
おはようございます。前回網走に来た時は、一週間も足留めされた上結局晴天の下で良い景色を見ることは殆ど出来ませんでした。今回も曇る場面も多く、完璧とは言えません。しかしそこまで贅沢を言うものではありません。雨の心配もなく、三泊しただけで周辺の見所は一通りおさえることが出来ました。借りは返したと言って差し支えはないでしょう。今日はテントを撤収して網走を出発します。

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皆様お待たせ致しました(笑)、本日の朝食は網走市内のすき家でいただきます。網走駅のすぐ近くにあって、かつて真冬の汽車旅の際にも他に選択肢がなく仕方なく入った、思い出の店舗でもあります。いただくのはまたも豚生姜焼き朝食、前回と同じように豚汁変更で510円です。やはりこの品は総合点が高いです。
一目でそれと分かる、出張で網走に来た勤め人風が直後に入ってきました。彼がホテルの朝食を食べない理由は不明ですが、六時前に網走駅を発つ一番列車の札幌行特急オホーツク2号の発車前には、同じような光景が見られるのかも知れません。

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海沿いの国道244号を東へ進み、本日最初に立ち寄るのは釧網本線の藻琴駅です。端正な切妻屋根に下見板張りの木造駅舎がそのままの姿で健在です。中でも昔ながらの紺色の琺瑯の駅名板が秀逸です。

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続いて隣りの北浜駅です。藻琴駅と同様、紺色の琺瑯の駅名板を掲げた木造駅舎が健在です。しかし近年懸念されるのは、これら釧網本線の木造駅舎の観光地化です。北浜駅はその最たるものです。ホームの端には何の意味があるのか分からない展望台が建てられ、入口の戸にはWifiが使えることを示す張り紙が下品にべたべたと張られていました。しかし観光地化しているからこそ古い駅舎が存続出来るという面もあるので、ここは難しいところです。
ひとまず今日は誰もいない静かな状態で駅を訪ねられました。そしてこれ以上俗化することのないよう祈るしかありません。

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毎度お馴染みの展開、次は止別駅です。駅舎の一部が味気ないトタン張りに替えられていたり、同居する喫茶店の看板が新しく品のないものになっていたりと、こちらも予断を許しません。そして駅舎を写真に収めた直後、すぐ前が駐車場の区画になっているにもかかわらず、それを無視して駅舎の真正面に臆面もなく車を停める輩が現れました。危ないところでした。これも観光地化の象徴でしょう。

ホームは砂利敷きで古い木製の電柱が立ち、ハマナスの花が咲いています。駅舎ともどもこれらの価値が損じられることのないよう願います。

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南へ走って内陸に入り、中斜里駅を訪ねます。真っ白な新建材が貼られて不粋な印象は否めませんが、木造駅舎が健在です。線路脇にはルピナスの花が咲いています。ここで思い出されるのが三津駅や比布駅です。安っぽい新建材が使われていても、落ち着いた色合いにするだけで大分印象が変わってくるのですが、それをせずに無策に白壁にする駅舎が多過ぎる気がします。

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斜里の町を過ぎると国道334号の道幅が狭くなり、いよいよ知床に向かっていく雰囲気が盛り上がります。その334号が左に折れるところをそのまま真っ直ぐ進み、上り坂を上り切ったところにあるのが名もない展望台です。階段の手摺りにはアイヌの彫刻が施されています。

そしてこの展望台の所で振り返った来し方が、通称天まで続く道です。北海道に直線道路の景観は数あれど、ここまで果てしなく見渡せるところは稀です。鍵は下り坂の先に平坦路が延々と続くことです。ここも前回は曇天と霞みで折角の眺めがいまひとつでした。今日は文句なしの晴天、網走に続いて雪辱を果たせました。

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いよいよ知床まで来ました。オシンコシンの滝はバスで団体が大挙する遊園地の如き雰囲気を嫌い、これまでは専ら旧道の山道に入って滝を上から眺めてきました。ところがその道で大きな羆に間近で遭遇し、以後一切行くのを止めました。前回来た時はたまたまバスの姿が一台もなく、咄嗟に立ち寄って静かに滝を見物出来るという幸運に恵まれました。そして今日も同じ展開です。バスが一台もいなかったのを見て駐車場へ。


落差、水量、美しさどれをとっても文句なしの名爆を飛沫を浴びる程の間近で見られるのですから、団体がいないなら素通りする手はありません。

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ウトロまで来たところで、知床でもこれまで見落としていた場所があったことを知りました。オロンコ岩です。急角度の階段を60mまで上るのはきついですが、頂上からの景色はなかなかのものです。知床横断道路の上り始めからプユニ岬に至るまでを見渡し、またウトロの町を一望して地勢がよく分かります。とはいっても、改めて俯瞰して見ると町とは呼べない程ささやかなものです。
残念なのは、先程まで気持ちよく晴れていたのに知床まで来たら曇ってしまったことです。知床峠の方角も厚い雲に覆われています。知床の天気は一筋縄ではいかない、また急変することは承知していますが、これでは多くを期待出来そうにありません。そして羅臼側の天気が気になるところです。

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知床五湖まで来ました。いや正確に言うと、駐車場の入口付近まで来ました。天気は曇り、知床連山の上半分は残念ながら雲に隠れています。知床五湖は近年二回も快晴下で訪れています。他に人もいない穴場というならまだしも、人が多いのは確実です。この条件なら再訪に値しないでしょう。ここから引き返します。こうなると分かっていながらここまで来たのは、ここに至る道は走る価値があるからです。

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