
続いて隣りの秩父別駅です。隣りとはいっても原付で移動するのは一苦労です。やや背の高い大柄な切妻、トタン屋根に幅一杯の落雪留め、突き出た煙突と、絵に描いたような北海道の駅です。出入り口は白く塗り直され、下見板張りは明るい茶色、腰壁は緑色と一見するとちぐはぐですが、不思議と品良くまとまっています。

そしてこの古い駅が地域の人達によって大切にされているのが一目で見て取れるのが素晴らしいです。待合室は整理と清掃が行き届いていて、ホームには整然と花が飾られています。安易に取り壊して代わりに張りぼてのような安物を建てたのでは、こうして駅が町の一部として愛されることはないでしょう。

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