即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

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おはようございます。引き続き館林の知人宅で朝を迎えました。結局昨日は雨が降りませんでした。雨を見込んだから会津を一日だけで諦めて長距離走行をして一気にここまでやって来たというのに、完全な肩透かしです。しかし当時の予報に鑑みて最善を尽くした結果なので、これについて悔いはありません。そして今日は朝から気持ちよく晴れています。これはさらに意外でした。依然として予報は午後から本降りとなっていますが、果たしてどうなるのでしょうか。
以前にも述べましたが、あてになろうとなるまいと、バイク旅では結局は最新の天気予報を拠り所にして予定を決めるしかないのです。さらに今日は知人が休みです。一日一緒に活動して、さらに連泊させてもらうことになりそうです。

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館林駅を訪ねます。複雑に重なった寄せ棟屋根を構え、縦に長く伸びて上がアーチ状になったファサードが右寄りにある左右非対称の造り。小柄ながら凝縮感があり、且つ軽快さも兼ね備える小粋な駅舎です。何より素晴らしいのは、国鉄、JR型とはどこか違ったいかにも東武鉄道の駅らしい佇まいです。
一帯は東武の路線が網の目のように伸び、この館林駅も伊勢崎線から二つの支線が分岐する要衝です。構内は三面五線で浅草行の特急も発着します。無駄に広過ぎず、それでいて活気があり、駅舎同様好ましい凝縮感があります。無駄を許さない民鉄ならではの良い雰囲気です。

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一旦知人宅に戻り、暫くしてから再び出て館林駅にやって来ました。実は先程は活動とは別の朝の散歩でした。知人は出不精な人物で家に篭っているのが好きらしく、折角天気が良いのに窓を開けようともしません。まさに私と正反対、これでは息が詰まってしまいます。軽く一時間程歩く恰好の目的地として館林駅を訪ねたのでした。

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さて今度こそ館林駅から列車に乗ります。私の実家は同じ東武鉄道の東上線の沿線で、幼い頃から東上線に慣れ親しんできました。ただし東上線は他の路線網から孤立した東武鉄道の異端児のような存在です。様々な線区、色々な行き先の列車が入り乱れる乗り換え駅らしい館林駅の様子は、とても同じ東武鉄道とは思えません。伊勢崎線の列車が六両編成なのに対して、佐野線は三両だけの可愛らしい列車です。都落ちした8000系電車が元気に走っています。

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大手私鉄のローカル線というのは昔から鉄道趣味人の琴線に触れるものがありますが、初めて乗った東武佐野線もまさにそれでした。長閑な田畑の中を走り、必然性の感じられないS字カーブをゆっくり通過したり、駅間も長いです。各駅にはかつて貨物取り扱いがあったことを物語る広い側線や倉庫があり、素晴らしい車窓です。そして佐野市駅で下車しました。

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駅舎は新建材が貼られていて安っぽいですが、寄せ棟屋根の古めかしい造りに味わいがあります。ホームの屋根はトラス組みの柱に支えられた木造、秀逸です。

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佐野市駅から歩いて惣宗寺にやって来ました。それよりも有名なのは佐野厄除け大師の通り名で、関東の人間で知らない者はいません。が、ここにやって来たのは初めてです。その理由は他でもない、厄除けというものを全く信じていないし関心もないからです。だから特に何をするでもなく、ただ伽藍を見物しただけです。御守りや絵馬の自動販売機がずらりと並び、御利益もどれ程のものかと思わされます。

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印象的だったのは、様々な厄年を一覧にしたものでした。殆どのものは四十代の前半までで終わり、自分があたるものはもうありません。あとは死ぬのを待つばかりといったところでしょうか。

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本日の昼食は勿論佐野ラーメンです。以前に一度訪ねて素晴らしい店と感心した「押山」は市街から離れた北の外れでバイクか車でないと行けない所で、残念ながら再訪は成りませんでした。代わりにやって来たのは厄除け大師の近くのくにやという店です。木々に囲まれた落ち着いた佇まいの店構えが心地好いですが、店内は盛況です。

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ここは化学調味料不使用を謳う店です。このような店は志は買えるのですが、肝心の味が追いついていない店ばかりです。ところがここのラーメンは美味でした。スープはしっかりとした味があり、麺は水分の多い手打ち麺でラーメンのものとしてはかなり幅広で、舌に吸い付く絶妙の食感です。チャーシューはとろとろに柔らかく煮込まれ味の染み具合も文句なしで、たいへん美味です。ラーメン800円、チャーシューメン1,080円は少々高いですが、これならば納得です。連休中とはいえ、正午を待たずに待ち客が出るのも当然でしょう。

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佐野の旧街道沿いは味わいある建物が多く残っていますが、ひときわ目を引いたのが味噌まんじゅうを売る店です。うだつを構えているのです。美濃、脇町以外で見るのは恐らく初めての事です。周囲にうだつを構える建物は他にないのに、何故この一軒だけがこうなのか不思議です。

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