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私は毎日ビールを350mmlの缶なら二つか三つ、500mml缶ならば二つ飲んでいます。しかしご存知の通りビールというやつはプリン体と糖分の塊です。四十も半ばになると体のどこがいつ不具合を起こしてもおかしくないものですが、思い出されるのはこの旅の二日目、学生時代からの仲間達と外房の温泉宿に泊まった時のことです。

久し振りに再会する顔も多い中、やれ尿酸値がどうのとか血圧がどうのとか、そんな「病気自慢」の話が飛び交います。まったく若い頃には浴びるように酒を飲んで深夜にラーメンを食べたりした仲が今やこれか。そう思いつつも、自分だって気にならないと言ったら嘘になる。まだ旅の序盤、麦芽百%の本物のビールでありながら糖分を半分に抑えたアサヒのザ・ドリームという商品の存在を知りました。飲んでみたら悪くない。売られているところが少ないのですが、これが買える時は三個目に飲むようになりました。
一方で、発泡酒というやつはこれまで飲んだことがありません。とはいってもまるで一回もないというわけではなく、表題は実は正確ではありません。これまでに二回だけ飲んだことがあります。
一回目はもうかなり昔、発泡酒というものが出たばかりの時にどういうものか試してみたのです。不味くて吐き出しました。二回目はそれから十年は経った頃でしょうか。日光のユースホステルに泊まっていて、近くにあるガストしか夕食の選択肢が事実上ないという状況でした。そしてその当時、ガストにはビールが置かれていなくて発泡酒しかなかったのです。仕方なしに一杯だけ飲んでみたのですが、こんな事ならいっそ休肝日にすればよかったと後悔したのです。

そうはいっても、仕事を辞めて旅に出たからには今年は健康診断が受けられないわけですから、これまで以上に気を付けなければなりません。そして一昨日、ジュンク堂に四時間滞在する間に興味深い文章に出会ったのです。私が好きな作家の一人である椎名誠氏の著作でした。
椎名氏といえば無類のビール好きで知られています。ビールに関して語る、またはビールを飲む場面の描写は中でも特に好きなところです。そんな椎名氏が糖分、プリン体がゼロの発泡酒を試してみたという話でした。これだけでも意外でしたが、さらに意外なことには、氏がそう悪くないと言うではありませんか。体のことを心配してまがい物の酒を飲むなど本末転倒、そう思っていた私の心に風穴が開きました。何故なら氏も長いこと本物のビール以外には否定的だったのです。この記述に導かれるようにして「そう悪くないなら一度くらい試してみるのも一興か…」と思ったのです。

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それが昨日の晩のことでした。その結果は、ビールのような味など全くしないし、薄くて水のようでした。不味いとしか言いようがありません。少なくともビールの代用には全くなっていません。
実は椎名氏のこの記述には但しがあります。ライムを薄く切って中に入れて飲めば悪くない、ということなのです。コロナビールの要領ですね。つまり、ビールの代用ではなく完全に別の飲み物として楽しんでいるに過ぎなかったのです。やはり世の中そう上手い話はないようです。

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