにもかかわらず行き来が出来ないのです。乗り換えようと思ったら一旦駅の外に出る必要があり、香椎線の香椎方面に乗り換える場合はホームの端を回って踏切を渡らなければなりません。乗り換えの需要が殆ど無いのでしょうか。

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住宅地は途切れないのですが駅間が長くなってきました。歩き歩いて次の三苫駅に着きました。ここまで来て何の面白味もない安い駅舎が現れました。しかし総じてこの手の駅ばかりだろうと勝手に想像していたところ、ここまでの収穫は上々と言えます。

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さらに駅間が長く、且つ線路に沿って歩けない最後の一区間は難儀しました。しかし無事に終着の西鉄新宮に到着です。最後が何の変哲もないつまらない駅舎だったのは残念ですが、無理もないとも言えます。ここは近年まで途中駅だったのです。待合室に掲げられた渡船場の案内が印象的です。

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西鉄新宮駅からそのまま電車に乗って帰還します。特にこれといったネタがない中から絞り出したのが本日の活動だと言いましたが、実は福岡にいる間に必ず消化したい題材が一つあったのです。それが他でもないここから先、津屋崎までの廃線区間の探訪です。この新宮駅は近年まで途中駅だったと言いました。12年前まではここからもう10km先の津屋崎まで線路が伸び、列車が走っていたのです。新宮~津屋崎間の廃線探訪をするためには、新宮まで電車に乗って来なければなりません。ならば先にその区間を歩いて各駅を訪ねようと思ったのが本日の活動の趣旨でした。


屋根上に大きな四角い冷房機がずらりと載り、床下には物々しい抵抗器という古き良き佇まいの車両が二両編成で走る様は、急行や特急が忙しなく行き交う天神大牟田線とは違うのんびりした風情です。天神大牟田線の車両はステンレス無塗装、或いは青緑色に塗られた鋼鉄車両ですが、これに対してベージュ色に赤色の帯という塗り分けも好印象です。日曜日の15時という中途半端な時間帯ながら、ここから乗り込んだ乗客が私以外に一人もいなかったのも印象的です。

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