

いよいよ稚内も目前というところで、抜海駅を再訪します。一部にだけ白い新建材が貼られたつぎはぎの姿は相変わらず痛々しいです。そして築79年の木造駅舎は一目でそれと分かる程に全体が歪んでおり、土台もひび割れています。このままでは倒壊の危険ありと判断されて取り壊されるのも時間の問題でしょう。一日に下り三本、上り四本の列車しか停まらない閑散無人駅です。再び駅舎が建てられる可能性はないでしょう。長年の風雪に耐えたこの駅舎が、せめて惨めな最期を迎えることだけはないよう願います。

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