即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。昨日はタイヤ交換を待つ間にラッキーピエロのハンバーガーを三割引きでいただき、慣らし運転に出ようというところで気持ちよく晴れてきて、何もかも流れが良い最高の一日でした。

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ところが天気が良いのも僅か一日だけ。今日は再び暗く曇りいつ泣き出してもおかしくない空模様で、予報でも昼間は本降りの雨のようです。しかしだからこそこんな日にうってつけの活動があります。

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本日の朝食は昨日貰ったカップラーメンです。栄養面ではどうしようもありませんが、思いがけず無料で食べ物が貰えたこと、ライハの給湯器で簡単に熱湯が得られること、熱々のものが食べられること。これらに感謝すべきでしょう。贅沢を言い出すときりがありません。野菜ジュースを一緒にいただきます。

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雨の日向きの活動とはこれでした。今日は函館市電の一日乗車券を使って活動します。雨でも谷地頭温泉に行けるという副産物もあります。全国にある路面電車の中でも風情あるのが函館市電です。
松風町から東の区間は真っ直ぐ走るだけで景色も変化がなく単調ですが、西の区間は見所の連続です。古い繁華街を割って走り、函館駅前で直角に曲がり、函館山を正面に見ながら石畳の軌道を進みます。古い操車塔が見守る十字街の交差点で線路は二手に分かれ、真っ直ぐ進むと函館どつく前へ。幾つかの美しい坂道の向こうに函館山を仰ぐ素晴らしい車窓が続きます。左は谷地頭温泉行。函館山の麓を回り込むように大きくカーブを描きながら、全線で唯一の坂道を上ります。青柳町電停は両側が坂になった丘の頂上のような所にあり、函館山が壁のように間近に迫り、過去に多くの撮影の舞台となった情緒溢れる停車場です。そこから真っ直ぐ坂を下っていくと終点の谷地頭。この辺りはかつて沼地だった所で、函館の地勢がよく分かります。

ところでこの一日乗車券、これまでは目の前のセブンイレブンで買っていたのですが、情勢が変わっていました。レジ後ろの引き出しから出してすぐに渡してくれていたのに、今はマルチコピー機を操作して引き換え標を発券した後、レジで発行してもらうのだそうです。これは旧来の、紙の台紙で出来ていて自分で日付けのところを削るものとは違う形態である可能性が高いです。真偽は不明ですが、感熱紙などで出されようものなら大いに興醒めです。そこでコンビニで買うのは敬遠して、近くのホテルのフロントで購入しました。

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まずはライムライトの最寄り電停である魚市場通から湯の川行に乗ります。電停に着くやすぐさま電車がやって来て、それが吊り掛け駆動で車内の床が板張りの旧型車という、最高の展開です。唸りを上げて加速し、古い鋼鉄製の台車ががらがらと鳴り、床下からはコンプレッサーが古い漁船のエンジンのような音を立てます。全てが素晴らしいです。
そして車内放送の函館賛歌の調べを聴くと、函館に来た実感、居る喜びをひときわ強く感じます。至福の時です。ただし全ての電停でこれが流れるわけではありません。主要電停に限られます。だからいいのです。どの電停で函館賛歌が流れるのか改めて確認するのも今日の仕事の一つです。

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駒場車庫前で下車しました。電車が四、五台は連なって停まれそうな、路面電車の電停としては異例の長いホームが目を引きます。ぎりぎりの急曲線を描く車庫への引き込み線や、終点湯の川まであと三つというところで運転士が交代する様も味わいがあります。

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終点の湯の川で折り返して来たところで、次に函館駅前で下車しました。美しく緩い弧を描いた長いホームは、かつてここに青函連絡船が発着した証しです。青函トンネルの時代になっても、青森行と札幌行の特急が並んで発車を待つ様に北海道の玄関口の風情が残っていました。しかし新幹線の時代になり、それすらも過去のものになってしまいました。駅を出るとすぐ目の前に摩周丸、その向こうに函館山を望みます。かつての面影を伝えるものは今やこれくらいです。

ちなみに、宝来町~谷地頭間が全線で唯一の坂だと思っていたのですが、駒場車庫前の東方にも僅かながら坂がありました。

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いつ来ても変化の少ない函館の町ですが、二年振りに訪ねた今回、一つの大き過ぎる変化が待っていました。棒二森屋の閉店です。間違いなく函館の風景の一つを作っていたあの赤い看板をもう永遠に見ることがないとは、残念でなりません。建物自体はまだ健在ですが、いずれ取り壊される運命にあります。百五十年の長きにわたって函館の商業と文化を牽引してきたこれまでの歴史に、この場を借りて深く敬意を表します。

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函館駅前から谷地頭行に乗り込み、宝来町で下車しました。カツ丼にハンバーガーの三割引きとたたみかけられてラッキーピエロの訪問がやけに増え、また丸亀製麺が割り込んできたりして随分と遅くなってしまいましたが、漸くここを訪ねました。たつみです。昼食には早い時間ですが、却って好都合でした。今日は昼を軽くしたい事情があるのですが、たつみは量が売りの店です。しかしこの時間に食べるのならば大丈夫というわけです。

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創業46年、15年前から無休営業を続け、今年の三月に連続営業九千日を達成。再来年には一万日に達するそうです。常時営業の是非が物議を醸している当今ですが、ここまで徹すればもう尊く、偉大でしかありません。いつ行っても必ず開いているというのは絶大な価値であり、大きな安心を与えてくれます。

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久し振りの訪問ですから注文はミックスA定食しかありません。鶏の唐揚げ二個にカツにコロッケ、目玉焼き、それに丼に大盛りのご飯と味噌汁。これで640円という有り難い価格です。唐揚げは一つ一つがかなり大きく、柔らかくてジューシー。カツも柔らかくて美味です。安くて美味くて盛りが多い、いつ来ても必ず開いている。こここそは函館の良心、末永く続いて欲しいと願うとともに、今回訪問が遅くなって失礼なことをしてしまいました。

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私に言わせれば青柳町こそ素晴らしきです。宝来町電停から再び電車に乗り、隣りの青柳町で降りました。函館市電の白眉とも言えるのがここです。ここでは撮り鉄活動を行います。両側が坂になっていて丘の上にあるような電停とその周辺は、どの角度から見ても絵になります。函館山が壁のように間近に迫る様も秀逸です。

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十字街で乗り換えて、終点の函館どつく前まで乗りました。価値ある建築物の一部が低俗な見世物に成り下がっているのを嘆きつつも、同様の価値がありながら人知れず残っているものも沢山ある。先日こう言いましたが、それが顕著なのがこの地域です。迫力ある煉瓦積みの巨大倉庫、重厚な石積みの蔵、繊細な美しさを見せる和洋折衷の木造家屋などが、そこいら中に建ち並んでいます。数が多過ぎてきりがない程で、建築物好きにはたまりません。

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