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一度は投宿して居酒屋を訪ねてみたいと憧れを持ちつつ、未だこれが叶っていない町が全国に幾つかあります。長浜はその一つだったのですが、漸くこれが叶いました。そしてこのような場合、いつも原則として最初に訪ねるのは教祖の推奨店、それも新進の店より老舗です。長浜でそれにあたるのが能登です。

間口はそう大きくないですが奥に広く、悠々とした造り。中庭なども構え主役は座敷のようですが、品の良いカウンターも六席あるのがありがたいところです。むろんここに座ります。品書きには琵琶湖産の魚介が幾つも並び、その中から女将に奨められるままにまずは琵琶鱒の刺身を。淡水魚の刺身は独特の重さがあるし、ましてサケ科の刺身の脂のくどさも好きではありません。だからこそ騙されたつもりで女将の奨めに従ってみたのですが、これが素晴らしい美味でした。重さ、くどさは一切なく、どこまでも爽やか。こうも美味な淡水魚の刺身は初めてか、とにかく感心しました。琵琶湖は世界でも稀な古代湖で、琵琶鱒はだからこそ生まれた固有種です。単に美味いというだけでなく、それを現地で味わえることに旅の浪漫を感じます。そしてそのような気分にさせてくれる居酒屋があるのは本当に幸せなことです。
鮒ずしも外せません。こちらもたいへん美味で洗練された味わいで、絶妙な酸味が酒によく合います。関東、東京では絶対に味わえない美味とはこういうのを言うのでしょう。ご主人と女将のあしらいも絶妙で文句なしですが、その代わりお代の方もなかなかのものです。大衆店より二回りは高いだろうと覚悟はしていましたが、予想をやや超えていました。生ビール二杯に酒二合、琵琶鱒の刺身、川海老の唐揚げ、鮒ずしで七千五百円。とても日参は出来ませんが、この名店に一度足を運べたのは喜ばしいことです。

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