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松江の飲み屋街は新大橋を南北の軸として展開しています。松江駅にも近い大橋川の南岸はやや賑やかな佇まい。北岸は味わいある建物も多い古い町並みです。気持ちの良い夕風に吹かれながら新大橋を北詰に向かって渡るところまでは昨日と一緒です。「やまいち」を右に見てさらに進み、こちらも教祖の古いおすすめである「よびこ」を訪ねました。ところが残念ながら今日は休みでした。ここで途方に暮れないのが松江の層の厚さです。すぐ近くにある表題の店の暖簾をくぐりました。
自力で探し当てたわけではありません。耳寄りな情報を目にするとすぐさま記録し、その場で都道府県別、分野別に整理する癖がついて久しいです。ここも同好の旧友か旅仲間だったかが褒めていたと記憶していました。

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大橋川の川べりにこの佇まいです。これだけでも雰囲気は抜群、期待を抱きつつ入ると、果たして見た目に負けない実力店でした。力が漲る気鋭の店と言えばいいでしょうか。まだ若い、三十年配の男性二人が厨房に立ちます。どうやらより若く見える方が主人のようです。笑顔や慇懃さは全くありませんが、悪い感じはしません。その鋭さこそがこの店を支えている気配がしっかりと感じられるからです。
魚介を中心とした肴が品書きにずらりと並び、酒も地元のものを中心にかなりの揃えです。値段は大衆店に比べれば一回り高いですが、内容を考えれば十分に健全で良心的と言えるものです。そしてここも窓から大橋川が見えます。「おでん庄助」に比べればささやかなもので、九席あるカウンターのうちそれを楽しめるのは一方の端から四つ目くらいまでです。明かりが少ない所なのも惜しいですが、それを言うのは贅沢というものでしょう。川の気配が店内から感じられるだけでも松江の旅情を高めてくれます。

居心地も抜群です。建物自体はかなり古いもので、必要に応じて改装を施した。素人目にもこれは明らかでしたが、その改装の仕方が的を射ていてセンスが良いのです。去り際に聞いたところ、まだ開店して一年だと聞いて驚きました。やまいちによびこ、おでん庄助、それにこの橙まで加わって、大橋川の畔に名店が軒を連ねる松江の夜のなんと素晴らしいことでしょうか。

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