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今日は随分と更新が遅くなってしまいました。もう夕方です。一昨日は洗濯し、昨日は布団干しを済ませました。そして今日は日曜日、しかも天気が良くありません。これでは何もやりようがなく、退屈をして過ごすことになるのだろう。昨日の時点ではこう思っていたのですが、そんなことを案じるまでもありませんでした。事の発端は昨夜に遡ります。昨夜といっても日付けが変わって今日の未明の出来事です。

いつもより遅くまで飲んでしまい、それでも午前一時に寝ようとしたのです。しかしここで同宿者から寿司屋に行かないかという誘いが。実はけらまの向かい、目の前にある怪しい寿司屋が以前から気になっていました。ごく小さな店で、間口も狭く、そして開店時刻が午前一時なのです。ここが安くて美味いと評判です。ですがこの開店時刻では使いようがありません。たまたま一時まで起きていたのは好機と言えなくもないですが、こんな深夜に食べるなど、まして米を食べるなど普段は全くない習慣であり、もっと言えば可能な限り避けるべき行いです。
しかしここにもう一つの誘因が加わりました。十二月の下旬からずっと一緒に滞在している男がいます。長期滞在組の中でも、私よりも前からけらまにいる超長期の先輩でもなく、後からやって来た後輩でもなく、言わば同期と言える存在であり、その同期の最後の一人でもあります。しかしいよいよあと数日でこのゲストハウスを去るのです。その彼から面と向かって、あと残り数日だから一緒に行こうと言われたら断りようもありません。

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ここまではいいのです。噂の通り寿司は美味く、安く、大将のあしらいも良い。大いに満足しました。しかしいけなかったのは、寿司を食べるなら一緒に日本酒を飲まないわけにはいかないという事実です。

前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。一時まで起きていた時点でただでさえいつもより少々飲み過ぎていたのに、そこに真夜中の日本酒はいけなかった。二日酔いの中でもかなり酷いやつになってしまいました。それも、起きた直後は一時的に元気だったのですが、時間の経過とともに辛くなってくるという最悪の展開です。遂にはトイレで嘔吐しましたが、この時点でもう昼過ぎ、胃の中がからっぽなので出る物もありません。手応えのない嘔吐というのは却って苦しくなるものなのですね。この直後に強い目まいに襲われ、便座に座って頭を抱えたまま暫く動けなくなる始末です。
ほうほうの体でベッドに戻ったはいいものの、今度は全身で妙な脂汗を掻き始めました。こうなるとともかく伏せっているしか出来る事はありません。そしてつい先程目を覚ましたというのが顛末です。すっかり楽になって安堵してはいますが、いつまでも風邪が治らずに苦しんだ「悪夢の一ヶ月」も二日酔いから始まったのです。酒呑みの人生に二日酔いはつきものとはいえ、我ながらつくづく反省の無い人間だと思いますorz

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