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一度は最高の焼き鳥屋と絶賛した「笑伝」で残念な思いをしたことを先日報告しました。焼き鳥の最初の一串が出てくるまでに三十分以上も待たされては組み立てようがありません。あの日は極端であり不運だったのですが、実は前から嫌な予感はありました。もともと焼き鳥にしては提供に時間のかかる店だったのです。恐らく焼き方などもごく丁寧にやっているのでしょう。そうでなければあそこまでの美味にはなりません。
ここにおいて、とにかく美味い焼き鳥をという発想から一度外れてみようと思い立ちました。たとえば我らが高田馬場の「鳥安」です。ネタの味や大きさ、安さ、提供の早さや店の雰囲気など、総合点では出色の存在ですが、実は感動する程の美味というわけではありません。具体的に言うと、焼き過ぎのネタが多いのです。ささみやハツ、つくねなどがそれです。ぼんじりや手羽など脂の多いネタは文句なしなのですが、そこを基準にして一律に焼いているのが原因でしょう。焼足りないという失敗はなく、そこそこ美味く、素早く提供出来るというわけです。これに対してささみやハツなどの繊細なネタを最高の焼き加減にするには、付きっ切りで手を掛けなければなりません。笑伝での失敗の反動から、完璧な美味でなくてもいいから総合点の高さを求めたい気持ちが強まったというわけです。

前置きが長くなりましたが、本日訪ねたのは表題の店、笑伝のすぐ近くです。そして概ね求めていた通りのものがありました。味ではやや劣り、ビールもスーパードライです。しかし提供が遅いこともなく、価格も良心的。クバラのタレがかかったキャベツを敷いた大皿に焼き上がった串が次々と直接置かれるという、最近余り見なくなってきた福岡式も好印象で、総合点が高いです。
もちろん時間がかかってもいいからとにかく美味い焼き鳥が食べたいと思う日も今後あるでしょう。使い分けの候補として良い店を見付けました。

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