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昨日、本来なら手堅く通い慣れた居酒屋へ行くべきところ、諸事情により一見の暖簾をくぐることになったと言いました。福岡の居酒屋といえばまず思い浮かぶのはさきとです。昨日は本当はさきとへ行きたかったのです。しかしこの店、大人気でありながら予約は受け付けていないのです。先着順ということです。ただし電話で状況を聞けば快く教えてくれます。昨日もまず電話を入れてみました。18時半のことですが、既に満席との無情の回答でした。この時間帯ということは全員がまだ始めたばかり、19時頃に行ってもまず入れないでしょう。しかも宿からさきとが遠いという事情もありました。

次に思い浮かぶ名店といえばやすです。しかし、昨日は敢えてやすに行かずに今日に回したいという思いがありました。それこそが、本日の回顧活動とつながっているのです。HKT48の公演を観た後の楽しみは何といっても居酒屋です。福岡の町だけに無数の選択肢があるかというと、さに非ず。飲み始めるのが21時を過ぎてしまうので、さきとは多くの場合既に閉店しているか、入れたとしてもネタのうちの美味しいところは大体が売り切れになっています。さきとに限らず、意外に思われるかも知れませんが福岡の居酒屋というのは夜が早い店が多いのです。
このように条件が限られる中、公演を観た後に立ち寄るのはかなりの頻度でこのやすでした。この店はまず立地が最高です。先に述べました通り、私が福岡でも最も好きな地区、櫛田神社の北方にあります。夜は静かで暗く、そんな中に良い店が散在しているのです。それでいながら中洲川端駅のすぐ近くなのです。劇場からは地下鉄空港線で市街に戻って来ていたので、これ以上の立地は考えられません。そしてさきととは違って満席で入れないということがまずないというのも好条件でした。いつ行っても何とか座れてしまうのです。

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こう書くと、何かと都合が良いからこの店を愛用していたように思われるかも知れませんが、勿論それだけではありません。ここが素晴らしい名店なればこそです。カウンターの上にはずらりと大皿料理が並び、客は立ち上がっては三々五々この大皿に歩み寄り、指さして総菜を所望します。すると小鉢で一人分に丁度良い分量で供されるのです。味付けも最高。お通しはありません。生ビールはエビス。

そして何より、壁中に掲げられた山笠の写真や版画、道具などを眺め、飛び交う言葉に耳を傾けながら酒を酌んでいると、博多っ子の心意気のようなものに触れられるのです。それが私がこの店に何度も通う理由です。ここで飲んだ後櫛田神社に立ち寄って帰ると、博多の夜の風情というものがしみじみと心に入り込んで来るのです。
暖簾をくぐるや否や、若主人からお久しぶりですと声がかかりました。一年以上の無沙汰をしていたというのに覚えてくれていたようです。絶品の惣菜と鯵胡麻をいただいた後、最後にあごの干物を炙ってもらって頭から丸かじり。こんな幸せな時間があるのかと思う程の味と香りです。二日連続になることを気にせず昨日まずここへ来なかった私は愚かでした。

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