即時更新でお届けする、日本一周の旅実況中継

 | ホーム | 

DSC06969a.jpg
いつの間にか記事が一件消えていることに偶然気が付いたこと、その記事は宮古島のゲストハウス「風家」を追い出された顛末を綴った記事であったこと。先にここまで報告しました。その続きです。
今回の事件について、私は二つの問題点を見ます。

一つは、インターネットを土壌とした昨今の非難、攻撃の文化です。
ホームページやツイッターが「炎上」し、取り止めや謝罪に追い込まれる。こんな知らせが後を絶ちませんが、どこか不健全な匂いを感じるのは私だけでしょうか。問題は、大多数の人が賛成していたとしても、残り僅かな人間による大きく歪んだ、或いは悪意のある意見が、あたかも正論であるかのような存在感を持って跋扈することです。これまではかき消されていたこのような社会性を欠いた意見がどこまでも「拡散」することは、インターネットの功罪の一つの典型と言えます。
やるせないのは、外食産業や娯楽産業のような表面的な印象、信用が業績に結び付きやすい仕事がこのような攻撃に弱いということです。私の場合のように個人のブログ程度であれば、このような心ない攻撃に対してはとにかく取り合わない、無視するのが唯一にして最善の策であるのは周知のことです。しかしそうはいきません。まるで非がないにもかかわらず、「炎上」している事実そのものが一分一秒と業績を落としていく。そこで取り止めや謝罪という選択に至らざるを得なくなる。大多数の人がそれを望んでいないのにです。その結果、非難、攻撃の主が増長する。まさに悪循環です。
ここにおいて、「非難した者勝ち」「難癖をつけた者勝ち」の構造が出現します。少しでも気に入らないものは手段を選ばず消そうとする、執拗に攻撃する。どうやってやり方を調べたのやら、ブログの記事の削除依頼などというものが出されていたとは寝耳に水でしたが、当今のこのような情勢を考えれば、そのような事が起こっていても不思議ではないとも思うのです。

そして二つ目の問題点は、ブログサービス側の対応です。当たり前ですが、全くの無断で記事がいきなり削除されたわけではありません。しかしその告知を目にすることなくひと月以上が経っていたのです。新しいブログを開設するためには、新しいメールアドレスを用意しなければならないということでした。そこで前ブログで使用していたものとは別のメールアドレスを作ったのです。このアドレスはこのブログを始めるために作ったものに過ぎず、普段使いを全くしていませんでした。そこに告知のメールが届いていたものだから、このような事になってしまったのです。
このブログと結びついているアドレスである以上、当該のメールを見落としたことは完全に私の落ち度です。しかし腑に落ちないのは、ブログの管理画面には一切の告知がなかったことです。毎日見ている当のブログ管理画面にこそこの告知はあるべきなのに、何故このような回りくどい対応をするのか甚だ疑問です。そして遅れ馳せながらに確認したメールの内容にも驚きました。四日以内に削除を認めない旨の返答をしない場合には、そのまま記事が削除されるというのです。削除依頼が正当なものであるかどうか、社会性を欠いたものでないかどうかの検証も行われないまま機械的に削除の手続きに入るとは、ここにも「難癖をつけた者勝ち」の構図を見ることが出来ます。
さらには記事の復活を求めるも、ブログサービス側は「期日が過ぎた後の申し立ては認められない」の一点張りで、取り付く島もありません。これが無料のサービスであるという事情もあるのでしょう。無料であるからには無用な騒ぎを避けることを第一義とし、依頼されるままに削除ありきで事を進めようとする姿勢に対しても、これ以上文句を言うわけにもいきません。これが有料サービスであったなら記事の復活を強く迫るところですが。ただ、このような姿勢にまた非難、攻撃の主が増長する悪循環を生みだしている、全く同じ縮図を見ることが出来ます。
繰り返しますが、告知のメールを見落としたことは私の落ち度です。しかし結果として本人の知らないところで削除依頼などという恐ろしいものが受理され、たった一通のメールの告知だけでそれが実行されてしまうとは、薄気味悪さを感じずにはいられません。

結局のところ、記事の復活は望めそうもありません。話の核心の部分については本文がそのまま残っているので部分的な復活は出来ますが、言うまでもなく書き出しや結びの部分にだって意味はあるわけで、そんな事をしても意味がないし決定的に臨場感を欠いてしまいます。
ただ問題は、当該の記事にコメントをいただいていたということです。だから私が諦めればそれで済むわけではありません。何とか確認出来ただけでも、少なくとも三件のコメントをいただいておりました。コメント主の方にこの場を借りて深くお詫び致します。申し訳ございませんでした。違う場所になってしまってたいへん恐縮ですが、そのコメントをここに転記させていただきます。せめてこれでご容赦下さい。今後このような事が起こらぬよう努めて参ります。これ以外にもコメントをいただいており、復活出来ない可能性もあります。重ねて深くお詫び申し上げます。

おっさんさん:
タイトルなし
ご無沙汰。
サラッと忘れ、島を楽しみましょう。
大好きだった宮古島、何もかも昔と大きく変わってしまい残念。
もう行く事はない。

トミーさん:
タイトルなし
ビートさんこんにちは。

朝の記事で事の顛末が気になっていたのですがそう言う事だったんですね。

どちらが正しいか否かはさて置いてですがやはり人間同士ですので馬が合う合わないはあると思いますし記事にもあるとおり余計な事はせずにとっとと他の宿に宿泊するのが最善手だと思います。

まあ全く気にしないというのは難しいかもしれませんが気分を変えて行くのが良さそうですね。

とりあえず僕も深酒には注意したいと思います(笑)

jinながいきくんさん:
お手玉(ビデオ判定)
ドンマイです❗

お手玉を壁に投げたかどうかビデオで確認って、笑ってしまいました。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

日本一周 ブログランキングへ
 ↑ ランキングに参加しています。よろしければ二つのバナーをクリックして頂けると幸いです。ご協力をお願い致します。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する