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既存の概念を覆してFFとしたホンダの新しい軽商用バン、N-VANに衝撃を受けたという記事を先日書きました。N-VANの衝撃には及びませんが、いよいよ発売が間近に迫ったスーパーカブC125にもなかなかの衝撃を受けました。
こちらも実際に発売されてから感想を書こうと思ったのですが、その発売日は9月14日。予定通りにいけば移動の旅を本格化させている頃で、とてもそんな記事を書いている時間はないし、公式HPで既に詳細に紹介されているので今のうちに書きます。

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エンジンが125cc化されたのは名前から明らかですが(正確にはタイで既に使われている125ccエンジンを使用すると言うべきでしょう)、個人的に最大の進化だと思うのは前輪のブレーキがディスクブレーキになったことです。現行型のカブ110も含めて、これまで不変のカブの泣き所は制動力が足らないことでした。これは大歓迎です。
そしてブレーキをディスク化しただけでなくホイールがキャストホイールになりました。タイヤはチューブレスタイヤに。サスペンションストロークも見直されているそうです。足回りの剛性が大いに高まったことは想像に難くありません。特に制動時にそれを実感できることでしょう。早くこれに乗って前タイヤがロックする寸前の急ブレーキをかけてみたいものです。
ディスクブレーキやキャストホイールなどによってカブの伝統的な姿が損なわれることに抵抗を持つ人もいるでしょう。ヤマハSRでも過去にそんな事がありました。しかし私にとってスーパーカブの第一義は旅の足としての合理性なので、古風な姿形や佇まいにさほどの執着はありません。走りの質が高まったことを素直に歓迎しますし、このカブC125を欲しいと強く思いました。

何に衝撃を受けたのかというと、衝撃というより疑問と言った方がいいでしょうか。それは、現行のカブ110(JA44型)が発売されてからまるで期間が空いていないことです。先代のカブ110であるJA10型はそのデザインや中国生産による工作精度のばらつきがたいへん不評で、JA44型では丸目ライトと国内生産に回帰しました。これを待望していた人も多いでしょう。私もそうです。そんなJA44型に飛び付いて漸く納車されたという人は、このC125の発表をどういう気持ちで受け取ったのでしょうか。
裏切られたと言ったら流石に大袈裟だし不適切でしょうが、「それはないだろう」というくらいに私だったら思います。この商品展開がどうにも理解出来ないのです。このようにJA44型カブ110を買ったばかりで早くも愛車が色褪せてしまった人は気の毒でならないのですが、このC125が素晴らしく魅力的な一台であることは事実です。発売日が来ること、そしていずれ色が追加されることが今から楽しみです。

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コメント
この記事へのコメント
ビートさんこんにちは。

ここの所新作の発売ラッシュでカブ業界も盛り上がっていますね。

先日新型のクロスカブを初めて見かけてオーナーさんに話を聞いてみましたがLEDのライトはそれ程明るくは無いようです。

確かに新型が出て旧型が色あせてしまうと思う人が多いかもしれませんが少なくとも僕は現在の相棒であるJA07型を出来る限り末永く乗りたいと思っています。

2018/09/05(水) 19:20 | URL | トミー #-[ 編集]
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