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ここからが本記事の本編です。風邪から腰痛へと症状が移り、健康な日はもう戻って来ないのかと鬱屈しているところですが、症状が変われば最も辛いこと、不便なことも勿論変わります。腰痛の初日は体を動かすことが全く出来ないのが何といっても辛苦の極みで、また本当に不便なことでした。これに対して熱を出した風邪の初期において、最も不便をしたのが夕食です。
私の普段の夕食は典型的な酒呑みのそれで、米は食べず、酒のあてばかりを食べ、食べる量も少ないです。しかし熱があった時にはとても酒など飲む状態ではなく、何より飲みたいという欲求が全く起こりませんでした。普段の夕餉がこのような感じですから、こういう時にどうしていいものやら困ってしまいます。結果としてほっともっとで弁当を買ってきて食べるという日々が続きました。

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自分で食事を用意する気力など到底なく、そして酒を飲まないとなるとまず思い浮かぶのが食堂に食べに行くことです。しかし熱にやられている身としては楽な姿勢で時間をかけてゆっくり食べたかったのと、何より鼻水が止まらず間断なく鼻をかみ続けていなければならなかったので、この時点で食堂で食べるのは無理でした。こうなると弁当を買ってきて宿で食べることが唯一の選択肢となります。
先にも述べました通り、沖縄は全国で最も個人営業の弁当屋が充実している弁当屋天国です。それだけにほっともっとを利用するのは尚更虚しいのですが、これらの弁当屋は専ら朝から昼の営業で、個人店で夜にも開いているところは無いのです。ここにさらにほっともっとが宿のすぐ近くだったという条件が加わり、消去法で残るべくして残ったというわけです。

それでもほっともっとを毎日のように利用することになるとは、自分でも予想外の展開でした。しかし人がとことん追い詰められた時、とことん困窮した時にとる行動こそが最も合理的な答えなのだと、そんな当たり前の事を改めて認識したのでした。
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