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今日はビジネスホテルで部屋飲みですが、言うまでもなくテントの中で飲むのよりも遥かに自由度が高いです。ならば趣向を変えるかというと、結局いつもとまるで変わらず豆腐と、そして鰹を刺身とたたきの両方買ってしまいました(笑)
しかしここで気付いたのです。テントの中では食べるのが難しい物でも食べようかと考えた時に、実は豆腐も鰹もテントの中で食べるのに実に厄介なものだという事に。
絹豆腐というやつは最初に水をよく切っても、食べ終えるまでの間にやはりまた結構な水分が出ます。そして何より鰹です。醤油もたたきのタレも必ず多少は余るものです。そしてそれらをテントの中でこぼすなど絶対に許されない失敗です。いつも食べ終えると一旦テントから這い出し、豆腐や鰹の容器を持って水道の所まで行き、これらを洗って水気をよく切って、しかる後にゴミ袋の中に収めているのです。

たとえば鶏の唐揚げなどを食べればこのような面倒は一切無いというのに、テントの中でかくも扱いづらい煩わしさに、豆腐や鰹食べたさが勝っているということです。だからホテルの部屋の自由さを謳歌しようとも変化のつけようが無いというわけです。

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さてそんな下さらない事はさておき、ここからが本題です。よく見て下さい。この鰹、刺身もたたきも深浦産です。
深浦というのは愛南町の港町です。愛南は愛媛県。宿毛からは目と鼻の先ですが、一応は県境を跨いでこの鰹はスーパーの店頭に並んだことになります。それでも宇和島などよりは宿毛の方が遥かに近いのです。これは地域の流通が健全に機能していることの証左と言えます。

私は観光地や景勝地を訪ねるよりも、行く先々でスーパーマーケットを覗くことの方に遥かに旅の楽しみを感じます。その土地ならではの食材や聞いたこともないような名前の総菜、見たこともないような調味料など、スーパーの店頭は居酒屋と並んでその土地の文化を映す鑑です。それは幾ら眺めていても飽きないものです。
そして今日のこの鰹はまさにその象徴、典型でした。これを買わない手はありません。

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