旅の本筋から離れた記事を余り書き連ねるのも私自身も違和感を覚えますし、そんな記事は読みたくないと言われれば返す言葉もありません。しかし一方で、この道中における私の行動、起こった事実をそのまま報告していく、自分の書きたい事をただ書くという本ブログの本義を曲げるつもりもありません。もう少しだけお付き合い下さい。書かずにはおれない程に凄い事が起こったのです。
HKT48の劇場公演は事前の抽選に当たらなければ観られないと言いました。では当選すれば幸せな時間が約束されるのかというと、そうは問屋が卸しません。劇場内のどの席に座るかを当日その場の抽選で決めるという、ある意味最初の抽選よりも胃が痛くなる山が待っているのです。
開演の20分前、この入場抽選が始まると劇場前のロビーは異様な緊張感に包まれます。陳腐な表現ですが、空気が張り詰めるというのはまさにこれを言うのだろうと思います。何故そんなことになるのかというと、当たりの席と外れの席の格差がとても大きいからです。劇場は定員300人という小さなものです。だからこそ大きなコンサートホールよりも格差が際立ちます。最前列などに座ればメンバーと小声で会話が出来るくらい近い一方で、後列では表情を見分けるのも難しく、さらに立ち見席にもなれば二時間ずっと立って観なければなりません。

今となってはこの緊張感を懐かしく楽しむ余裕があるぜ、などと嘯いていましたが、いざ抽選が始まると途端におどおどし、俎板の上の鯉です。ですが今日に限ってはその時間は一瞬で終わってしまいました。まさかの1巡目で呼ばれたのです。抽選は十人単位で行われるのですが、何も意識せずに買ったチケットの下一桁は2番でした。つまり二人目で入場したということです。最前列の真ん中という超々特等席に座り、ただただ幸せでしかない濃密な二時間が過ぎていきました。
これまた私の帰福を奇跡が祝福してくれたかのような気分に浸り、夢見心地で天神から川端へ向かって歩きます。那珂川の川面に映るネオンがいつにも増して美しく輝いて見えます。

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HKT48の劇場公演は事前の抽選に当たらなければ観られないと言いました。では当選すれば幸せな時間が約束されるのかというと、そうは問屋が卸しません。劇場内のどの席に座るかを当日その場の抽選で決めるという、ある意味最初の抽選よりも胃が痛くなる山が待っているのです。
開演の20分前、この入場抽選が始まると劇場前のロビーは異様な緊張感に包まれます。陳腐な表現ですが、空気が張り詰めるというのはまさにこれを言うのだろうと思います。何故そんなことになるのかというと、当たりの席と外れの席の格差がとても大きいからです。劇場は定員300人という小さなものです。だからこそ大きなコンサートホールよりも格差が際立ちます。最前列などに座ればメンバーと小声で会話が出来るくらい近い一方で、後列では表情を見分けるのも難しく、さらに立ち見席にもなれば二時間ずっと立って観なければなりません。

今となってはこの緊張感を懐かしく楽しむ余裕があるぜ、などと嘯いていましたが、いざ抽選が始まると途端におどおどし、俎板の上の鯉です。ですが今日に限ってはその時間は一瞬で終わってしまいました。まさかの1巡目で呼ばれたのです。抽選は十人単位で行われるのですが、何も意識せずに買ったチケットの下一桁は2番でした。つまり二人目で入場したということです。最前列の真ん中という超々特等席に座り、ただただ幸せでしかない濃密な二時間が過ぎていきました。
これまた私の帰福を奇跡が祝福してくれたかのような気分に浸り、夢見心地で天神から川端へ向かって歩きます。那珂川の川面に映るネオンがいつにも増して美しく輝いて見えます。

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