即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。昨日は今夏だけでも再訪となる倶知安の旭ヶ丘公園キャンプ場でテント泊しました。前回来た時に炊事場が老人ホームの宴会場と化していて夜遅くまでうるさかったこと、羊蹄山が雲に隠れて見えないこと、初めから一泊だけと決めていたこと。以上の三点を考慮して、やや離れた一段低くなったところに設営しました。
専用サイトの趣があって落ち着けます。バイクも目の前に停められて具合が良いです。また段差の部分が壁となって、炊事場の方からの音を少し遮ってくれます。しかし昨晩もうるさかったです。

老夫婦がいたのですが、奥さんの方の笑い声がとにかく大きくけたたましく、四方に響き渡ります。大型犬を散歩させている輩までいました。犬の吠える声が響き渡りますが、それ以上にうるさいのがそれをたしなめ、叱る怒号です。
まさにやりたい放題、これはもはやキャンプ場ではありません。老人ホーム以下の遊園地です。しかし前回と違っていたのは、八時前にはこれらの乱痴気騒ぎがぴたりと止んで場内が静かになったことです。少しは洗練されてきたのでしょうか。それでもこんな状態ならまた来たいとは思えませんが。
さて、周辺は良い景色の宝庫であり、これまではここを一泊だけで出ることはありませんでした。しかし北海道は急速に秋が深まってきました。今回は一泊で出発し、先を急ぎます。

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土壇場で裏切るとは人として最低ですが、私はそういう事を平気でする人間だと認識していただければと思います。倶知安はそれなりに大きな町なのでコンビニは多数ありますが、その中から満を持してセブンイレブンの弁当を朝食にいただきます。キャンプ場から一番近いコンビニだから、という言い訳ももはや虚しく響くのみです。

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倶知安の町を出発し、東へ走って京極まで来ました。本日最初に立ち寄るのは毎度お馴染みふきだし湧水です。昨日ヤクモ飲料で汲んだ水が三分の一程残っています。こんなにきれいで美味な水を捨てて入れ替えるのですから、これ以上の贅沢はありません。

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京極からは国道276号、453号、道道2号と走ってきました。どんより曇って羊蹄山も見えず、オロフレ峠も霧で視界がないので素通りし、淡々と移動するのみです。そして室蘭の市街までやって来ました。二週間振りですが、その間函館でのんびり滞在していたので、来たばかりなのにまた再訪という感じです。

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今回室蘭で最初に訪ねるのは崎守埠頭です。ここにスラントノーズの183系気動車、鮮やかな青色の北斗星塗装のDD51型ディーゼル機関車が留置されています。キハ183はかなりの両数で、DD51も四両もいます。ぎりぎりまで近付くことが出来ず、またすすきが繁っていて撮影しづらいのが少々残念です。

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来た道を戻り、崎守埠頭に至る臨港線が室蘭本線から分岐する地点にある陣屋町駅を訪ねます。旅客営業が廃止されたのはもう半世紀も前のこと。その後貨物取扱もなくなり駅としての機能は失われていますが、駅舎はきれいな状態のままです。何かの業務に使われているのでしょうか。

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室蘭市街の中心部へ引き返して来ました。次に訪ねるのは輪西駅です。駅舎は色彩が乏しく薄汚れていて、全体的に殺風景です。そんなところがいかにも室蘭らしいです。駅舎とホームの間に増築されたと思われる屋根があるのですが、これがトラス組みの柱に支えられた木造で、秀逸です。

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続いて二つ先の母恋駅です。小柄な割にファサードと入口が大きくずんぐりしていて、それでいながら愛嬌のある木造駅舎です。名物駅弁を売る店が閉まっています。たまたま今日休みなのか、それとも閉業してしまったのでしょうか。ここもホームの屋根が素晴らしいです。

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今日はここで驚くべき出来事があります。佐呂間合宿に同行し、その翌週に彼の地元札幌でも一緒にビール園に行った学生時代の旧友が、室蘭までやって来たのです。北海道の旅もいよいよ大詰めというこの土壇場でまた再会するとは思いませんでした。普通列車の一日乗り放題の切符を使って来たとのこと。彼にとっても恰好の活動のネタだったというところでしょうか。これから一緒にカレーラーメンを食べます。

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室蘭といえば何か。私の方も汽車旅だったなら当然焼き鳥屋で合流して昼飲みということになるのですが、残念ながらそうはいきません。ならばカレーラーメンです。どの店で食べるかですが、先日食べたばかりの味の大王は避けて気分を変えたいところです。ただし友人は列車で来るので駅から歩ける場所に限られます。訪ねたのは東室蘭の駅前にあるこの店です。

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何故かチャーシュー麺がなく、代わりというわけではないですが調子に乗ってカツカレーラーメンを注文してしまいました。昼の営業終了直前ということで、ご飯まで振舞ってもらいました。
しっかりと辛くてとろみのあるスープは麺によく絡み、たいへん美味で香りも良いです。チャーシューも柔らかく煮込まれていて、カツも美味い。主人も女将も明るく親切で、ここなら汽車旅でも使えます。素晴らしい店です。

こんなに遅い時間に昼食を、それも重いものを食べるのは私としてはごく珍しいことです。友人の行程に合わせたからなのですが、今日に限ってはむしろこの方が都合が良いのです。

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室蘭の町を行ったり来たりです。再び旧市街の方へ向かって走り、先程訪ねた輪西駅、母恋駅の前を通り過ぎ、やって来たのは国の文化財でもある旧室蘭駅です。重厚にして威風堂々、繊細な美しさも兼ね備える希代の名建築です。

白漆喰の壁に黒い大きな寄せ棟屋根。その屋根には背の高い出窓と煉瓦造りの煙突が乗り、一階部分は雁木造りになっています。これだけの要素がありながらくどくならずに美しくまとまっているところが素晴らしいです。入口天井など各所に飾り彫りが施されているなど贅沢で、かつて室蘭がいかに要所であり栄えていたかを物語ります。隣接する敷地ではさらに整備の工事が行われていて、蒸気機関車を移設するとあります。今後も楽しみです。

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高台から駅舎を見下ろすと、背景には停泊中の大型フェリー、港と山、煙を上げる工場群の煙突が見えます。これぞ室蘭という景色です。

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