即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。函館に来たら毎度欠かせない路面電車に乗る活動ですが、今日行うことにしました。予報によれば暑さも今日までで、明日からは涼しくなるようです。逆に言えば、歩きの活動は今日はまだ不向きというわけです。

一日乗車券を昨日のうちに用意しようとしたのですが、これについて呆れる出来事がありました。一日乗車券を買える一番近いところはセブンイレブンです。しかし機械を操作した後にレジで発券してもらう方式に変わったと聞き、感熱紙の乗車券でも出されてはかなわないと、前回はわざわざ近くのホテルのフロントまで行って買ったのです。しかし二ヶ月振りならばそこまですることもなかろうと、昨日はセブンイレブンで買うことにしました。

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しかしいざ端末を操作していくと、野球やコンサートの切符よろしく名前や電話番号まで打ち込まねばなりません。不要な操作を面倒に思いつつ、引換券を発券してレジに持っていき、代金を払って驚きました。店員から手渡されたのは一日乗車券の引換券だったのです。つまり、これをさらに電車の中で引き換えなければならないということです。車内で直接買うことに対して何の利があるというのか。走行中の運転士に手間を取らせないよう、また自身も慌ただしくなるのを嫌うから事前に一日乗車券を求めるわけであって、これでは何の意味もありません。
以前はレジで一日乗車券の現物をすぐに手渡ししてくれました。それが今や融通の利かない端末で名前やら電話番号など不要な入力操作までさせられた挙句にこれです。まさに三度手間。こんな状況ならば潔く一日乗車券の取り扱いをやめればいいものを、それをしないで顧客にとって不利しかない制度の改悪を押し付けるとは怠慢であり傲慢です。まったく情けない。とにかくこの手のものをコンビニエンスストアで買うのは百害あって一利なしと言っておきます。

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一日乗車券引換券引換券がレジで一日乗車券引換券になったのにはつくづく呆れましたが、朝一番で吐き出してしまえたのはせめてよかったです。今後セブンイレブンでは食べ物しか買わないことにして、嫌な事はもう忘れましょう。例によってライムライトの最寄り電停である魚市場通から活動を開始します。乗り込むのは末広町行です。

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これまで函館の市電活動では漫然と乗り降りしていましたが、今回は時刻表を見て計画を立てて臨みました。その結果最初に乗るのが函館どつく前方面への一番電車である末広町行です。

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実に怪しい電車です。終点の函館どつく前まではあと二つだけ。何故そこまで行かないのか。末広町行は一日にこの一本だけです。そして函館市電は複線なので、本線上に停止して運転士が反対側の運転席まで移動し、渡り線を通って反対方向へ転線します。
さらには毎度楽しみにしている函館賛歌の車内オルゴールです。これが流れるのは三つの終点の電停と、あとは十字街や函館駅前などの主要電停だけで、あとの多くの電停は別のメロディです。ところがこの電車に限っては末広町が「終点」なので函館賛歌が流れました。やはり非常に怪しいです。これまでこの電車に乗らずにいたのは大きな損失でした。

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一旦ライハに戻って朝食をいただきます。活動の日であっても内容は変わりません。半額で買っておいたおにぎり一つとインスタントの味噌汁です。

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活動再開です。再び魚市場通電停から電車に乗り、末広町を今度は途中電停として通り過ぎ、終点の函館どつく前までやって来ました。車内は満席に近い混雑で、乗客の大半が高校生。そして高校生全員を含む殆ど全てが末広町で下車していきました。朝の一番電車が末広町折り返しの理由が少し分かったような気がします。窓から入って来る風が気持ちよく、見れば全ての窓が上段、下段ともにきれいに開け放たれています。この状態にして出庫するのでしょう。良い光景です。

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どつく前電停周辺の風情は変わらず素晴らしいです。満腹食堂も健在、いかの塩辛を作る工場から流れてくると思われる、少々濃くてくどいながらも良い匂いが漂ってきます。

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どつく前の電停からそのまま真っ直ぐ歩いて漁港の行き止まりまで来ました。ここには初めて来た気がします。漁港には石積みの防波堤が健在で、素晴らしいです。目の前に函館山を仰ぐ眺めも良いです。私は山も海も見えない退屈の極みと言える風景の埼玉県南で育ちました。こうして海や山が見える所に暮らしている人に対する羨ましい思いは終生尽きないでしょう。

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その石積み防波堤の上に上がると、函館湾を挟んで上磯のセメント工場が真正面です。まるで巨大な要塞のようです。その背後に定規で引いたような直線が真横に伸びています。北海道新幹線です。
まさに津軽海峡フェリーの船が七重浜の港に近付いていくところです。一昨日に続いて絶妙の間合いで、どうもこのフェリーと相性が良いです。何かの暗示でしょうか。それだけでなく、出港したばかりの青森行青函フェリーとすれ違いました。さらに直後には津軽海峡フェリーの後を追うように函館行の青函フェリーが港に近付き、今度は青函フェリー同士のすれ違いです。短時間の間に三隻ものフェリーが行き交う、海上の絶景を楽しめました。

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今日も日差しが強く湿度も高く、どんどん蒸し暑くなってきました。ジーパン履きで歩き回るのが辛くなってきました。そもそも朝食を食べて再始動する際に短パン履きで出なかったのが浅はかでした。再びライハに戻って来て、短パンサンダル履きの軽装に着替えて仕切り直しです。時間を空費しているように思われるかも知れませんが、そもそもひたすら電車に乗るのが活動の本義です。こんな失敗も楽しみのうちです。

ところで一つ勘違いしていた事があり、前述を訂正しなければなりません。末広町電停のオルゴールは常に函館賛歌でした。一つの電停だけ二種類の放送を用意していることの方が考え辛く、よく考えれば必然のことです。しかし一日一本の電車のために他の終点や主要電停と並んで函館賛歌を用意していることになります。面白いものです。

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再々始動です。どつく前から大町、末広町の辺りをもっと歩き回りたいのですが、時間が中途半端になってしまったので午後に回すことにして、先に谷地頭行に乗ります。大きく右に曲がり、坂を上り、上り切ったところにあるのが青柳町電停です。そこから今度は坂を下り、壁のように迫る函館山に向かって進む。函館市電の車窓の白眉です。
本来なら一本やり過ごしてしばし周辺の風情を楽しむところですが、次発が低床車なので折り返しにそのまま乗車しました。

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谷地頭発の折り返し電車に乗車して、そのまま終点の湯の川まで乗り通りました。松風町から先の車窓は少々退屈で、見所は新市街の中心である五稜郭公園前電停周辺の賑わいと、駒場車庫くらいです。湯の川から折り返し電車に乗って、その駒場車庫前で下車しました。

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面白いのは目の前の車庫だけではありません。路面電車としては異例の長いホーム、湯の川行の運転士交代、ぎりぎりの急曲線を描く車庫への引き込み線、函館馬車鉄道記念碑などがあります。隣りの競馬場前電停との距離がごく短いのも特徴です。

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