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ちぐはぐで統一感がない、不思議な店です。外見からは和風の設えを想像するのですが、いざ中に入ってみると洋風の造りです。半円形のテーブルが厨房と向き合い、厨房との境は胸の高さ程の煉瓦の壁で仕切られています。店を一人で切り盛りする女将がそこに立つのですが、この女将がまた強烈です。濃い化粧を決め、長く豊かな髪をしっかりと上げて、和服を着ています。和服といっても割烹着など着けているわけではなく、豪華なものです。一点の隙もないその出で立ちは、居酒屋の女将というよりクラブのママと言った方がずっと似合います。

そしてこの女将、もといママの手製の料理の数々が素晴らしい美味さです。品書きに書かれた湯豆腐を所望すると、湯豆腐をそのまま出してもいいけれど、他に良い食材が幾つかあるから炊き合わせにしましょうと。出されたものは出汁の香りにキャベツの甘味が溶け出したもので、香りと味の素晴らしさに唸りました。キャベツを美味く煮るのは本当に難しく、頃合いの加減は一点しかありません。それを逃がさないどころか淡い味付けで豆腐と互いに引き立てあうとは恐れ入りました。
この他にも一つ一つの総菜が完璧な味付けなのです。華美な刺身や派手な料理はないけれど、これは本当に料理を知っている人による本物の料理です。そして品書きにも明記されている通りの健全な居酒屋価格です。高知のおおいに続いたまたもこのような名店に出会うとは、旅の酒場巡りの冥利に尽きます。

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