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那覇の居酒屋、新規開拓はもう終わったかと思っていましたが、あと一つ行くべき店がありました。実はこの店、何度も前を通ってずっと気になっていたのですが、敢えて敬遠していました。
久茂地二丁目の川沿い、木造総二階の古民家。立地と佇まいが余りにも良過ぎて却って懐疑的になり、この条件だけで売っている俗な店だろうという先入観を持ってしまったのです。ところが「花咲」の主人が独立前にこの店で働いていたことを知りました。それならば信用するに足ります。いやここにも足を運ばないわけにはいかないと思いました。

八時前に暖簾をくぐると適度な客入りで、カウンターは六席のうち四席が空いており一方の端に着けて、誠に良い具合です。ありとあらゆる泡盛を揃え、料理も繊細な琉球料理から各種チャンプルーにタコライス、山羊汁からそばまで何でもござれで、それでいながら下品なところは全くありません。価格も健全で良心的、島豆腐の冷奴と鮪の刺身、ラフテーを注文したのですが、どれも素晴らしい味わいでした。さほど広い店ではないながら七人もの店員がきびきびと働いていて、酒も料理も待つことはありません。
これぞまさにてらいなき正統派、王道の沖縄料理居酒屋。野球に例えて言うなら、上手投げで真っ直ぐをどんどん投げ込んでくる右腕のようです。それだけでなく多彩な変化球も操り、先発完投出来る体力をも兼ね備える欠点なきエースです。勝手な思い込みでこの店を避けてきたのは大きな損失でした。
敢えて粗探しをするなら、やや落ち着きのない店内の雰囲気でしょうか。これはこの店の接客の方針に因ります。店長以下どの店員も客に対して明るく積極的に話しかけるのです。私はどちらかというと放っておいて欲しく、黙って静かに飲みたいのでこれは歓迎しません。屋号を横文字で記した揃いのTシャツを着ている様も、まるでラーメン屋のようで建物の雰囲気との一貫性がありません。しかし品書きと同様、下品にまではなっていないところにこの店独特の洗練があります。那覇に来たなら初日には先ずここを訪ねれば間違いないと薦められる名店です。

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