即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。金沢の市街地の安宿で朝を迎えました。前述の通り紆余曲折を経て連泊ということになったのですが、最新の予報によれば時折雨が降ってもおかしくないようです。結局は失敗ではなかったと言えます。こうなればやるべき事は一つ、金沢の町歩きですが、過去に何度もやっているし、観光地化、見世物化が著しい地区も多く、強い関心があるわけではありません。しかし変哲のない住宅地を歩くだけでも金沢は楽しいものです。

予て思っているのは、金沢の町だけが北陸の他のところとまるで違うということです。それはたとえば簡単に、視覚的に捉えることが出来ます。北陸というのは公共の建物は無愛想で素っ気なく、一般の家屋も真っ黒な瓦を葺いた家ばかりで、色彩に乏しいのです。ところが金沢の町屋は出格子にさりげなく花が掲げられたりしている。しかも派手に過ぎず、どこか品があるのです。華がある。雅がある。そこだけが周辺と違って華やかな都会であるというのは、長崎に通ずるものがあります。
それをぶらぶら歩いて感じ取れれば最高です。また、金沢城は入場無料、兼六園は310円と良心的です。気が向けば久し振りにこの辺りを訪ねるのも一興でしょう。

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居酒屋というより割烹に近い店、おでんの老舗。その他に、洋食屋の文化が盛んなのも金沢の特徴です。朝から開いていて自慢の朝食を出してくれる店もあります。折角金沢まで来たのだから、という思いもなくはないものの、夜に居酒屋で散財する身としては朝と昼にまで贅沢しようと思いません。

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コンビニで買ってきたのはパンです。いつも和食の自分にしては珍しいですが、むろん理由があります。宿は珈琲が無料で飲めるのに、茶の用意はないのです。このあたり日本人より外国人の方が多いゲストハウスらしいです。もう一つ、一昨日から残っているバターロールがあと一つあるので、こいつを片付けてしまいたかったのです。

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まずは歩いて犀川大橋を渡ります。力強さと優美さを兼ね備えた曲弦トラス橋は素晴らしいもので、淡い水色の塗色も見事に似合っています。一方で橋の名を正面に大きく掲げ、そこを金色で縁取る金沢らしい派手さも見逃せません。橋の真ん中に文化財指定の銘板がありました。

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続いて世にも見事な木造四階建てが目に留まりました。犀川に面し、これを見下ろす高台に建ち、一面硝子張りという贅沢な造りです。正面に回ってみるとこちらは細かな格子造りで、とにかく重厚で圧倒的な存在感があります。これは旅館か料亭か、小さく「山錦樓」とあるだけなので、仕方なくネットで調べてみました。予約制の懐石料理の店ということで、平均予算は八千円から一万円とあります。私にはとても手が出ない店ですが、これを見られたこと、そしてこのような店がある金沢らしさを感じられただけでも大きな収穫です。

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西茶屋街を訪ねます。変哲のない住宅地こそ見応えがあると言いましたが、ただ漠然と歩き回るのは出来そうでいてなかなか出来ないものです。何かしらの目的地を設定する必要があります。

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東茶屋街は歩いたことがありますが、こちらは初めてでした。古くごく上品な建物が並びますが、軒に下がった提灯には金銀の色紙が取り付けられ風に揺れています。京都に通ずるようでいてやはりどこか違う、金沢らしさが垣間見られる光景です。

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これは規模、佇まいともに見事です。この手の場所にありがちな低俗で下品な店が見当たらないのもよく、金沢の洗練が感じられます。町並みの向こうに現代の住宅であるマンションが建ち並ぶ様が見えるのも、却って好感が持てます。

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今日は私としては珍しい行動に出ます。金沢駅まで来たところで、居酒屋「黒百合」の暖簾をくぐります。朝、昼から飲むことは特に好きではないのですが、幾つかの条件が揃いました。
まず、当店が「エキナカ」とは思えない程良い店だとの噂を予て聞いていたことです。そして金沢駅まで歩いて来たところで丁度11時でした。夕方からではなく11時に開店というところが肝です。また、日々バイクで走って移動する旅だから昼から飲むことは普段あり得ません。バイクを降りてゆっくり歩く日も勿論たまにはいいものですが、それを象徴したかったのです。それから、一度訪ねてみたい店ではありましたが、金沢駅界隈は今回の宿の位置からして守備範囲の外です。それが叶うとは思いもよらぬ好機だったというわけです。

店の目の前は土産物屋の出店が並ぶ一角です。和菓子に漆器、金箔を張った扇子を売る店があるあたり、いかにも金沢らしいです。私より僅かに先に入った勤め人の六人組が、皆で生ビールを注文しています。今日は出張から帰るだけというところでしょうか。

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噂に違わぬ良い店でした。感動するような美味というわけではありません。しかし、庶民的な飲み屋であろうとする意志が貫かれていて、それが素晴らしいのです。暖簾をくぐると正面に二十五席はあろうかという長大なコの字カウンター。奥に卓が幾つかあります。主役はおでんで大きな舟が目の前ですが、その他にも一通りの肴が揃います。が、徒に品数が多いわけではなく適切です。平日の午前中ながら盛況で、次々と来客がありますが、飲まずに食事だけをする人が三割くらいでしょうか。

驚いたのは老婆が一人で入って来たことです。きれいに化粧をして、被っていた帽子をとり、背筋を伸ばしておでんを幾つかと茶だけで短い時間で出て行きました。これだけでも金沢が洗練された都会だと分かります。それが象徴するように、様々な客層が同居しつつも違和感が全くない様が実に健全です。駅の中の土産物家街、食堂街という立地とはとても思えない程に雰囲気がこなれているのも偶然ではないでしょう。立地が良過ぎるとそれだけで益体もない店との先入観を持ちがちですが、それを覆すという点で千日前の「初霞」に似ています。

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金沢駅を出ると雨が降っていました。傘を差さないと歩けない本降りです。二転三転しましたが、宿に二連泊は結果として正解でした。足下を気にしつつ歩いて、近江町市場にやって来ました。規模、内容、賑わいどれもが見事で、これは壮観です。幾つもの十字路があり、縦横に伸びる市場の何処をどう歩けばいいのか見当もつかないくらいです。ありとあらゆるものが並びますが主役はやはり海鮮、中でも目を引くのが、刺身に切って小分けで売ってくれる店があることです。これを買い求めて戻り、宿飲みをしても幸せな時間が約束されるでしょう。

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真東に歩いてきて、浅野川を挟んで対になるようにして在る東茶屋街、主計町茶屋街を訪ねます。少々俗ですが、きれいなものはきれいです。細い裏路地の奥まで美しく洗練が行き届いている様は、やはり京都に通ずるものがあります。

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取ってつけたように保存されている茶屋町だけでなく、ごく普通の町並みの美しさを感じるという最大の目的もそこに至るまでに叶えられました。どれも共通するのは建物が繊細で美しいことです。細くて間隔の狭い格子造りはその象徴です。佃煮屋の店頭の、新ごりの張り紙が印象的でした。

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