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この店ではいつも極力そうしているように、今回も暖簾が出るのを待ち構えて入りました。このように暖簾が掲げられるところを写真にも収めたわけですが、では一番乗りで入ったかといえばとんでもない、望むべくもありません。私の他にも開店を待ち構えている人が十人以上もいたからです。その内訳がまた実に良い。物静かな老夫婦、中年男の二人組、あとは全て独酌です。二人組は二階へ上がる階段が目の前にある一番奥に陣取っています。ここは人の行き来で落ち着かず、薄暗く、品書きも見辛い末席ですが、二人とも煙草を吸うので気を遣って自らここに座ったのでしょう。

毎回必ず注文する串カツは今回も絶対として、あとをどう組み立てるかです。本日のおすすめに菜の花の酢味噌和えがあったので即決しました。一日列車に乗ってここへやって来たわけですが、沿線は随所に菜の花が咲いていてきれいなものでした。その後に居酒屋で菜の花をいただく、こんなに贅沢なことはありません。そして串カツも変わらぬ素晴らしさです。味も食べ応えも文句なし、そして串カツというと実際には半分が玉葱という店も少なくないですが、ここ武蔵の串カツは薄い玉葱がひっそりと忍ばせてあるだけで、ほぼ全部が肉です。それで一皿250円とはまさに格安。ちなみに菜の花も小鉢で供されて300円でした。
ではこの串カツに注文が殺到するかというと、そうではありません。よく出る品ではありますが、カウンターについた独酌の男達から発せられる注文は様々です。めいめいお気に入りがあるのでしょう。これはこの店の肴が完成されており、余計な品は置いていないことの証しでもあります。これぞ居酒屋の洗練です。今回は二軒目以降も欲張るつもりで、本来ならあと一杯、もう一皿というところで切り上げました。生ビールに酒一合、菜の花酢味噌和え、串カツ、合鴨つくね串で1,700円という良心的な会計です。これならば月曜日の四時半の開店一番でカウンターの六割が埋まるのも宜なるかな。創業66年を誇るまさに小倉の生き証人。私が死んだ後も続いて、百年でも二百年でも歴史を刻んでいって欲しいです。

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